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試作品 ドリーマーズアゲインよ、永遠に 手探りでお届けする駄作 (15/5)

 如何も最近は調子が上がらずに何もせずにただ遊んでばかりのdarkvernuですな。
 まあ遊んでるだけでは結局調子を取り戻す可能性はないので取り合えずやってから徐々に一兆年の夜の執筆へと調子を戻す事にしようか。

 イワノフが指定した電子飛行機がある場所とは昨夜が田淵と野球対決をした都合良く森が囲む平野。イワノフは三人を森の中に入るように勧める。それからイワノフはその中でカズマが隠れた木蔭の下を探り、何かを押した。それは近くに居たカズマの耳に届く。すると平野の上で回転するよう直径百メートルも長く真っ二つに開いた。そしてはっしゃだいと共に電子飛行機が競り上がった。ここに電子飛行機がある事に驚くのはカズマと昨夜。田淵は重要な事を告げずにイワノフだけにそれを知らせた事には少しだけ怒りを覚えてこんな会話が繰り広げられる。
「あのコスプレ男はこんな所で野球をやらせたという訳か。一歩間違えて電子飛行機に打球がぶつかったらどう責任取るのだ!」
「それが田淵の悪意なのよ、エターニティ。あの悪魔に良心を求める何て新羅人に嘘を吐かせない教育をするのと同じくらい無駄な作業よ」
「さらりと日本人の大嫌いな新羅人の悪口を言ったな、ヴァイオレンスクイーン」
「いや、お前達ロシア人も嫌いなんだが!」
「傷付くなあ」
「兎に角、あの田淵に感謝する事としたら『破壊の宴』の家臣の内の一人を倒してくれた事かな」
「果たしてそうでしょうか?」
 だが、その中である疑問が付き付けられる。フレイラ、イーク、そしてフリーズは完全に倒されていないという可能性。昨夜はあの三人の内の二人と実際に戦闘して何かを感じ取る。異形の姿に何処か張りぼてを着込んだような印象を持つように。その昨夜の疑問に答えるのはイワノフその者。彼もあの三人が倒された可能性に疑問を持ち、こんな仮説を立てる。
「ひょっとしてあの姿は奴等の望んだ幻影ではない、かと?」
「幻影、ねえ。それはテレビゲームをやったから出た仮説?」
「それは秘密だ。只、君達の話を少しだけ想像すると奴らが生物に擬態するように聞こえるがな」
「何故それを知ってる?」
「もしかしてロシアは何かとんでもない事を隠しているのか?」
「それを知る為にも田淵が示したインダス文明が眠る地に飛び立つんだろう?」
 四大文明の中で最も謎が眠るインダス文明。未来から過去へと誘わせる超技術を誇る文明。そこへ向けて四人はもう一つの電子飛行機を起動させる。其方の場合はインドネシアのそれとは違って入念に整備が施されており、飛び立つのに何ら支障はない。更にはこの電子飛行機は自由飛行を可能にし、電子レールに縛られる必要はない。しかもパイロットはイワノフ。彼は陸戦のみならず空戦も可能な限りの技術を有しており、自由飛行を熟すのは朝飯前。依って副操縦士として乙史が席に就くだけで十分に安全飛行は可能。イワノフは発信の合図を送る。
「天候はやや曇り、ところにより雨か雷の可能性は考えられる」
「でも雲は黒ずんでいないが」
「あくまで可能性だ、灰原氏」
「要するに少しでも危険を想定したいのね、臆病者」
「……」
「じゃあ行こうか、昨夜の求めるアグネアの矢を」
 アグネアの矢とはインダス文明を滅ぼした光。酷似する物として核兵器が挙げられる本来存在する筈のない兵器。カズマが言うアグネアの矢とは睦海が隠していた昨夜が本気を出す為の力。あれは冷凍された『上質な血の入った腕』と呼ばれ、ヴァイオレンスが一度その血を飲むと眠っていた力を思うがままに振る舞えるとカズマは想像する。しかも神の子の力なのだからそれは核兵器にも匹敵し、十分にもアグネアの矢の代替品として存在感を発揮する。
 だが、カズマは田淵の言葉が反芻する--奴と相手をする時は必ず俺は本気を出さないと勝つのが難しい--という言葉を。『破壊の宴』がもしもその言葉の額面通りならばアグネアの矢を手にしたとしても止められるだろうか。想像の段階でカズマは一種の不安に駆られる。
 昨夜との別れは刻一刻と迫るのを……


 では更に続きと行こうか。

 電子飛行機にて地図にも載らない森の中に入る電子飛行機。其処で待ち受けるのは原住民による容赦のない弓矢による波状攻撃。余所者の存在が自分達の住処を奪う物だと判断する原住民の恐怖は理解出来る心。けれどもそれをぶつけられる方も恐怖を感じずにはいられない。カズマと乙史は機内にあるアサルトライフルと十分な弾丸を備えたまま、慎重に機外へと出るなり、弓を構える屈強な男達に向けて文明の利器による攻撃を仕掛ける。彼らはアサルトライフルの前に一人、二人……そして八人程屍に成ってゆくのを感じ取るなり、敗走してゆく。カズマと乙史はそれぞれ左肩に掠り傷、右太腿に浅い傷を負った。その姿を見て一旦、戦闘を辞めて会話に入る一行。
「ク、どれだけ発展しようとも矢を躱すのは難しい」
「フウ、毒が塗られていないだろうねえ?」
「何なら消毒しておく?」
「まさか直接毒を吸い取るのじゃないだろうねえ、フラウ夢叶?」
「御免ね、餌以外は血を吸わないの」
「死んだ人間の血は、吸わないのか?」
「死人はヴァイオレンスにとって有害なの。ヴァンパイア映画を見れば大体わかるでしょ?」
「成程、良い餌は生きた餌だけか。ベトコンを目の当たりにした鬼畜米兵は逆の事を言ったのに」
「それも映画の話よ。本来ならばそんな事言ってないよ」
「成程、では焼いた人間の血は如何だ?」
「牛と豚、それに鶏と一緒にしないで。それに焼肉というのはフランス人が言うに肉を不味くする調理法でしょ?」
「ヴァイオレンスの食生活にも工夫があるのだな、昨夜」
「当然よ、エターニティ」
 毒の可能性を考慮して応急処置で済まされたカズマと乙史。それから暗闇の森を探索してゆく四人。当然、原住民はゲリラ戦略で四人に奇襲を掛ける。
 だが、相手はカズマや乙史だけじゃない。祖国のサイボーグ技術に依り、矢の通らない鋼の肉体と成ったイワノフも居れば脳や心臓のある場所を貫かれても戦闘続行が出来る昨夜。しかもイワノフは内蔵兵器として右手にアイアンブレード、左手にレーザーガンを備える。アイアンブレード一つをとっても硬度は通常の日本刀を遥かに上回る殺傷力、レーザーガンに至ってはアサルトライフルの数倍の速度を有する。威力に至っては数百倍にも上る。被弾すれば掠り当たりでも焼かれる事必死。昨夜に至っては自分の半身でもある刀で斬撃力も硬度も数千倍に高める事は朝飯前。自身の血を使って衝撃波を放つ事で狙撃する事も容易。彼らが居ればたかが原住民の奇襲からの恐怖はある程度緩和される。
 そうして北へ北へと進む四人。そして木の根で覆われた石舞台を発見。木の根を払うとそこに日本語で傷を入れられた箇所を見付ける。それは長い年月を掛けて風化するも--力ココニ??り? ?笠??--ある程度は読める模様。最後の名前だけはは明白ではない物の、カズマはそれを読んで次のように断言。
「これは睦海が傷を入れたに違いない!」
「でも二文字目が笠であってそれ以外がわからないとフラウ折笠である可能性は薄い!」
「でも田淵は嘘を吐かない。こうゆう場合に限って田淵が嘘を吐く筈がない!」
「そんなのは別に問題じゃない。問題なのは誰であれ、文明の利器に傷を付けたせいで価値を下げた事にあるでしょうね」
「人類の文明がこう成ってしまった時代に今更価値を求めて何の意味がある、イワノフ!」
「全く困った人だね、君は」
「睦海の可能性を少しでも信じる時だ。俺はあいつが残して来た物を信じて目的を探して来た。そしてようやく俺は目的を見付けようとする。ここまで来て目的を否定される訳にはゆかない!」
「目的ですか、全く君という男はつくづく日本人に成れない臆病者だね」
「何だと、ロシア人。お前にだけはカズマを--」
「好きなだけ言わせてやれ、乙史」
「で、でもカズマ。この男は--」
「今は争っている場合ではない。ここに睦海が付けたメッセージがある。ならばやるべき事はどうやってこの中に入るか、だろう?」
「只の石舞台じゃないの?」
「それでも何かの装置を探さずにいられないだろう?」
「わかった、カズマを信じよう」
「フ、日本人に成ろうという日本被れ共は如何してここまでお人好しなのか?」
「フン、ロシア人はそこまで臆病なのか?」
「言ってくれるねえ。ナチスドイツは散々、我々に痛い目に遭ったというのにまだ懲りないか--」
「だからここで争っている場合じゃない。今は睦海が残したメッセージを頼りにアグネアの矢を手にする鍵を、ロゼッタストーンを見付けるのが先だ」
「ロゼッタストーンかあ」
 それは原住民によるゲリラ攻撃を含めて一週間も掛ける。それまでに彼らは食糧源として仕方なく周辺に潜む集落を襲撃して奇襲の芽を断ち、コルテスやピサロと同じ事を繰り広げてゆく。睦海が残したメッセージを信じて少しでも作業に集中する為に。例えこの時代で蛮行を繰り広げようとも事を為さねば成らない。良心と葛藤しながらも彼らは一週間も作業に耐え、そして発見する。
 それは皮肉にも文字の下側に爪で引っ掻くだけ。すると文字の情報より巨大な意思がせり上がり、中央が縦一文字に正方形にして半径一メートルも開くという呆気ない物だった。これには一週間という無駄な作業による疲れと原住民を虐殺した罪悪感だけが四人に襲い掛かる。特にカズマと乙史にとっては深刻極まりない。
「なあ、カズマ」
「ああ、罪滅ぼしは睦海の残した物を見付けた後に考えよう」
「ああ、私達は己の罪深い血に何時までもとらわれた魂なのかも知れない」
「だからそうゆうのは全てが終わってから清算しよう。今は進むしか道はない」
 中にイワノフと昨夜が先に入る。それからカズマ、そして乙史は入ってゆく……全員が入るとその扉は彼らを逃がさんと閉じていき、元の地中深くへと潜るとはこの時気付く人間は一人として居ない。


 という訳で『ドリーマーズアゲインよ、永遠に』をお届けしました。表現の少ない場合は初期の山田悠介式にランニング状態で止まったり、王様ゲームのあいつみたいに下手糞な文章や致命的な誤字を勢いだけで誤魔化したり、更に酷い文章を書いた恋空(れんくう)みたいにメンヘラっぽく話を逸らしたりして何とかしてる感じはするな。因みに自分は山田悠介までは実力は認めるけど金沢とかそれ以下は最早尊敬すらしないし、大いに馬鹿にするけどな。あ、序に村上春樹とか田中芳樹等は思想面では文句言うけど文学者としては高い位置に居ると考えてそこに関しては大いに尊敬する価値はあるとして認めてるけどな。

 西村京太郎にせよ、赤川次郎にせよ馬鹿にすべきは思想面とか前提を誤った考えであって小説の技術に関しては学ぶべきところはあるとは思う。最も自分の場合、小説の技術を磨く場合はまず普通の小説は絶対に目を通さずにSF小説や海外小説でもやはり童話を積極的に取り入れる事を第一にする。しかも海外小説の場合は翻訳者の翻訳に依って色々と解釈が変わる場合があるからな。しかも下手な翻訳だと名作も駄作に変わる場合があるしな。酷いのは岩波文庫だろうな。どんなに保守的な文庫もあの出版社が担当すると一気にアサヒった内容に成るからな。おっと技術習得の話から大きく話が逸れてしまったな(省)。
 という訳で今回はここまで。まだまだエンジンに火が掛からないぞ。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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