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試作品 ドリーマーズアゲインよ、永遠に 手探りでお届けする駄作 (0/5)

 どうもいい加減雑文特別編で纏めるのを止めて新たなカテゴリで始めるシリーズ。
 さあ、って期限が来るまで書くぞー!

「良い、カズマ?」
「ああ、睦海。これから俺は争いのない平和な時代へと旅立つ。その為に君の大事な大事な装置で眠りに就く」
「ああ、カズマ。貴方には辛い事を強いるわ。そんな辛い事を強いる私をお許し願い給う」
「何だい、睦海。お前、又あれか。慣れない詩を綴るのか?」
「本当の夢は世界的な詩人と成って私の作った素晴らしい詩を届けたかった。詩は人の曖昧な心を表現する発射台なのよ。そう、まるで歴代天皇が恋心を表現する時に謡うように私もカズマの痛みと悲しみをそしてマインドを日本列島へと至らしめる事をお願いするわ」
「止めな、睦海。君の詩は所々外している。やっぱり君は冗談が吐けない。そんな人間に詩は高望みさ」
「その結果、私は科学者としてこの冷凍睡眠装置たる『ドリーマーズ・アゲン』を開発して日本政府に見出されたの」
「俺も同じだ。日本国籍を獲得する為に特定アジア以外の外国人は厳しい帰化制度を経てようやく実現する。あいつらは俺がアメリカ人である事を良い事にこれを強いて来たんだ。日本という祖父や父が憧れた素晴らしい島で骨を埋める為に俺は警備会社を転々としながらも日本政府に売り込み……そして君と出会った!」
「そしてカズマは冷凍睡眠第一号として百年先の時代に旅立つのね……そろそろよ」
「正確には俺以外にも百五十六人が志願したんだ。あいつらと一緒に知らない時代を散策するのは自信が持てないな。でもそいつらの中で俺も含めて三割程は同じ外国人で同じく国籍を求めて厳しい査定を越えて選ばれたんだろ?」
「勿論、人の良い日本人は……あ、そろそろね。愛してるわ、カズマ。必ず貴方の後を追ってゆくわ!」
「愛してるよ、美しい薔薇の髪を持つ睦海……俺は君と必ず再会を果たすよ」
 彼らの会話が終わるとゆっくり緞帳が上がる。舞台装置を少し説明すると日本人女性の前に聳えるのは全部で百五十七基もの冷凍睡眠装置。その名も『ドリーマーズ・アゲン』。開発者は薔薇のように赤い髪を持つ容姿端麗にして髪の毛とは正反対の色をした瞳を宿す若干二十歳の天才科学者『折笠睦海(おりがさ むつみ)』。彼女の夢は詩人。だが、夢半ばにして科学者としての才能を見出されて僅か十六歳で日本政府直属の研究機関に招集。そこで時間に関する研究をする内に暇潰しで冷凍睡眠装置を開発。そして今日を以って実用化に至った。
 彼女は涙を流す。己よりも一つ年下にして恋人であるカズマ・エターニティとの永遠の別れに涙を流して。彼女は気付いていた……この装置が完全に機能する可能性は薄い。安全性の面でも未知数で実用化すれば日本政府は非人道的な行為をしたとして国際社会からの非難を浴び、それを利用して左翼勢力が盛り返しを図る可能性があった。その為に彼女は再三に渡って実用化の延期を求めるも……余裕もない日本政府は強行。結局彼女は自らの才能を信じて限りない時間の中で性能の向上を優先するしかなかった。そして『ドリーマーズ・アゲン』を完成した己の罪を悔いる為に涙を流す。
 この装置の為に彼女がして来た事とすればそれはある勢力との結託、そして……いや、その説明は時間が許さない。最早彼女には弁解する余地さえ許されない。彼女は時間が迫ると自らの責任の名の下に凍結を指示--こうして『ドリーマーズ・アゲン』は始動……それはカズマ・エターニティをとんでもない未来へと至らせようとは誰が思ったか!
「御免ね、カズマ。それにカズマ以外のみんなも御免。日本のせいじゃない。全ては私の才能のせいなの。私がもっと普通の詩が大好きな女の子として生きていたらみんなを、そしてみんなと同じように従軍兵として敵国の兵士達を倒してゆくつもりだったのに!」
 その言葉と共に緞帳は下りてゆく。それは果てしなく続く終わった世界からの始まりを謳うように……


 という訳で『ドリーマーズアゲインよ、永遠に』をお送りしました。やっぱりこれは非常に難題で書いてる自分もどうしたいのかまるで理解してない。舞台装置たる物の用意も登場人物の配置もほぼ手探り。これで何処まで面白く書けるのか……正直、自分は面白く書くなんて出来ないんじゃないかって思えて仕方ないんだよな。それくらいこの作品の掴みを理解してないんだよな。それでも現実とはそうゆう感じだ。書いてて嫌な奴も仕事をする上で乗り越えないといけない障害として立ちはだかる。それを拒絶しては前には進めない。人生とは斯くも・・・・・・これにしよう。
 そうゆう訳でドリアゲはここまで。続きは来週に成るかな……面白く出来るかなあ?

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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