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試作品 ドリーマーズアゲインよ、永遠に 手探りでお届けする駄作 (8/5)

 どうもdarkvernuです。
 今回は格付けの旅をやる前にやっとこうかなあ、と思ったんDA。

 二人の前に現れた進化蟻は『破壊の宴』。良く見ると他の進化蟻と比べて目の部分が赤く変色する。幾ら進化したからとしても蟻の目の構造上赤く変色する事は有り得ない。故にそれが『破壊の宴』を証明する事に。そんなアドヴァンスドアントに化けた『破壊の宴』に対して昨夜は間合いに踏み込んで最速の居合斬りを敢行……ところが踏み込む足をずらすように宴は踏み込んで昨夜を後方に転がした!
「あ、御免ね。僕はついつい遊びを試したく成る性分でね」
「あの昨夜に技を掛けた!」
「馬鹿な。あれは音速で踏み込んだのに……噂に違わぬ戦闘力をお持ちね!」
 尚も踏み込むも寸前で踏み込む足を占領され、五度も転ばされる昨夜。これにはカズマも心の中で恐怖が染み渡り始める。そんなカズマの姿を見てアルターエゴは案内を始めた。
「ひょっとして……そうか!」
 昨夜が宴に挑む理由。それは闇雲に宴を倒す為ではない。カズマをある場所まで案内させる時間稼ぎをする為だった。それに気付かない宴ではない。けれども昨夜は徐々に速度と精度を上げてゆき、宴を絡め取り始める。
「しつこいのは嫌われるよ、君」
「お前に言われたくない。それにお前の動きはようやく見切った」
「口だけは達者だね!」
「それはお前もよ!」
 宴は速度を読み、踏み出す位置を見極めて前に出るも残像を転ばせるかのようにない感触に惑わされる。その隙を突き、最速まで加速する昨夜。終われば呆気ない決着!
 さて、昨夜と宴の戦いが幕を閉じる間にアルターエゴに案内されたカズマ。案内されたのは『タイムゲート』と呼ばれた卵状のカプセル。二メートルのビルダー二人分が入るスペースのこのカプセルにはホロタッチパネル機能を搭載。スイッチは内側から触るだけで起動。スイッチを切る時は触った箇所とは反対側の部分に触るだけで良い。スイッチのシンプルな構造でありながらもホログラフに映し出される項目は大いに複雑。その為、アルターエゴ自ら解説をしないと簡単な操作さえも身に付けるのは難しい。
 さて、説明は次のように成る。


 では一旦一休みしてから次に行きましょうか。

 『タイムゲート』は要約すると次の通りに成る。
 先ず、皇暦設定。これは純粋な日本人である折笠睦海が西暦を使った時間設定を好まない為に古事記より使われしこの暦を採用。しかも内蔵時計が組み込まれており、それはこの装置を使わない年数が長くても特殊な衛生装置を使って時間のずれを緩和する。これに依り、微妙な時間の調整も可能にした。
 次に搭乗者保護装置。カプセルの形をするのは全て光速を越えて無理矢理過去へと飛ばすが為。そこでは搭乗者達の肉体を保護する必要に迫られる。其れで出来上がるのが特殊な素材で出来たカプセル装置。その素材を全て摩耗して搭乗者の生前の肉体を再構築する。但し、再構築する為に安全性は保障されない。
 最後にこの装置の主旨。それは現在を含めてあらゆる時間帯を削り取って削り取られていない新しい時代の現在位置まで搭乗者を飛ばす為。それは何なのか? 如何ゆう意味なのかを説明すると折笠睦海は光速を研究する内に宇宙の膨張の謎の一端を知った。それは太陽系より外の銀河群は過去或は並行世界の太陽系である可能性を強めてゆく。そしてダークマターの正体は未来或はもう一つの並行世界の太陽系である可能性を強める。そこで彼女はありとあらゆる思考実験も行う。そしてそれを纏めた全十二編にも成る論文を書き上げ、著名な理論物理学の権威達に叩き付ける。そして著名な彼らの助言と批判を得て確信に至り、これを基に『タイムゲート』を完成させた。
 以上の三つを聞かされたカズマは昨夜を中に入れつつもアルターエゴに次のような質問をぶつける。
「じゃあ削り取った銀河は如何成るんだ?」
『時間が経てば新たに作り直される。しかも同じ運命を進むも良し、変えるも良しって主が言ってました』
「全く睦海はとんでもない装置を開発したね」
「全くですね」その声に昨夜は驚かずにいられない。「『ロストブレインシンドローム』のみならず、時間まで削り取りますか」
 彼らの前に姿を現すは倒された筈の『破壊の宴』と呼ばれし赤い瞳を持つアドヴァンスドアント。昨夜は次のように語る。
「そんな。お前は微塵切りにした筈よ!」
「僕は破壊だよ。破壊を司る僕が君程度の破壊で倒されるのはちと都合が良過ぎるんじゃないかなあ?」
「こう成ったら--」
『待って、昨夜。ここは私が何とかしてあげる!』
 アルターエゴは私設に残る迎撃機能を以て宴を攻撃。だが、宴の赤い瞳が全長二メートルまで広がる時……それらは上両腕から放たれし赤き厄災の焔に焼かれてタイムゲートを除いた全機能完全停止!
「ああ、睦美の生き写しが一瞬で!」
「やっぱり遊んでいたの!」
「そりゃあそうでしょ。僕が本気を出したら君達は一瞬だよ。出さないのは君の言う通り遊びでしか過ぎない。それよりもその装置を起動させてくれよ」
 明らかに挑発。それでも生き残る為にはそれ以外の選択肢は見つからず。カズマが装置を起動させる前に昨夜はある事を告げる。
「ねえ、カズマ」
「何だ、いきなり!」
「まだ『ロストブレインシンドローム』が起こる寸前の時代まで跳んでくれない?」
「一体何時……何?」昨夜はカズマの右耳に囁く。「わかった、その時代にしよう」
「時間がない。僕だって我慢する程、大人しくないんだけどね。さあ、さっさと使ってくれない?」
「ああ、使ってやるとも!」
 カズマは右拳でENTERを強く押した!
 するとカプセルより外で次々と空間崩壊が発生。それはまるで安物の硝子窓を鉄パイプで割ったり或は高価なガラス窓を更に強力なクレーンハンマーで叩き割るように激しく、そして加速するように!
「この程度の……何、これはまさか!」宴は開発者の中にもう一つの何かを読み取った。「折笠睦海はこれを開発する為にあのカルバニストと協力し--」
 やがて宴さえも硝子で割れたように消滅させ、宇宙は約一万年以上も縮小した……
 激しい縮小の最中でカプセル内では何が起こるのか? カズマと昨夜は溶けだした素材から噴出する光を浴びて粒子に変換。やがて二人分用意された衣に掛けられて激しい縮小の中で生き延びる。それから約一万年以上も縮小して平穏に収まった宇宙にて放出される。やがて指定された場所へ向かうように二つの衣は約一万年前の太陽系第三惑星地球に流れ着き、大きくずれるようにインドネシアにあるジャカルタの東にあるハリム・ペルダナクスマ国際空港跡の表口に到着し、衣を剥がす過程で肉体を再構築されて降り立つ。
「ウ、ウウウウ」カズマは右手で自らのおでこを掴み、生身であるかを確認する。「生きてるんだな、俺達は!」
「うん、生きてるかもね」一方の昨夜は場所が大きくずれている事に気付く。「空港? 議事堂の地下に居た筈の私達なのに?」
 このずれは僅かなのか、あるいは大きいのか? それは誰にもわからない。わかるとしたら運命の神様は新たな出会いを提供する。そう、目の前に全長五メートルにも成る金色の友愛を象徴する九尾の狐が聳え立つ!
「あ、あれは何だあああ!」
 カズマは尻餅をつき、恐怖の形相を見せる。一方の昨夜は目を赤く染める。
「あら、こんな時代にも生きてるんだ。えっと『友愛のフレイラ』?」
「覚えてくれて光栄だね、ヴァイオレンスクイーン……夢叶昨夜」
 悍ましい姿をした『友愛のフレイラ』……奴の目的は一体!


 という訳で『ドリーマーズアゲインよ、永遠に』をお届けしました。しかし色々書き直さないといけない箇所が多いなあ。其れでもやるしかないんだよなあ。因みにバトルの方は商業用でお送りしますのでこちらでは展開を一つ飛ばした状態で自戒をお届けします。申し訳ありません。

 それじゃあ今回はここまで。少し時間を於いてから格付けやHPの奴やるから宜しくね。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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