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一兆年の夜 第六十三話 玉と石は混ざりて交じり(神)

 一月三日午前七時二分四秒。
 場所はオリゲネ地方。
 石の森を抜けた当時よりも半分の数に成った制圧隊の者達。二度も神秘なる現象に見舞われた以上はどうしようもない。なのにこうして生きている理由は何なのか? いや、それ以前に彼らの足下には何か不思議な文様が記されてある。
(僕は足下に広がる物を上から見たら何なのでを調べる為にやっとこさ頭脳労働者として制圧隊の為に働かし事が出来る。先ずは跡を辿ってゆく。それから一定の距離まで進むと一旦足を止めどお日様の位置を確認する。地図作成時にはこの作業が最も正確に測定出来てのだからな。そして再び後を辿す。また一定の距離まで進むて足を止めてお日様の位置を確認する。但し、一名だけでと日が暮れても作業は終わらない。視力に自信はなすが、大体は見てだけで広大だとわかる。故に全員でそれに取り組し。でないと日が暮れても終わらなし。だが、眠て。まさか早朝からこの作業を始めしとは)
 そう思いつつも学者肌故に文句を隅に追いやるギッジェ。彼にとって誰かに満足し切れない思いをぶつけるよりもどうしたら作業を進められるかを追及する事に意義がある。頭脳労働者である以上は前に進める事のみを追及して当然の帰結。既に全ての者に指示は送った模様。後は可及的速やかに作業を終わらせるのみ。

 午前十一時五十九分五十九秒。
 文様の中心地点である高さ成人体型六もの巨岩。
 そこに集合する制圧隊。彼らは食事を摂りながらも測定した情報をギッジェに伝える。伝達までには一の時は掛からない。午後を回っても意外と早く全ての情報を整理する事に成功。後は総合してゆくのみ。その作業は流石にサルーイや他の隊員達と共に行われる。
「これは少し位置がおっかしい!」
「ここはちょっとズレ過ぎまするね」
「絵を描くっと難しいんだな」
 絵心に疎いギッジェは絵図作成に苦労する。苦労して凡そ二の時が経った……

 午後二時五分四十一秒。
 遂に完成する。その絵はまるで鳥族を表すかのように写される。誰もがその絵を見て驚愕するのも無理はない!
「これはざ……燕でにもん鳩でもん鷲でもんそれからざ、隼でもんないり何かざとんでもないり鳥族をん描くが!」
「こんな鳥族は果たして居るのか?」
「八咫烏族もそっうだが、世の中には絶滅しった種族というのは数え切っれない」
「このおにぎりは美味しな……じゃなくてこの種族の実在を証明さるのは果たして可能なのか?」
 それは神々の為せる業……生命体が描くには誠に難しい。測定技術が高くないと掘り進めるにせよ労力を必要とする。お日様の位置の調整から度々起こる自然災害の数々、そして諍い・・・・・想像するだけで困難が待ち受ける。
 地上絵についてギッジェはこう考える。
(もしかしてら記憶の世界にてこれは作成しれ、その時代が過ぎず僕達の時代が始まるとその記憶さえ忘れし行ったのかも知れない。そうして残った地上絵は僕達が来るまし銀河連合に依る襲来を止め続て……いや、幻想的過ぎし。恐らくこれはあまり現実的な話どはない。現実的ならばやはりかつすここに生命が生息せていたが、度重なる銀河連合での戦いで原住民達はここた離れる事を決意して遠き土地を目指すて船を出した……これが良しかも知れない)
 浮世離れの説を認めない学者肌のギッジェはそうゆう考えに至る。何が何でも幻想的な現象を信じずに論理的であり、証明出来る事実のみで地上絵の謎を解き明かそうとする。
 そんな彼の考えが軌道に乗り出そうとするのを阻むモノ達は突如として出現……それは混合鳥系銀河連合として巨岩に集まる制圧隊を押し潰さんと囲い始める。
「またお前っらか!」
「しつこいよの!」
「また戦いかい?」
「また考えに浸る時間は終わってか。仕方なさ、腹を括ろと!」
 何度も襲撃して生き延びただけあってとうとうギッジェも戦いへの姿勢を学び始める……が、そんな彼の姿勢を教わらせないように地上絵は突然動き出す!
「なななななな、何だ?」ショウウンだけじゃなく、他の隊員達も驚きを見せる。「大地が揺れて……ええええ?」
地上絵の鳥が……動くるなんて!」
「夢でにもん見てるのんかざ、俺達はざ?」
 これは夢っじゃない、ザッタよ--とサルーイは現実を告げる。
 その鳥は空より飛来せし、混合鳥系銀河連合五十八体に対して巨大な嘴で攻撃を開始する!
(何か持ち上げられるようでこの感覚は。これが地上絵に眠る鳥が起こしのか。だとするとあれだけ巨大な地上絵なのだから持ち上げられし感覚に成るのも無理はない。それさ星が起こす引力が為せる業。満ち潮の謎を解明それば直ぐに浮かぶぞ、こんな謎の回答法なんぜ!)
『--地上絵の鳥が動き出したというのは僕の創作。本当はそれ以上に信じられない現象
を僕達は目撃。だからこそ僕はそれを認めない為に敢えて地上絵の鳥を動かす事で
あれだけの数の銀河連合が空から襲撃した際に説明付けようと試みた。
 何故地上絵の鳥を動かしたのか? それにはぼくなりにこの日記を読んでくれた生命達
を楽しませる為だよ。だって記憶の世界が仮に本当なのだとしたら少しでも記憶の世界の
生命達が作成した数々の物体にだってその機能が残ってる事を示しておかないと持ち
廃れと何ら変わりはないだろ? 僕にとってはそうゆうのは余り夢がない。神々と
崇められたんだから少しは神々だって動く姿を見せてくれないと何の為に崇められてる
のかわからないだろうて。
 ま、これが面白いか面白くないかは定かじゃない。でもこれで創作だらけの話は
ようやく終止符を打てる。最後まで僕の日記を楽しんでくれ。僕からお願いできるのは
それだけだ』

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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