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試作品 ドリーマーズアゲインよ、永遠に 手探りでお届けする駄作 (7/5)

 如何も流石に現総理逮捕の偽報道をしでかした阿呆は洒落に成らない事をわかっててやったのか? UKでさえもそこまでふざけないぞって今回のバカッターの奴には怒りを通り越して呆れる自分darkvernuで御座います。
 では早速やって行きましょうか。

 パラオ首都マルキョク州にあるンゲルルムッドにある議事堂まで二人は三日掛けてやっと辿り着いた。その間に二人の進路を阻むのは人類が退化して地球の覇者に鞍替えしようと企む『アドヴァンスドアント』と呼ばれる巨大進化蟻の集団。カズマ自身はそれが自分達と同じサイズである事に恐怖し、更にはフィジカル面では僅かに人間を上回り、技術面では大きく人間を離す事に驚きを隠せなかった。最も人間よりも遥かにフィジカルの高い昨夜の前では巨大進化蟻も為す術はないが。
「これがヴァイオレンスの身体能力と素晴らしい剣術なのか!」
「人類とは違うの、人類とは」
「成程、フィジカルか。本来の意味に掛け合わせればどちらをとってもヴァイオレンスはあの『アドヴァンスドアント』を上回る訳か」
「そうね、でも今は説明してる場合じゃないよ」
 今は説明してる場合ではない。言葉通り、二人は睦海が発明した一つである『タイムゲート』目指して国会議事堂の中へと入る。そこにも彼らは待ち受ける。パラオだけが『アドヴァンスドアント』のコロニーを形成するのか? 否、地球は既に覇権を『アドヴァンスドアント』に譲り渡し始めた。その証拠にその蟻達は人類の残した書物を漁り、早速金庫のダイヤルを回し始める。結果は認証制の壁にぶつかり、断念する物のそれ以外では既に彼らの知能は驚くべき進化を遂げる。昨夜の圧倒的な力の前に蟻達も退散するしかない形ではあるも戦略的撤退を知る彼らの姿を見て二人は会話せずにいられない。
「ああして人類は原人から人間へと様変わりしてゆくのだね、昨夜?」
「ええ、古事記に記されたイザナギ様とイザナミ様は蛭子誕生の失敗を経て少しずつ神々を創造為さったのです」
「わかった。古事記の話に絡めさせるのは止めて先に進もう」
「御免為さい、私ったら少し自分に酔い痴れて」
 カズマと昨夜はその後も『アドヴァンスドアント』のコロニーを破壊してゆき、指定された場所へと近付く。それは最高機密の物だけが使えるパラオの核シェルター。其処も又、認証式でパスを入れるだけでは開く事も許されない半径十メートルもの円形巨大金庫扉が立ち塞がる。それを自力で開けるか如何かで二人は次のような口論と成る。
「パラオに対して何を恐れているの!」
「いいや、力付くで開けるとトラップが発動するかも知れないぞ!」
「それは先進諸国のVIP専用のシェルターにだけ適用されるよ。でもここは発展途上国のシェルター、そんな心配をする必要が何処にあるというのですか!」
「俺は睦海の考えに従い、自分の意見を主張するのだ!」
「いいえ、力で抉じ開けるべきです!」
「睦海は力を求めていない!」
「力を求めないから日本は滅んだ!」
「日本の話じゃなくてあくまで日本人の折笠睦海の話をしてるのです、昨夜!」
「ウググ……良いですか、エターニティ。仮に力を行使しないのだとしたらどうやって開けるのです?」
「俺は睦海を信じる!」
 口論に打ち勝つカズマ。彼は自らの瞳に思いを掛け、虹彩認証を試す。すると--本人確認が完了しました--というパラオ訛りの日本語に依るアナウンスが流れ、巨大金庫扉は焦る事無く開いてゆく。
「睦海はそこまでエターニティの事を?」
「……行こう、昨夜!」
 二人はドライアイスから発するような煙が充満した先へと踏み出してゆく……


 さて、まだまだ記すよう!

 二人を招待したのは意外な人物だった!
『こんにちわ、私の名前は折笠睦海。ここは初めまして、ではないね』
 それは生前の睦海の声、性格、そして姿を模した『アルターエゴ』。天才科学者はサイバー技術も一流である。しかも彼女は折笠睦海その物として活動するようにカズマと昨夜を見て瞬時に睦海の良く知る人間達だと認識し、生前の睦海のように気軽に話し掛ける。
『カズマに昨夜なのね。もしかして付き合ってるの?』
「そんな訳ないだろう、何時も俺は睦海一筋だ。ここは……初めまして」
「その言い方はないでしょ、睦海?」
『やっぱりそうなのね、がっかりだわ』
 折笠睦海であって折笠睦海ではないアルターエゴはカズマが生身の睦海を求める事を理解して落ち込む。それだけに本物と偽物の対応の違いに心を傷付ける彼女。それを踏まえてカズマはある事を尋ねる。
「なあ、その話よりも先に睦海……もしも君が睦海だとしたら如何して『ロストブレインシンドローム』を起こした?」
 アルターエゴは瞬時に次のような答えを提示。
『<破壊の宴>は自らの破壊を楽しむ為に地球の覇者の姿に成って近付くの。その為に主は自らの<ドリーマーズアゲン>を暴走させて人類の種を守る選択をしたのです。勿論、これは主の考えを何通りも予想しながら一つずつ不必要な選択肢を削除して最終的且つ妥当な導きから実りを結ぶ答えです』
「じゃ、じゃあ睦海は人類を救済する為に自らの命と引き換えに人類を退化させたというのか!」
「……」
 これには昨夜は口を開く事が出来ない。代わりにアルターエゴは昨夜に姿を変えて次のような代弁する。
『それが最愛の人を守る為だったの。しかもあの装置は既にエターニティと睦海の物しか使用出来ない状況まで追い込まれたのよ。だから睦海は最善の選択肢を選び、命懸けでエターニティの物を守り抜いたの。<破壊の宴>に依る破壊から守る為に人類の知能を犠牲にして!』
「余計な真似をしたね、アルターエゴ」
 昨夜が口を開くと睦海に姿を戻して次のような謝罪をするアルターエゴ。
『御免なさい、昨夜。私はこうするしかなかったの』
「そうか、苦しかったんだね。辛かったんだね。でも、何度だって思う事がある!」カズマは大粒の涙を流して次のように訴える。「いい加減に自分で全てを背負い込むのは止めてくれ、睦海イイイ!」
 例え触れなくともそして本人に永遠に伝わらないと知ってもカズマはホログラフの睦海を抱こうとして前のめりに転びそうに成る。彼を手助けするのは昨夜。利き手である左手で体勢を立て直させた。
「有難う、昨夜」
「どう致し……何、これは!」
 昨夜は背後に強烈な悪意を感じ取る。振り向くとそこには一匹の『アドヴァンスドアント』が第一両腕を頭と高さを合わせるようにちょうどアルファベットでWを描くような構えをしながら溜息のような何かを呟く。いや、それ以前に二人と一プログラムは次のような何かを聞いて青い表情以外が出来ない程に!
「お涙頂戴は御苦労さん……なあ」
「まさかお前は」昨夜は右手を前に突き出して刀を発現させる。「『破壊の宴』!」


 と良い所で終わらせましたな。さあ、カズマと昨夜は如何成るのでしょうか? という訳で『ドリーマーズアゲインよ、永遠に』はもう直ぐ起承転結の承が半分を超えようと差し掛かりますね。さあ、こっから如何成るのでしょうか?

 それじゃあ今度こそここまで。次回は今度こそ来週にやるぞ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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