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一兆年の夜 第七十七話 赤松は何故足利に反旗を翻せたか(結)

 夕食を済ませたる僕は早速九の日の目の話を尋ねるる。恐らくこれこそが僕が知りたいバッファ五郎さんがあんな行動に出たる事が詰まってある。果たしるてそれを語ってくれるるのか? それとも語らるずに胸に仕舞うるのか? 前者なるらば僕の中での一般生命の常識は徐々に銀河連合に近付きつつるある事を証明してしまうる結果に。後者なるらば情報収集家としるて推測して答えを導き出するしか道は無く成るる。出来れるば後者であっるて欲しるい。バッファ五郎さんの一般生命としての常識を信じるるならば後者であってくれるたら……それは希みる望みる過ぎるるか。
「とうとうおおおうここまで来たかあああえ。最近いいいえの若造を見直したく成るなああえ。寧ろあああう最近のわしら老者共がなっ裂けなく成ったかああえ。どのおおおえ道、お前さんの本気には褒めてやらないとわしの子の気持ちを理解出来ないぞおおい」
 --有難きる御言葉を感謝しまする。では早速最後の九の日の目の戦いをお願いしまする。
「九の日の目うううえでは五戦も繰り広げられたえええお。正おおおうにこの日に決着する思いでわしらは戦い続けたあああう」
 --この日の為にる? では簡単にどんな戦いだっるたのでしょうるか?
「第一戦目えええいが拠点型の中に入る為の戦い。銀河連合は次から次へと増殖するから強行突破する為にわしら菅原分隊を始めとした主力分隊は全部で二小隊で百六名程突入したあああい。幸いいいいう、突入に招待に於ける死者は一名も出さなかった。けれどもわしらの為に死んだ軍者の数は聞いた話によると三百名にも上ると聞いて胸が張り裂けそうな思いがしたのは旧の日の目で三回もあったあああが。これがその一回目じゃああい。第二戦目えええうは再び最強の百獣型との戦い。しかも前の時とは状況が異なる故に分隊長サル飛は策を練るのに苦労したなあああお。其処でやるのは奇策の一つである分隊長自ら百獣型に肉弾戦で挑んで百獣型が止めの攻撃を仕掛けると同時にわしが突撃を敢行して分隊長は上手く躱すうううお。そんな感じの戦いじゃったあああえ。まあ詳細は後で説明するから待ってろよおおう。第三戦目えええいが再び指揮官型との戦い。この戦いであいつが死んでしまったああい。状況が状況だけにあの指揮官型を相手にするのはわしら分隊だけだったああう。これで胸が張り裂けそうに成ったのは二つ目じゃったああい。第四戦目がわし自らで心臓型に特攻して命を捨ててでも突進して見事に数十の年越しに烈闘様の仇を討ち果たして嬉しかったあああい。じゃあああが、第五戦目でわしは……わしはああああい!」
 --わかりましたる。では第一戦目である突入戦に於けるる話をお願いしまする。
「突入戦んんんおでは柊司令自らが前線に出てわしら主力二小隊分を送り届ける為にわざわざ指揮官型に挑んで果ててしまったああい。如何してええええおそんなに死に急ぐのかとわしらは思ったなあああぞ。一兆年の神々いいいいえは如何して柊司令のような方にそんな運命を急がせるのか、本当に気紛れで気紛れで憎たらしいいいいお。しかもおおおぞその戦いでは突入した二小隊の全員に掠り傷から重傷まで何かしら今後に影響する傷が出来上がったからなああお。特にイノ出相の傷は深く、後ろ左足はもう死んだも同然じゃったああい」
 --ひょっとしるて第三戦目は……いえ、順序が大事でするね。続いるては第二戦目の話をお願いしまする。
「有無ううん、第二戦目である最強の百獣型は二分隊ほど挑んで合計十四名が命を落としたのじゃああい。けれどもおおう、彼らは只喰われた訳じゃない。ちゃんと百獣型の右前足を死に体にしたんじゃああい。お蔭でわしらは少し楽に成ったああい。それでもうううお三本足の百獣型は三本足に相応しい戦いを行い、大いにわしらに傷を与えて来たんじゃああい。だからあああいこそサル飛は一旦、わしらを後退させるように命じたんじゃああい。今のおおおあままでは前の二分隊と同じように倒されるとみてのおおおう。そしてええい、サル飛はある奇策を用いた。それがサル飛自身が最強の百獣型に挑んで防戦しながらも僅かな隙を見付けたら一気にわしがサル飛目掛けて突進するという策じゃあああい。お蔭でええい、百獣型はわし自慢の鋭い角で失明したああい。後おおおうは目を瞑って三方向から一斉攻撃して倒した訳じゃああい。これでもおおおて辛勝じゃああい。現んんんおにまたイノ出相は後ろ右足を噛み千切られて骨を見せる程まで傷を受けたんじゃああい」
 --そ、それは胃の中の食べ物を吐き出したくる成るる話でするね。食後で良かっるた。
「そこでええいイノ出相はある散文体に運ばれる形でわしらと別れてしまったああい。何故ならあああえイノ出相は死ぬ覚悟はあってもそれ以上の生きる覚悟があった空のおおう。当然んんあ、分隊長サル飛は許可を出してイノ出相を他の分隊と合流させて生存率を少しでも高めるようにお願いもしたなああい。お蔭えええいでイノ出相は拠点型との戦いで唯一の生存者の一名と成ったのじゃああい」
 --え、イノ出相が第三戦目で死んだる仲間じゃなるい。というよりも如何しるてイノ出相はそこまで生きたかっるたのでするか?
「奴ううういはたった一名の息子じゃったああい。しかもおおうイノ出相が死ねば、ゲネス猪族における近藤家は断絶してしまう。それだけでなく、死んだお袋さんから散々ゲネス猪族の近藤家を存続させるように言われたらしいあ。じゃからあ奴は死んだお袋さんの遺言に従って死ぬ覚悟以上の生きる覚悟を以て戦線を離脱する事に成ったのじゃああい」
 --成程、そんな事情があったのでするね。
「全てえええいの軍者が必ずしも戦場で死ぬ事を望んでいないいいお。わしいいいあみたいに本当は死ぬべきだった生命も居れば戦場こそ自らの最後に相応しいという戦士気質の軍者だって居る。後は戦場で功績を挙げて故郷に恩返ししたい軍者も居れば戦いが終わったら帰る場所で待つ恋者と婚約を果たそうとする甘ったれな軍者も居るうううい。軍者ああああうとは誰もが死ぬ覚悟で臨んでいる訳じゃないいいいが」
 --というる事は分隊はもうバッファ五郎さんとサル飛、そしてソウスランベだけに成りまするね。
二名共おおう拠点型の中で死んでしまったああい!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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