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一兆年の夜 第七十七話 赤松は何故足利に反旗を翻せたか(集)

 --ではそろそろ第三戦目であるる百獣型二体と医者型一体との戦いるをお願いしまする。
「有無うううん、この戦いは正にドウワン分隊の半分である四名が身を以って医者型を倒さなければ屍と成っていたのは確実にわしらの方じゃったああい。こうして村長を務められるのもこの戦いでドウワン分隊の半数が命を懸けたお陰もあるううい」
 --それ程までに医者型は大変厄介な相手だっるたのでするね。
「厄介ううういなんて言葉ではない。手癖、この場合は足癖かああえ? どっちえええいでも良いが、兎に角としても医者型はかなり攻撃が速い。しかも肉眼では捉え切れない程の速さで繰り出すのでわしらは間合いを読んで隙を窺うしかないのじゃああえ。まさか指揮官型と素早さで対等に渡り合える銀河連合が他にも居たとはのううううん。しかもあ奴は百獣型を越える技量を持つのじゃから下手すると百獣型を越えているかも知れないぞおおう。奴ううういをほったらかしにして百獣型を一体倒してゆくもあの医者型は何と信じられない速度で倒した筈の百獣型を蘇生させるという命を何とも思わない行為を平然とやってのけるううお。あいつおおおうが居ては銀河連合は完全に倒せないと踏んだわしらは医者型に狙いを集中するもやはりあの素早さの前では近付けないいいう。そんなあああい相手を倒す為に分隊長の制止も聞かずにあの四名は懐に入り、次々に切り刻まれて想念の海に旅立つ文体が作り上げた隙を見付けてわしとソウスランベ、イノ出相は三位一体攻撃を決める事が出来たのじゃああお。その後の百獣型二体も確かにきつい相手で傷を受けた生命の中にはわしの名前もある程の相手じゃったああい。それええいでも医者型が倒れた今では各個撃破で何とかなるもんじゃああて。そうしてえええい激戦を抜けたわしらは死んでいった十二名と他の場所で戦い、命を落としていった数十名の命を背負って先へ進もうとしたんじゃああお」
 --そうでするか。医者型は戦いるに於いても名医に相応しるい速度と技術を持っているたのか。あ、第四戦目の話に進むる前に銀河連合について整理しるて良いでするか?
「別ううういに構わないが、夕食の時間までに済ませるのじゃあああい」
 --わかりましるた。えっと現時点で銀河連合の一般的な住処である拠点型と滅多に見掛けなるい森型を越える銀河連合の大樹型。それからこれも同じくる現時点で単体戦闘能力が最も高るい汎用性の高い特殊な形をした指揮官型。肉弾戦の専門家である獅子型に似るて異なるる百獣型。僕達生命の調子を狂わせるる事に長けるた奇怪な攻撃方法を持つる参謀型。神様に最も近い医者程、その速度と技術は他の追随を許さなるいのと同じようるに医者型も只銀河連合を治する技術を先頭に応用出来るそうだる。それから様々な種類を混ぜ合わせるる混合型。蝶族を始るめとして目に見えるる種族の目では捉えるのが難しいる程微少な大きさの真正細菌型。たまに存在する水や氷といっるた物に成れるる環境適応型。最後は僕達生命の身体を乗っ取っるて同士討ちを狙うる液状型。これで纏め終わりましたる。
「ではあああえそろそろ第四戦目の話をするぞおおう」
 --わかりましたる。ではえっと本当は先に行っるて心臓型を倒したかったのでしょうる。結局、日が暮れるた事を受けるて引き返したんでするね。
「真相ううういは違うのじゃが、ここではそうじゃ」
 --真相は? あ、その前に第四戦目の話を先にお願いしまする。順序は大切でするので。
「わかってええうきたなあ。その通りじゃああえ。ではああえ、その話をするとしようかああえ。そうじゃなああああい、先ずは突然の撤退命令。幾ら何でも早すぎると感じるわしらえええお。だが、ここが拠点型だとしたら時間の感覚が多少はずれてもおかしくはないと思ったのじゃああい。そう考えてわしら菅原分隊とドウワン分隊の連合は撤退を開始えええい。それえええいを阻むと思ってやはり銀河連合は一斉に奇襲を掛けるうううあ。そのおおあ数は千、いや万ああああい。どうううい考えても多勢に無勢じゃああて。だからえええいこそわしらは必死で逃げる事だけを考えた。逃げて逃げて逃げていくのじゃが、あいつらは組み付いたら中々離れないいいう。離れないと成ればある一つの恐ろしい考えが浮かぶのじゃああえ」
 --そうるか、液状型銀河連合に依るる乗っ取るりが厄介でするね。
「その通りじゃああい。じゃからわしらは肉体の限界を超えてでも拠点型の脱出を図る為に出来る限り厄介な奴には攻撃をしては逃げて攻撃をしては逃げての繰り返しをしたのじゃああよ。少しでも乗っ取りから逃れる為には仕方のない方法じゃああえ。じゃああいがその方法を受け入れない生命が居たのじゃああい。それがわしら分隊の紅一点であるモグリムじゃああえ。あやつうううがは地中を潜れる土竜族の利点を活かしてわしらの為に尽力。ところがそんな方法を万を越える銀河連合は知らない訳がないいいお。早速倍の土竜型がモグリムを取り囲んでしまったああい。そしてあ奴はもう……ウウウ、わしらはあ奴のお蔭でいち早く拠点型から脱出する事が出来たのじゃああえ。感謝してもしきれないのじゃああえ」
 --それで二名でするか。最年少のスズ義と紅一点のモグリム。確かにこれは掛け替えのない命でするね。分隊の中でも空を飛べる貴重な軍者と地面を潜れるる貴重な軍者を一気に失うるのは心に響きまするね。
「そうえええおじゃな。スズ義は将来芽の出る軍者であり、モグリムは雄臭いわしら分隊の中の中和剤あああい。そんなあああえ二名が八の日の目に想念の海に旅立つのじゃから心に出来た穴は拠点型から出ても塞がる筈がないのじゃああい。わしらあああいは悲しくて悲しくて目から溢れんばかりの涙が流れてのおおう。しかもおおおぞわしらの分隊とドウワンの分隊で脱出戦をしたのにそのドウワンの分隊は脱出戦の際に捕まって二度とあそこから出て来れなくなったのじゃああい
 --四名を失っるたドウワン分隊がその脱出戦で残るり四名も全員想念の海に? それは確かに心に響いるて仕方ありませるん。
「おっとえええい、悲嘆にくれる場合じゃないいいん。今ううういは外に出た後に待っている事じゃったなああい。実ううういはまだお日様が月と交代する前の時間帯じゃええい。如何してえええう撤退命令が出たのかああい。実うううあは柊司令が睡眠不足で眠っている僅か一の分の間に一兆年の神々からの報せを受けて撤退命令を出したそうじゃああえ。司令おおおあに依ると撤退しないと全滅していたってなああい。全くうううお一兆年の神々はわしだけじゃなくて柊司令にまで報せを届けるとは一体何が起こってるのじゃろうかあああが!」
 --それは不思議な話でするね。天同家の仙者でないると一兆年の神々の御言葉を聞くる事は出来ないる筈なのに如何してバッファ五郎さんだけじゃなく、司令官にもそれが聞くる事が出来るたのかを。
「そのあああお話をする前にそろそろ夕食の時間じゃああい」

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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