FC2ブログ

一兆年の夜 第七十六話 道真は藤原氏に復讐する(拓)

『--九名目は二十一歳でギヌス栗鼠族で元はキュプロ栗鼠族だった
ロバルド・メデリエーコフ。メデリエーコフ家の生命らしく元々の身体能力が高く、飲み
込みも早い。何よりも洒落が上手い。ロバルトの洒落でどれだけ暇を潰せたか
わからないな。それくらいに今でも思い出すだけで悲しく成るえっと笑いが込み上げる。
 十名目は二十六歳で唯一のボルティーニ族で確かサーバル族のサーバット・フィフリヌ
という元は雄略サーバル族だった雌。他者と距離を取ってばかりで中々心を開かせて
くれない生命。良く洒落を飛ばすロバルトだけは会話に応じ、仲良くやったな。だから
ロバルトが死んだ時は誰よりもたくさん彼女は泣いた。

 十一名目と十二名目は二十二歳の双子で共にギヌス虎族で名前はそれぞれ笹久間家
のトラーダとトラーマ。白い毛並みが兄のトラーダで非常に社交的で明るい。但し、洒落
はロバルトとは正反対に氷点下に追い込む。それでも実力は確かで特に身体能力のごり
押しよりも望遠砲に依る巧みな緩急と高い精度で撃ち抜く所だろう。その為に弟の
トラーマには「引き籠り」呼ばわりされたんだな。ンで弟のトラーマは黒い毛並みで兄
とは反対に一名で居る事が多い。それでも誘われたら引き受けてくれるだけ有難い。
因みに兄とは正反対に身体能力のごり押しを得意とする。特に兄弟の連携はあの
マモパオも「勝てない」と呟く程。だからこそ彼の死は俺達の中では二番目に衝撃を
受けたな。

 十三名目は二十歳であらゆる武器を使うギヌス猿族の高猿田こうえんでん。小柄で武器なしだと
大した事はない。それでもこいつが居ないと船の安全は保障出来ない上に様々な問題の
対処も時間が掛かる。だからこれから紹介する十四名目共に縁の下の力持ち。
 十四名目は二十五歳でギヌス犬族の犬塚ラッカー巣。虎族の二名以上の速度を実現し、
銀河連合の引き付け役として十分な程の体力を持つ。但し、銀河連合を倒す分には
向かず、常に猿田と共に俺達の見えない所を支える縁の下の力持ち。だからこそ
ラッカー巣が居なければ今の俺が居ないと言える。
 最後は二十一歳でギヌス蝙蝠族のコウマット・リックディア。ビー、ワシ麻呂と共に
偵察員として活躍。夜の偵察でこれ程有難い生命も他には居ない。但し、雰囲気を壊す
のが趣味らしい。その為に任務じゃなければ近付きたくない相手である。
 以上の十五名で新天地の銀河連合を倒し、自分達の住処を取り戻してゆく。その道程
は険しい所ではない。今生き残った俺を含めて助かったのは僅か三名。ここでは最後
に紹介する地方が誕生するまでのお話。それはこの日記に記して紹介する。
 何故なら俺の頭では全体像を表現出来ない。だからこそ俺の上手くない文章でそれ
を書き綴る。良いな。
 では始めようか。先ずは--』

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR