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一兆年の夜 第七十七話 赤松は何故足利に反旗を翻せたか(質)

 --では最初から話して下さいる。鳳凰堂山から拠点型までの話を。
「物事おおうには順序があええる。最初はあああうわしが軍者として各地で実績を認められて当時の新天神武軍の最高司令官である防衛大臣殿の命により、わしは渡りたくもないこんな場所まで遥々やって来たああう」
 --渡りたくもないる? ひょっとして菅原地方に良い印象を持っておられなかったる?
「話いいいいうの腰を折るのは宜しくないが、理由を述べないと先に進まないのが話の良くない所じゃなああい。そおおうの通り。わしは昔から故郷より遥かに離れた場所で活動するのがとても好きじゃないあああ。慣れえええい親しんだ所へ送らされるのは昔から好きじゃなあああえい。なあああうのに少しでも足利きだと直ぐ上の生命はわしを遠くまで送り出すから何時も再三に亘って訴えるよ、わしはああお」
 --そうでするか、だからこそ何時でも故郷に帰られるるようにこんな住みるにくい所で暮らすのでるすね。では話を戻しるて活きたくもないテオディダクトス大陸の向こう側にある大陸藤原の最北端に位置する菅原地方に赴任しるたバッファ五郎さんはその後に多くの戦友と深い絆で結ばれてゆくのでするね。
「勝手えええいな想像は止めんか。其れに質問内容が長いわああう。もおおおおあっと短く鮮かああい!」
 --申し訳ありませるん。僕の良く無い癖でしるて。
「まああああういい。それよりも赴任時の感想じゃああな。それは気分が良くない。少しいいいあ時間が経って書類の都合良く無さで戻されるのを何度も願ったな。それくらいに故郷より遠くへの赴任は大変好かんのじゃああい。あの当時ハアアな」
 --当時はる? 今の感想は最後の辺りに聞くとしましてる当時二十六だったバッファ五郎さんは赴任先で最初に出会われるたのは誰と誰でしょうるか?
「齢いいいいう二十六にして五の月と六日目だったわしは堪らなくて堪らなくて仕方なかったあああえ。そこおおおうに同じ年齢で確か齢二十六にして四の月と十八日目に成るテレス牛族のソウスランベ・ブルホルと齢二十六にして七の月に成ったばかりのゲネス牛族の近藤イノ出相であいが馴れ馴れしくわしを友達の如く話し掛けて来たああ。奴らは互いに初めて出会う軍者仲間。勿論んんう、一名たりとも傭兵出身者は居ないいいいあ。堪らああああえなく鬱陶しく、そして堪らなく恋しい出会いじゃったああう」
 --済みませるんが雄同士の恋の話は止めるて下さるい。もう直ぐる昼食の時間が迫るる時に食欲を無くしたるりしたるら健康に良くなるい影響を及ぼするので。
「わしだあああうってそんな類の話は好きじゃない。じゃが決してそんな疚しい関係では断じてないいいいう!」
 --それなら良いでする。僕は雄同士だとか雌同士の話で興奮する生命の気が知れなくて困ってるんでするよ。きっと銀河連合みたいるな事を考えるんじゃないかって思えるて。
「話のおおう続きじゃなあああう。うーん、えっとおおう、ええええいっと……おおおう、他にえええあは三名程知ってる名前も居たなあああえ。確かあああう齢三十一にして十一の月と十一日目に成るわしらの分隊の隊長を務めた菅原猿族の菅原サルとびという分隊一の策士と齢十八にして十八日目に成る最年少であり、ティスノス雀族の下霧スズよしに最後は分隊の紅一点で齢二十三にして三十日目に成る武内土竜族のモグリムじゃったなあああお。それえええいら五名はわしにとって掛け替えのない存在として今でも記憶しておるのじゃえええう」
 --そうでするか、ソウスランベ、イノ出相、サル飛、スズ義、そしてモグリム。ではお聞きしてなんでしょうるが、五名の内誰か今も生きてる生命は居られるのでしょうるか?
「みいいいいうんな死んじまった。まあこれから話すから待てええう」

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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