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雑文特別編 迷探偵市子ちゃんのデビュー 飽きたらカルピスに薄めるように短くする試作品 (2/5)

 どうもdarkvernuです。始める前に何時も通り『格付けの旅』の青魔法の章03の五ページ目が終わり、六ページ目に入りました。読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 さあ、青魔法の章03の五ページ目の解説もここでやるがその前に迷探偵市子ちゃんをどうぞ。

 第二の事件 校長先生のかつら盗難事件

 放課後、突如として校長がスーパー校長ブルーと成って全校生徒及び先生を運動場に集合させた!
「貴様らは髪の毛一本覚悟しておけよ。良くもわしのかつらを盗んだな!」
「校長先生が青く成ってる!」
「今日は月曜日なのに」
「きっと昨日アメゾンで購入した鋼拳6に登場する江田島の血を引くキャラアングリフのかつらなんだよ、きっと」
 と校長の身辺を知る教諭達は噂する。その声を逃さない校長はギャリック砲の構えで不届き者達を一掃--但し、殺してはいない事を明記しておく!
「わしが話してる時は静かにしろ、中学生かお前達は!」
 さて、怒り心頭の校長に堂々と向かってゆく小学生が一人……いや、二人か。それはこの二人以外に存在しない。
「お呼びでしょうか、校長先生」
「何じゃ、宮塚さんかね? それに山田君まで何の用じゃ……わしは気分が悪い!」
「またまた照れちゃって」
「何処が照れてるというんだ、そこまでわしを怒らせたいか……塵も残さんぞ!」
「チリを残さないと国交断絶されちゃうわよ」
「いや、国じゃなくて宮塚さんと山田君の肉体の事を指しとるぞ」
「そんな事よりも--」
「市子ちゃんが言うには校長先生のかつらを盗んだ犯人を捕まえてやるってお願いしてるよ」
 話が収集しないと感じて山田君自ら説明した。
「馬鹿を言え、子供の分際で」
「酷いわ。ポッポだって一応はもう七十歳に成るのに--」
「政治屋の話じゃなく、君達の事じゃ……全く怒る気も失せるわ」
「と、兎に角市子ちゃんが言うには自分に任せればスピード解決するって」
「もう一度言うが子供が解決出来る話じゃ--」
「良くぞ言ったわ。そう、名探偵市子ちゃんとは私の事よ!」
 マイペースな市子ちゃんは人の話を素直に聞かない。
「全く困った子供じゃ。良いだろう、お手並み拝見と行こうか」
「やっぱ事件と言えばアリバイよね。じゃあ山田君、至急かつらが盗まれたと思われる時間帯でアリバイがない人集めて」
「校長先生。かつらが盗まれた時間帯はわかりますか?」
「何、それはきっと二時前後だから」
 二時前後……優秀な山田君は十分前後に絞る。それからその間、校長室付近をうろうろしてると思われる人物を五人に絞った。それは全て用務員。
 やだねえ、どうして校長室に入るのよ--保健室の桜井智子先生。
 打倒、萌える兄貴--と大昔の話なのに何故か対抗心を燃やすのは清掃係を務める伊頭陣八さん。
 全くどうして校長のかつら探しに精を出さなきゃならんのだよ--普段は円形脱毛なのに何故か今日に限ってかつらを着用するのは飼育員を務める槇原龍一さん。
 わしはね、幸子の弔いをしていたというのに--とチェーンソーを右手にやって来るのは校内にある池に生息する鯉やザリガニなどを飼育するベテラン用務員大貫性さん。
 何よ、折角帰ろうと思ってたのに--普段は空き教室を占拠してオンラインゲームばかりする経理担当の彩京楓。
「犯人はわかったわ」
「そりゃあわかるでしょうね、容疑者リストの中で如何にも怪しい--」
「そう、チェーンソーを持った大貫さん!」目の付け所がおかしい市子ちゃん。「そのチェーンソーで誰を襲う気ですか!」
「ちょっと待ってよ、市子ちゃん!」
「何よ、山田君。推理を披露しようと思ったのに!」
「話はかつら盗難事件なんだよ。なのにどうして大貫さんの話に切り替わってるのよ!」
「だって大貫さんは如何にもチェーンソーで誰かを殺害しようと--」
「だから大貫さんが誰かを襲撃しようとしてる話は後回しにして今はかつら盗難事件について集中しようよ、市子ちゃん!」
「全くああ言ったらこう言うんだからさあ」
「それでかつら盗難事件だけど、一発で犯人わかるじゃないか」
「え、そうなの? 誰々?」
「先ずは尋問だよ、市子ちゃん。事件発生時に五人共アリバイが正確なのかどうかだよ」
「確かに校長室の前で……私は見たわ。何だか槇原さんが出て来たわね」
「え、本当ですか……桜井先生」
「ええ、確か一時五十六分に槇原さんが今のようなかつらを被ってね」
 これが桜井先生の証言。
「用務員を馬鹿にした漫画を訴える為に校長室を訪れているとちょうど桜井先生と鉢合わせたね。時間は確か二時前だったね」
「その時、桜井先生以外に目撃者は居ませんでしたか?」
「ああ、そう言えば朝は頭に何も付けていない筈だったのに何故か桜井先生を目撃するのと同時に槇原のおっさんが変なかつらを被ったまま慌てて校長室から出て来たのを目撃してるね」
 これがタオルで汗を拭く用務員伊頭さんの証言。
「その時はケダモノジュース飲んでいたんだ。その証拠に何だか異様に若い女性を襲いたい欲求に駆られるんだ!」
「それは何時頃ですか?」
「朝の十時だ」
「そっちじゃなくて事件が起こった二時前後の話ですよ」
「そ、その時はポーン学校の化学教師とエッチしてたんだ」
「それで名前は?」
「それは」子供には毒なのでその名前は紹介しません。「だぞ」
「では後でその学校を調べていきますね。本当にそんな名前の科学教師が居るかどうかを!」
 これが最も有力な鶏及び兎を飼育する用務員槇原さんの証言。
「わしはその時、隣の私立賀藤フルメタ高校の相良君と椿君を仕留める為に一暴れシテおったなあ……一時間も」
「やっぱり殺人を犯そうとしてたじゃないか!」
「その話よりも先に裏取りだよ、市子ちゃん」と山田君は尋問を続ける。「それはどんな理由で?」
「カトレシアという十五年間育てた鯉の仇じゃ……無念を晴らす為にわしは相良君と椿君を--」
「わ、わかりました」これ以上の理由は何か恐ろしい事が想像されると感じた山田君は証言の裏だけを伝えて尋問を終わらせる。「では後でその相良さんと椿さんに尋ねてみます」
 これが池に生息する甲殻類等を飼育する用務員大貫さんの証言。
「そうですねえ、その時はロンパーズV3のおまけモードやってましたね」
「証明する人は?」
「私です」
「いや、それじゃあアリバイらしいアリバイに成りませんよ……彩京さん」
 これが経理の彩京さんの証言。
「さて、五人全員のアリバイが証明されたんだね。うーん、犯人がわからない」
「いや、わかるよ。だってこの中で最もアリバイが証明されないのは……ですよね、槇原さん」
「何を言うか。私には完璧なアリバイがある!」
「じゃあその被ってる物は何でしょう?」
「言おうとして我慢しておったぞ!」
「こ、校長先生。こ、これは同じくアメゾンオークションで購入した--」
「馬鹿物が!」校長先生は槇原さんが偽証してる事を簡潔に説明。「それは限定一名様でしかも値は三千万も掛かった。お前は何円かけて購入したああ!」
「ウググ……そ、そうでした」その証言を持ち出されては自白するしかない槇原さん。「校長に嫌がらせしたくて盗みました。そしたら大騒ぎに成って慌てて被ってしまい……ウウウ!」
「これで事件は解決した。流石は私!」
「市子ちゃん、普通にやれば解決する事件だったよ。全く僕に要らない心配させないでよ」
 市子ちゃんの斜め下を行く推理は山田君を大いに困らせてゆく……これからも!


 と言う訳で迷探偵市子ちゃんをお送りしました。この作品のテーマはズバリ迷推理。市子ちゃんはこれからも我々も総ツッコミしたく成るような推理を披露してゆく。但し、殺人事件と言った洒落に成らない事件以外だよ。

 さて、青魔法の章03の五ページ目の解説をするぞ。とうとうデュアンのターニングポイントと成る話が始まった。最初は軽く決勝戦のダイジェストをお送りした。それからマリックとの最後の会話(また会話シーンあるだろうが、学生時代ではこれが最後)とクライツェが語った驚きの真実の公表。こうしてデュアンは後に引けなく成ってゆくんだよな。さあ六ページ目から一体どう成るか……それはそれだぞ。
 以上で青魔法の章03の五ページ目の解説を終える。

 さあ、試作品の披露はここまで。市子ちゃんの続きは来週以降と成るぞ。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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