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雑文特別編 お金様 書くだけ書く試作品   (9/5)

 どうもではではこれを書いたらやっと一兆年の夜の作業に入りたいと思います。

 翌日の朝九時零分零秒……Dはセミナー会場の確保に成功したと俺に伝えてくれた。
「それは有難いな」
「ところで日当五千円……どうせこの一週間はお金はないだろう?」
「その金を手にしないな。俺はお金様に反逆する戦士なのだぞ!」
「財政面を心配してるのか? 大丈夫さ、こう見えて私は百万程の浮いたお金は目先の給料支払いに使うからこれを受け取っても問題はないわ」
「それでも駄目だ。俺が手にしたらお金様に屈してしまう!」
「頑なに言ってられないだろう、じゃあ」Dはちょうど出勤したC´に目を付ける。「彼には渡しておかないとな」
「オオオ、そのお金は欲しい!」
「欲しいか?」
「ああ、昨日の夜にお袋から仕送りを停止されたんだ」
「それでもその汚い金を受け取ってはいけませんぞ、C´さん!」
「良いや、受け取るね!」
 おのれ、お金に群がる寄生虫め。だが、ここで俺はある事を口にする。それは今も続く話題の話をぶつけてな。
「馬鹿な事を言うな。俺はパチンコに注ぎ込むような屑じゃない」
「だが、そのお金はゲームソフト購入や衣服の購入に充てるべきじゃない。今日明日の食生活等に充てる物だ」
「え、ゲームソフトやプラモを買っちゃ駄目なのか?」
「当り前だろ。それじゃあパチンコ屋競馬に次ぐ込む奴らと差して変わらないだろうが!」
「あ、やっぱりそうですよね!」
「感心しませんねえ。パチンコなんて物は賭博場に子供を売り付ける屑親の気持ちですな。全く何を考えてパチンコなんて金食い虫に作品を売るんでしょうねえ。彼らはそこまでお金が欲しいのですか? 名声が欲しいのですか?」
「JさんにSS(エスチェット)さんも来てましたか。いきなり大半の漫画かおよびアニメーターを全否定するような発言は止めて下さいよ、SSさん」
「いや、実際そうでしょうが。パチンコ打つような奴に限ってお金への執着が異常な程あるとはよく聞くしね。まあそれがお金の為に何もかもかなぐり捨てる人間の特徴にも繋がる訳ですな」
「今は良いでしょう。それよりも会場は決まりました。なので後はここにLさんが来たら大々的にセミナーの概要についてDさんから説明に入りますよ」
「そりゃあいいや」
「あ、お早う御座います」
 俺達はすっかり忘れていた事が一つ。挨拶しないといけない点についてだろう。
「あ、お早う。そう言えばみんなにそれを言うの忘れていたな」
「今更だね。それとも君は在日疑惑があって更には学生時代より問題のあるとあるお笑い芸人みたいに挨拶しないと--」
「止めてくれ。SSさんの話は毒が強過ぎて各方面から攻撃されてしまうから!」
「それってし--」
「君も若いのだから今後の支障に成るような発言は控えるように!」
「一体何があったんだろう?」
 と出勤して早々に困惑するL。彼を無視するように一行はセミナーの話に入る。Dに依るとセミナーとは日本人に根付くお金に屈する精神を打ち払う効果があるとの事。但し、日本人は昔から保守的な傾向が強い。直ぐには感化されるような精神構造ではない。それでも続けていく内に醸成されて行き、やがては一大ムーブメントへと発展する傾向にあるとDは語る。
 但し、その論に反対意見を述べる者が一人……やはりSSだった。
「君はその日本人特有のバスに乗り遅れない姿勢のせいで先の大戦における敗北が決定した事をお忘れかな?」
「何の話なの?」
「申し訳ありませんが、SSさん。大東亜戦争の話をするんじゃないわ。今はセミナーの話をしてるのよ」
「申し訳ありませんねえ。私は前の会社の事を引き摺っていましてついつい何でも反論したく成りましてね」
「寧ろ凄いのはそれだけ博識で尚且つ色んなジャンルに詳しい事だろうな。尊敬するぜ、爺さん!」
「でも口煩いからあんまり好きじゃないな」
「まあまあSSさんの話はそこまでにして今はどうゆう展開にしてゆくかの話をDが説明してるじゃないか。そこに集中してくれないか?」
「良くわかってるじゃないの。なのにもったいないわね、その年で社員の座を捨てるなんてね」
「あんたも一言多いぞ」
 とツッコミを返した俺。そんな俺を無視するようにDは話を続ける。
 えっとDの話では同時期に同会場にてチームタスクフォースもセミナーを行うそうだ。そこで俺達は彼らと議論をぶつけあうそうだ。ぶつけるって……この面々でBさん達とお金へのスタンスについてぶつかり合うってのは流石に厳しいだろう。俺はそう思った。他の奴らの場合は次の通りだよ。
「出来ればEを糾弾し、Cにやって来た事を後悔させないとな!」
「これは中々の接戦に成りそうですね!」
「私みたいな人に何か意見を述べられるのだろうか?」
「フムフム、このSSに刃向かう愚か者の素顔とやらを少しだけ拝んでみたいなあ」
「きっと私の前に彼女が出て来ると思うわね」
「彼女? Dにも倒すべき人間が居るのか?」
「Fよ。彼女こそチームタスクフォースの黒幕よ」
「それはきっとライバルなんだろうね、Dの所の」
「いえ、私の元上司って表現した方が正解ね」
「上司だって!」
「何を驚いてるの? 正式には彼女は東大を首席で卒業する成績でしかも就職して僅か一年足らずで部長職に就く程のコネと脅し材料とそして頭脳明晰を持つのよ。流石の私でも彼女の余りにも優れ過ぎた実力の前に何時だって後塵を拝すわ」
「後塵を拝す?」
「君もここで勉強するべき諺だよ。つまり実力があるのにそれよりも実力のある人間の背中を追うしか出来ない者の事を指すという物さ……例えば私みたいにね」
「爺さんが言っても全然納得いかないんだけど」
「そんなに凄い人なんですか、このお爺さんは?」
「知らないのですか、Lさん。SSさんは何でも--」
 と俺はLさんとJさんにSSさんがかつて居た大企業の名前を伝える。
「ええええ、あそこの会長さんだったの!」
「そんな凄い会社の会長だったお爺さんがどうして惨めな姿をしてるの!」
「前にも語った筈だがね。私に別名を与えた物が居てね。彼に全財産と会長職、そして優秀な部下を与えて私は一切合財を捨ててホームレスとして再始動したんだよ」
「それが信じられないわ。貴方みたいな人がホームレス生活を送らざる負えないなんて今でも私は思うのよ」
「どんなに富や名誉を築こうとも結局人間は胡坐を掻くんだよ。特にお金はハイスコアと同じで増えれば増える程、欲を掻いてしまうのでね」
「つまり、あんたもお金へのレジスタンス活動に必要な人間だと理解した。それだけ巨大な物も簡単に手放す勇気は中々持てる物じゃないな」
「そうゆう君はおかねの事を恨んでる節があるように見せて本当は誰よりもお金を求めているねえ」
 ウグ……と心の中でダメージを受ける俺。口で否定する程に俺はSSから受けた正論をまともに返せない自分が情けない。俺がお金に執着してるだって……それはそれは心を抉って来るなあ。
「気にするな。負け犬の遠吠えだと聞き流せば良いんだ!」
「そう言われても俺にはまともに返す言葉が見つからない」
「また話が脱線してるわね。その調子でチームタスクフォースとの議論に打ち勝てるの?」
「心配ありません。私が一生懸命みんなを引っ張ります!」
「その前に君は学校に行きたまえ!」
「嫌です。虐めっ子達が私を寄ってたかって攻めていきますので--」
「君はそれでも人間かね? 虐めっ子の言葉なんか負け犬の遠吠えだよ。それに人間は誰しも悪口や妬みを嫌でも聞いてしまう。そうゆう時こそ己がやるべきは悪口や妬みに負けない精神力という物さ。最も精神論は精神力の強い人間しか身につかない物なので君の場合はそうだねえ」
「話が長いですよ、SSさん。ここは敢えて耳栓をしなさい。悪口や妬みを聞いたらそれ以上に算数をして称賛の声を聞いたら存分に耳に入れておく……それで良いのよ!」
「でも嫌でも聞いてしまうのよ」
「それじゃあカウンセリングに成らない。こうゆう場合は効率よく先生にチクれば良いんだよ!」
「それだと逆効果でしょ!」
「何処が? 先生でも駄目だったら虐めっ子でも想定出来ない程に大事にすれば良いんだよ……あ、でも自殺するなよ。生きるからこそ楽しみは見つかるんだからさ」
「中々良い話じゃないか……ウウウ、どうして死んだんだよおおおC!」
「ウウウ、如何して離婚してしまったんだあああ!」
「あのう、ハンカチ使います?」
「有難う、Jさん。君は良い子だよ」
「後で使わせて貰います」
 はあ、虐め問題はそう簡単じゃないな。俺も一度や二度だけじゃないんだな。まあ虐めをする奴ってのは何時も虐められる奴に問題あるとか言い訳して正当化するんだよ……はっきり言おう。そんな言い訳で虐めを肯定するのは気分悪いんだよ。そいつらもまたお金で人を道具のように扱う連中と同じく人間の屑としか言いようがない。俺はそうゆう理由で虐めを正当化するのは駄目だ。後は『あいつも虐めたんだから俺が虐めても問題ないだろ』も『俺が家が悲惨なんだよ。何であいつは幸せなんだよ』とか『俺は昔酷い目に遭ったんだ。あいつらに酷い目に遭わせても問題ないだろう』も論外。
 一つ目はそんな日を見て相手を攻撃するのは卑怯の極みであり、てめえはその程度でしかないという証拠だよ。二つ目は自分の不幸を相手に押し付けるな。不幸なラフ功なりに相手に優しくしろ。それも出来ないなら相手に当たる前に誰かに助けを求めろ……死ぬ気でな。最後は最も恥ずべき行為であり、過去にやりたかった復讐を現代に持ち込むという胸糞が悪く成るような物。しかも何の罪もない人間にそれを当たり散らすなんてこれほど腸の煮えくり返る事はない。やるんなら過去の内にそいつに復讐しろ。どうして現代にしかも無知なるものに当たり散らすんだよ……とな。
「それにしてもAさんが虐めに対してそこまで熱い人だったなんて!」
「まあ擁護出来ない点も言っとくけど虐めた側に立ったこともあるんだよ。だからそこまで強くは言えないけどね」
「いやそれで十分だよ。全くどこぞの人間怪人風情はそうゆう部分があるからこそ--」
「そこは言わないでくれるか。しつこいんだからさあ」
「何気にする必要はない。私は人に好かれるのが趣味じゃないのでね。言いたい事はその場で言うのが私のポリシーでね」
「そこさえなければSSさんは完璧ね」
「そう言えば前居た会社の課長もそんな感じだな……最もSSさんみたいな部下にも優しい人には程遠いけどね」
「虐め問題はその辺にしてセミナーは何時開催するんだ?」
「明後日よ」
 それは行き会ったりばったりと批判されても仕方ないな。実際には俺達マネーバスターズの活動は明後日のセミナーで始まる。ここまではまだ活動すらしてないとはな……こんな物で果たして誰かが読んでくれるのだろうか? ひょっとしたら一部も売れないのかも知れない。ああ、これだからコミュニケーションが碌に出来ない作者の作品は起承転結も序破急のイロハも出来ないんだよ。

 こうしてお金様との戦いを綴った俺達の物語の前半戦は終わりを迎え、半年後に中盤戦を綴ったお話は始まるのさ……

 お金様 前篇……完!


 という事でお金様の試作品前篇はこれにて終了。商業版こと市丸代版は誤字脱字とわかりにくいと思う部分を自分なりに修正し、更には自分でも気付かない部分をプロに修正してお送りしますぞ。まあ本当に出るかどうかは別だね。一応はSSの喧嘩上等な台詞はある程度こちらで修正を入れときますので安心するように。
 それじゃあここまで……夕飯食べ終わる頃に第六十五話の執筆に入るぜ。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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