FC2ブログ

格付けの旅 進撃のアルッパー ウワアアア、アルッパーが練り泳いでいる!

 練り歩き……それはあばら骨を出す程のボロ負け或は瞬殺劇を披露した鬼のような龍が重傷の身でありながら次の瞬間には病院の廊下で平然と歩いてる姿に驚いたキー坊が発した台詞の内の一部。余りにもインパクトのある台詞なのか、普段はマイナー故に活気がない筈のスレでは大人気を博したと謳われる名言。ところがそんなインパクトのある台詞にも拘らず単行本では練りの部分が削除されるという一大事に。作者としては不服なのかな……いや、わからんよな。
(何時も思うんだ。如何して解説で始まるのか? そんな暇があるなら起き上がる方にエネルギーを集中させないといけないだろうが)
 因みに現在、デュアンはイワークに依る止めの連打を全身に浴び続ける。しかも止めようとする生徒は皆無。仮に止めようと行動しても『刃牙の母ちゃん』みたいな末路を送られかねないのだから。
 刃牙の母ちゃん……それは原作を読めば名前くらいは覚えるだろう。兎に角、生きてる内は只の育児放棄同然の屑親である。というか刃牙の親父が既に『地上最強の生物』にしてクリントン妻にビッグマグナムを見せ付けるような地上最低の品格を持っていたりもする節操知らず。隠し子の数では『鬼龍さん』に勝るとも劣らない。さて、説明を母ちゃんに戻す。彼女は確かに生きてる内はロクデナシでとても尊敬出来る母親ではない。けれども最後の瞬間だけは全くの別。其れこそ幼少期編の息子を守る為に敵わないとわかっていながら挑み、そして地上最強のベアハッグを受けて絶命。死に際に息子を抱く姿は正に子を思う母親その物。例え息子が尊敬に値しない程チンピラと化そうともそのチンピラ同然の息子は最後のその瞬間に母の愛を知り、涙した。今でも彼は忘れない。どんなに読者から尊敬されない素振りを見せようとも母の愛を一生忘れない!
(まあだからこそ俺は立ち上がる。さあ、続きと行こうか)
「フ、流石は神に喧嘩を売る格付け師。貴様が魔法を使えるのは俺を楽しませる為に用意した前菜だ」
「そっくりさんでも戦った相手を餌だと思う姿勢は健在な訳だな。だが、俺もお前と同じように青い方ではよく使ったこいつをお見舞いしてやろうか!」
「ほざけえええ!」
 イワークは鬼の背中を披露し、大連打--だが、どれもイワークの拳骨にダメージを与える!
「チ、筋肉引き締めか!」
「--突き詰めればそう成るだろうなあ……残りの運動エネルギーを浴びろ、リフレクトブレイカアア!」
 ところがそこは地上最強の生物に模したイワーク……背中の鬼の哭き顔を見せると最大加速と最大に力の乗った右ストレートでリフレクトブレイカーにぶつけ--今回も両者相打つ!
(グオオオ、今度こそ、駄目、だ……)
 デュアンとイワークは共に仰向けに倒れた!
「グヘヘヘ……鴨が葱を背負って倒れやがったぜ!」
 半裸で左上腕を見せ付けるようにマッスルポーズを取りながら倒れる双方の前に現れた如何にも頭の悪そうな台詞を呟くのは何処のそっくりさんなのか!
「ウワアアア、デュアン先生……助けてえええ!」
「この『鬼龍さん』っていうおっさんは残酷な奴だなよ、オイ!」
「この人はあんな台詞言ってる割りには頭良いんだよう」
 ここへ来て佐久間史郎、藤林隆俊、美桜七不思議を後ろ手に繋がれた状態でその『鬼龍さん』に連れて来られた。
 鬼龍さん……それは高校鉄拳伝に於ける範馬勇次郎ポジションの怪物を超えた怪物。その実力は桁違いであり、尚且つ性格は文字通り鬼畜生の程。どのくらい畜生かは先ず肝臓移植されただけで移植を助けた兄貴を吊り橋から叩き落とす程、実の親父に対して呪いを齎す禁忌の技の未完成品を叩き込んだり、或は双子の弟にその完成品を叩き付けたりするなど血も涙もない事を平然とやってのける事。他には幾ら自分の精子を勝手に兵器転用されたとはいえ、実の息子に対して無慈悲な仕打ちをしたり、他の実の息子が父親の為に盾に成った事を受けてニやついて喜んだりともはや人間の屑その物。まあそれだけなら同情こそされなくともネタにするような程ではない筈。ところがアルファベット表記の続編タイトルの後半にて彼はネタキャラとして爆発。その一歩が実は幽玄の下っ端だったラーメンファントムに肋出す程の惨敗をし、その後病院に運ばれて直ぐに練り歩きした事で大爆発。今まで気にしなかった良く考えればおかしい台詞や行動、巻末おまけのネタ展開等も含めて鬼龍さんは徐々にスレ住人から愛されるように成る。極め付けがブラジル帰りに二度惨敗した事。特に二度目は当時最強を信じて疑わない住人に絶望を叩き付けて当然の仕打ち。まさか範馬勇次郎ポジションだった男が『弱き者』だったり子供よりも絵が下手だったり、終いには痴漢冤罪の疑いを掛けられたりするなんて誰が思ったか。
 弱き者……それは鬼龍さんが死天王に狙われる事に対して編集者の何気ない煽り。その結果、鬼龍さん=弱き者という訳わからん図式が成り立つ事に。その後の四玉突き、スポーツカーに轢かれる様など誰がどう見ようとも弱き者としか見えないし仕方ないな。
「このチンピラが、良くも俺をそんな評価を下すなあ……オイ!」
「いや、事実だろうが。ハアハア、ってかこんな状態の俺に対して攻撃を仕掛ける気か?」
「そこに居たかああ、弱き者おおお!」
 其処へ六体目のアルッパーが鬼龍さんに襲い掛かる。だが、鬼龍さんがやったのは遠くからフェラーリを召還してアルッパーを轢いて行った!
「この蛆鯨め、俺がお前みたいな奴に食べられると思ったか!
「まだまだあああ!」
 1/7アルッパーとはいえ、流石にしぶとい。彼はたまたま居た5/7アルッパーと合体して鬼龍さんにホワイトホエールを仕掛ける。だが--
(jこ、これは灘真影流ショットガンじゃねえか!)
 フェラーリ同様灘真影流武器術を使った鬼龍さんの戦法にアルッパーは惨敗。アルッパーが勝つには後一体の1/7アルッパーと合体するか或は『勇次郎殺しのスナイパー』を用意するしか道はない。
 勇次郎殺しのスナイパー……それはアメリカが屈服した地上最強の生物を虚像を眠らせる麻酔銃で狙撃して見せたという一国にも匹敵するバキ世界最強の狙撃手。その姿は眼鏡掛けて何処にでも良そうな風貌をした只のおっさん。しかし、地上最強の生物を出場者達に意識を向けてるという一瞬を衝いて狙撃して見せる等……潜在能力は計り知れない。こんなおっさんなのにこれ以降登場しない。何故登場させない? 居れば武蔵の蛮行を止められるのに。
「さあ、次はお前の番だ。格付け野郎で魔法ばっかりやってる分際が良い気に成るなよ」
「あのなあ、この状態だぞ。お前は手負いに対して攻撃を加えるつもりか?」
「だろうな。だから俺は……こうしてやるのさ!」突然、鬼龍さんは『猿渡蹴り』を披露して山を揺らした。「出て来い、明サン。てめえにやられた傷が疼くんだよ!」
 何と鬼龍さんの目当ては明サンだった--その明サンはミヤビの首を担いでやって来た。
「貴様か、怪物を超えた怪物にして吸血鬼を超えた吸血鬼め」
 猿渡蹴り……それは『ヤクザ』と看守が大好きな漫画家である猿が描くのが得意とする蹴りの事。どんな作品でも雌豚を蹴る時も達人が蹴る時も物に当たる時も欠かさずに披露される伝統芸能。余りの蹴り好きにとうとう龍腿、虎腿、鳳腿、そして玄腿と呼ばれる特殊な足設定が追加される形と成った。
 ヤクザ……それはミナミの帝王、仁義なき戦いとヤクザと切っても切れない作品では良く出る社会のゴミの事。社会のゴミの更にゴミの事をチンピラと呼び、安全を脅かすレベルまで下劣な存在も居る。何が説明したいか? 猿渡作品では出ない方がおかしい人間の屑。何の前触れもなく登場するのは勿論の事、画家作品にしたって例え世紀末救世主伝説的な世界観であろうとも猿渡が描く物なら絶対に出るという法則が成り立つ。しかも只のザコキャラでは収まらず、時にはヤクザのボスなのに車を追っかけたり、国家を裏から支配するフィクサーだったりと無茶苦茶。挙句には絶海の孤島の修行僧の上位格の過去にヤクザパパで苦労する話にこっそり出て来たりと恐ろしくバリエーションが豊富。しかも高確率で主人公はそのヤクザに殺されるという恐るべき死亡フラグ回収者。ブン屋もハードもどれだけ強かろうとも主人公補正を超えるヤクザの前には抗えない。そう、ヤクザとは猿作品では神よりも上位に存在するので気を付けるように。
 ここに明サンと鬼龍さんの誰も期待しない夢のマッチが実現する事に!
「鬼龍さんか、出来ればお前とは戦いたくなかった。だが、お前もあのミヤビと同じように吸血鬼を広めるつもりならば死んで貰うぞ」
 そう言いつつも刀を用いずに丸太を用いる明サン。一方の鬼龍さんはショットガンを捨てて素手で挑む。
「フン、今度こそお前に敗れる俺ではない。それになあ」鬼龍さんはトレードマークのジャケットを脱ぎ、明さんに殴りに掛かる。「俺の気が収まらねえんだよ!」
 名称が何時も不明だが、耳が聞こえない筈の息子に教えた高速の拳打を繰り出す鬼龍さん。一方の明サンはそれを注射器の連射を躱す位に軽々と躱してゆく。これには鬼龍さんも驚きを隠せずに思わず禿と化した。
(あれ、俺達の話は如何したんだろう? そうゆう訳でえっと生徒達を引き連れて丸太島から出るとしよう。何時までもこんな所に留まる訳にはいかないので)
 飽きたのか不明だが、デュアンは青山、鈴村、本田、上田、川北、木戸、真殿、大和、佐久間、藤林、美桜を引き連れてこの場を後にしてゆく。ところがデュアン達の進路を阻む影が二つ。アルッパーと夢叶真黒。
「何処へ行くの、デュアン?」
「二本足イイイイ、今度という今度はもう我慢出来ねえ!」
「退け、お前ら」
 退かないよ、だってまだ残り九人とアルッパーの一部を私は知ってるから--とここへ来てデュアンを餌で吊ろうと図る真黒。
「え、本当に!」
「教えてくれ、ねえ教えてったら!」
「待て、お前らは静かにしろ。それは本当なのか、真黒?」
「女に二言はないわ、デュアン」
「その前に俺に喰われて--」
 お前は黙れー-デュアンはアルッパーに向かってアブソリュートを放って寝かせた。
「凄いよ、デュアン先生。あの巨大鯨を氷の魔法一つで寝かせた」
「べ、別にそれで見直す訳、ないからね!」
「それよりもデュアン先生? その真っ黒クロスケ髪の人と恋人だったの?」
「それはないな」あっさり否定するデュアンは再度注意する。「というかお前らは静にしてろ、吸血鬼の蚊の海に沈めるぞ!」
「ヒイイ、それだけは勘弁してくれええ!」
「流石のデュアンも子供達の前では只の困った大人ね」
「潜入目的でやってるだけだったが、まさかな……それで例の話は本当に本当だな?」
「ええ、だから私が案内してあげるわ」
 果たして真黒はデュアンをそこに連れてゆくのか? ひょっとすると黒い方にコンバートする形で無かった事にされる可能性の方が大きい。それくらいに一ページ辺りではやるべき事が少な過ぎるか或は途中で飽きるか? どちらにせよ、真黒は本来ならば赤い方或は青い方で登場するべきキャラクター。無暗に白い方や黒い方で登場するのは些かな話であろう。
 こうして丸太島に於ける騒動は終わり、舞台はいよいよ『ナック大宇宙』へと移ってゆく……


 白魔法04 進撃のアルッパー END

 NEXT PAGE 白魔法の章 チャージマンデュアン

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR