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試作品 知らない一員

 どうもレン4が何か代表辞めたらしいなあ。まあ次の代表は前何とかかフランケンか? 出来れば亡命の準備がまだ出来てない小錦にやらせて更に迷走させてやるのも一理あるかと……代表戦に負けたらまあ亡命して下さい、そんな事を願う下衆なdarkvernuでありますぞ。
 今回は憲法違反にして国を破壊するあの法案を揶揄ったお話をするぞ。

 皆様こんにちわ。私はストーリーテラーを務める女神彰浩(めがみ あきひろ)と申します。敬語をもっと勉強しないといけない程に敬語が下手糞なこの私が始めるのは何と言ってもこのお話ですよ。
 そう、タイトルは知らない一員……

 昔々ある所にお爺さんとお婆さんが山で暮らしていました。お爺さんは六十を越えていながらも元気でたまに猪を捕まえては其れで五日も腹を足すのですから相当な体力の持ち主である。一方のお婆さんは発明の天才であり、家事を熟しながらもお爺さんが採って来た竹や針葉樹の丸太を手にすると忽ち高床式住居を作り上げる程に……いや、失礼。忽ちは大袈裟すぎるな。この場合は考案する程……これが正しい表現かも知れない。兎に角、発明を思い付く上に家事も一流なのだから先行き不安なこの状況を乗り切る優れた頭脳の持ち主。
 そんな二人だからこそ子供が居ない状況でも切磋琢磨して例え不況に喘いだり、良い案が思い付かない事があろうともぶつかり仲直りしながら二人一緒に乗り越えて来ました。
 その二人の所に口髭の濃い海人が一人、訪ねて来ました。
「何、海が不作だから山に何かを求めて?」
「そうだよ。困ってるんだ。なあ、爺さん婆さん。おらを一晩だけでも良いから泊まらして欲しいんだ!」
「困った時はお互い様じゃ」
「有難う、恩に着るぜ!」
 これが後にあのような悲劇に繋がるとは二人には思いもしないだろう。
 一晩だけ泊める事を決めた二人は海人が帰り際に猪の肉を一キロほど渡した。
「こ、こんなに?」
「そうじゃ、これで暫くは生活出来るじゃろう?」
「あ、有難うよ。と、ところでよ……もしも用が出来たらここにカミさんや子供達を連れて来て良いか?」
「勿論じゃ」
「へへ、それじゃあな」
 それから一ヶ月後……再び男は生活が困窮するのを理由にやって来た。今度は宣言通り妻と七人の子供を引き連れて!
「お願いだああ、俺達をどうか三日三晩でも泊まらせてくれ!」
「最近はクラゲの大量発生で生活に困ってるのよ。ねえ、良いでしょ?」
「わかった。ちょうど猪の肉が余っていたんじゃ。良いだろう、三日間たっぷり過ごしてくれや」
「ヘヘヘ、有難うな」
 合計九人を建てたばかりの高床式住居に泊まらせた二人。だが、お婆さんはお爺さんに相談する。
「ねえ、良いの?」
「良いじゃないか。困った時はお互い様じゃ」
「でもあの人……如何してたったの一ヶ月でここに戻って来たの?」
「疑うじゃない。困った時はお互い様じゃ」
「そう、それなら良いけど」
 ところがお祖母さんの懸念通り、四日目に帰る筈がこの後も一ヶ月も山に留まる。しかも猪や鹿を一頭も採る事無く。
「え、それは子供が五月蠅くてね」
「それに猪料理や鹿料理が大層美味しいじゃないの」
「ま、まあまだまだ余ってる事だしのう」
 そう言ってお爺さんはまだ九人を信用する。ところがそれから一週間後に事態は一変……食糧が底を尽きた!
「何、食料が尽きたから自力で採ってこいだって!
 ふざけるなよ、折角こうして提供された家を綺麗にしてあんた達の困らないように働いてるのに!」
「そんなあ、わしらはちゃんと筍、椎茸、松茸、栗、それに猪を採り、鶏をちゃんと飼育してるのに!」
「最近、あんたたちは我儘ばっかり言って」
「何だと、誰に向かって物を言ってんだ!」
「そうよ、修繕やら手伝いやらしてるのに何を気取ってるのよ。貴方達はうちらを餓死させたい訳?」
「そうだそうだ。俺達を養わせる為にもちゃっちゃと働け!」
 海人達はすっかり傲慢に成り、二人を扱き使い始めた。それだけじゃなく、少しでも二人の食事量が多いと暴力を振るい、更に自分達の量が気に入らないとお椀を投げてお婆さんの全身が腫れ上がり、骨折しても殴るけるの繰り返し。とうとう、お婆さんは働く気力も失い、お爺さんは力尽きる。
 そんな二人に対して海人が取った行動は次の通り。
「ケ、役に立たねえな。もうここに帰ってくんな。それにもう俺達の子供が大きなって自由に狩りが出来るように成った。お疲れさん、爺共」
「今までアリガトさん。もううちらはあんた達の力を借りなくとも生活出来るように成りましたので」
「ま、待ってくれ。この季節は冬じゃ。幾らあんた達の子供が健康体でもわしらの知識をなしに--」
「五月蠅いんじゃ、ここから出ていけええ!」
 とうとうお爺さんとお婆さんは海人一家に追い出され、已む無く山を下りてゆく事に。
「婆さんや、済まんのう」
「良いって事よ、爺さんや。まあわしらは老い先短い訳だしね」
「そうじゃな。あの方々は酷い方々じゃが、まあ痛い目見ようとも何とかやっていけるじゃろう。昔若さ故に酷い目に遭ったわしらみたいに」
「そうじゃな。そう、思うと、わしらも、まだまだ、やれるかも、しれん、のう」
「山を下りた先かあ。大変じゃろうな、でも構わないさ」
 山を下りた先にあるのは汚れた海。海人達は散々海を汚した為に海まで酷い目に遭わせた模様。二人はそんな状況をこう言ってのけた。
「何、山に来た時も酷い有様じゃったのう」
「うん、そうじゃな。でもたかがこの程度の汚れ……何、命尽き果てるまでに良い海に変えたるわい!」
 二人は従来の開拓精神と強い挑戦意欲を下にして二年掛けて海を人が泳げるまでに綺麗にした。しかもその間の食糧は如何したのか? ちょうど海人一家から逃げて来た鶏集団と猪家族の自己犠牲精神に賄われた模様。彼らが命運尽き果てた時には既に海は綺麗に成り、魚介類達が元気良く泳げるまで回復。その時、海人一家はやって来た。この二年間に二人を追い出した為に痛い目に遭い、七人居た子供達は全員山で遭難。残った二人は瀕死の状態で二人の所に尋ねてせがみ始める。だが、お爺さんとお婆さんはそこまで良い人を貫ける状態ではない為に二人を山に追い返した。
「これで良いだね、婆さん」
「ええ、折角の恩を仇で返したのにのうのうとこちらに助けを乞うなんてちと都合が良過ぎるわ。恩は仇で返す物じゃない。何時までも人間は優しくないわい」
「そうじゃな。でもきっと彼らも反省して山で暮らせるまでに逞しく成る筈じゃ」
「全くお爺さんは人を信じ過ぎるね。其処を気に入ったんじゃ」
 こうしてお爺さんとお婆さんの話は幕を閉じましたとさ。皆さん如何でしたか? これで何かを掴めたのならこれほどストーリーテラーとして感極まる物はありません!


 という訳で『知らない一因(仮)』をお届けしました。自分が伝えたいのはどんな事であれ、簡単に外からやって来た人間を信用してはいけない。中には非寛容で図々しいのが居るからそれで損するのは自分なのだから十分見極めないと痛い目を見るという訳だ。兎に角、一話完結のショートストーリーで構成され、移民政策、外国人参政権等々……国を破壊する政策がどのような事を招くのかを伝える為にお送りされるんだよ。其処では先程の老夫婦みたいにハッピーエンドで終わるとは限らない。もしかしたら胸糞悪いバッドエンドで終わる場合があるやも知れない。いや、自分ならやってしまうな(恐)。
 以上で試作品の解説を終えます。

 やっと『ブラムヘイム』の巻の五も終わったので一兆年の夜の連載再開の準備に入るぞ。
 それじゃあ今回はここまで。偏向報道やり過ぎてマスゴミも少しアリバイ作りに取り掛かってるな。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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