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雑文特別編 お金様 書くだけ書く試作品     (1/5)

 どうも引き続きお金様を書いていきます。

 どっかの何とかべちではないが、俺Aはいざ会社を辞めてから二か月経過……後悔寸前まで追い詰められる。
 その理由はやはりお金。俺はお金に反旗を翻す事で様々な壁にぶち当たる。先ずは月々の倹約。会社を辞めた人間は必ず倹約に走り出す。倹約に走るからこそ恐ろしい暗示が己に囁く--何処でも良いから就職しろ、何処でも良いから就職しろ--と。別にこれについては何も呪いの言葉ではない。人として当たり前の事。職に就かなければ生活費は賄えない。職に就かなければ欲しい物も買えない。汗水垂らさないと明日を生きる事もまま成らない。アリとキリギリスというお話は正にこれを端緒に表す素晴らしいお話。キリギリスみたいな暮らしが出来るのは一握りだけ。人は蟻のように汗水たらして明日の道を切り開かなければ成らない。それは正しい事だ。だからって俺はどちらも目指すつもりは毛頭ない。俺は蟻のような生き方に、そしてお金の為に生きるのを否定する為に会社を辞めた。
 あ、次の理由だよな。そうだなあ、お金は生活に欠かせない。お金がないと物は手に入らない。まあお金なくても生活出来る奴は生活出来る……しかし、缶詰だけで生活する奴は居ない。無人島で自活自給出来る奴は元々健康に気を使ってるか或は運が良いかのどちらかだ。それからお金無しで物々交換する時は気を付けろ。それが本当に価値として正しいかをお前は判断出来るのか? 俺は無理だ。資本論みたいなわかりそうでわかりにくい話をしてるのではない。価値の判断が出来ないから先人達は貨幣制度を作り上げる。貨幣……つまりお金とは物の価値を表す為に導入された画期的なシステムなのさ。だからこそお金は生活に欠かせないのだ!
 最後の理由が単純に貯蓄がない。金稼ぎで重要なのは無駄使いしない事。無駄遣いはキリギリス的ライフスタイルだから出来る経済を上手く回す為の方法。キリギリス的ライフスタイルだからこそ池田勇人の時代では高度経済成長期に突入。それだけ無駄遣いしても手元にお金が帰る程に給料も良い時代。キリギリス的ライフスタイルだからこそバブルの時には借金してでも不動産を売り買い出来るのよ。手元に倍のお金が返って来ると信じて。だが、一旦それが終焉を迎えると幻想であったことが判明する。そもそも高度経済成長は余りにも日本の底力を過信。そもそもバブル経済は初めから無かった筈のお金を彼らはあると信じてキリギリススタイルで通してしまい、転落。貯蓄を考えない為に彼らは破産を迎える。貯蓄する時にしないと俺みたいに成る。努々貯蓄を忘れるな。
 おっと誰に説教してるのだ、俺は! 畜生、お袋め! 俺が実質ニートだとわかったら必要最低限のお金しか寄越さない。俺とした事が何て様だ……今更二か月も親の仕送りに頼るなんて! 仕送りに頼るなんて自立した人間のされる事じゃない。俺は一刻も早く仕送りの無い生活に戻らないと。だが、貯蓄が足りない。どれだけ足りないかは次の通り。
 仕送りがないと月の家賃も払えない。煙草は吸わないし、酒はたまにしか飲まない俺。それでもゲーム会社※α社の出したアーシリーズを毎回購入する。たまにアーKのような主人公もシナリオも碌でもないのがあるけど、それでもアーシリーズはロボットアニメ好きな俺としては購入するしかない逸品ばかり。そんな俺でも仕送りのお金で趣味のゲームを買うのは生活保護でパチンコ行くようなどうしようもない奴と同じ行為に等しい。だからこそ俺は悩むのよ。初回限定を買って得をしたい自分と後で買って安く楽しみたい自分が居る事にどうしようもない葛藤をしてる事を! でも仕送りは生活の為に使いたい。だからこそ俺はそのお金を使いたくないのだ。
 さて、散歩でもするか。職にも就かずに反お金のレジスタンス活動をする俺は同志に成りそうな人間を探しに散歩を始める。えっと散歩する理由は次の通り。
 先ずはやはり健康第一でウォーキングする事はレジスタンス活動する体力を養うのに必要。どんな仕事も体力がないとやってられない。何、作家活動にトレーニング必要ないだろって? それはデスクワークを舐めた考えだよ。小説家H・Mの言い分でも頷く事が一つ……作家はランニングしてこそ意味がある。彼はそんな事を言ってる。その証拠にライトノベル作家のほとんどが短命なのを知ってるか? 知らないなら有名な人間だけを上げると先ずはT・Bのハンマーナオ享年三十一歳。Wの踏み越えのヤマトタケルノミコト享年三十七歳。永遠の零の長州藩享年四十一歳。迷いニャースオーバーライドの松本幸四郎(仮)享年四十三歳。どうだ、他にも挙げたらキリがないがこれだけでもデスクワークってのも寿命を縮める仕事だとわかるだろ? 仕事ってのは体力を作っておかないと継続するのは難しい。それだけに俺が今もやっているレジスタンス活動には膨大な体力を作り続けないと根尽き果てちまうからな。
 次がやはり活動拠点といった重要な土地を探す事に意味がある。散歩とはただ同じ場所を同じペースでこなすのが目的じゃない。それだと景色に飽き飽きしてしまう。なので常に違う場所を散歩するのが常道。違う場所を散歩すると今まで見えなかった物も見えてくる。今までほったらかしにして来た物も見えてくる。そこには活動拠点に成りそうな物が見つかる。かも知れないじゃない。俺はそう断言する。
 最後は俺と同じく暇……もとい燻る奴を見つける事にあり。そう、同志は居るかも知れない。その為に俺は散歩を心掛ける。「え、俺みたいな暇人と同じような奴は見つからない」って? どんなカルト集団でも共感した奴は居るんだよ。例えば盾ズとか低評価仲良し隊とかといった普段から俺が馬鹿にしてる奴等だって傷の舐め合い……もとい同じ意見を共有する者は必ず存在するのよ。いや、居なくちゃあ空しいだろ? 俺はそう思う。居なくちゃあ人は本当の意味で孤独さ。まあとあるβγ社がβ社だった頃に作られたベーの弱虫ペダルずさんイラストのあの章では主人公は自ら懸賞金を掛けられる事で町を守り、自ら孤独に成った。だが、そんな彼でも誰かを求めている。故にライバル役の奴は執拗に主人公に勝負を挑む訳だよ。まあ彼を生かすかどうかで彼の印象は変わる。おっと話が長いな。故に俺は同志を求めるって話さ、散歩を通じて。
 おっと戸締りはして、火の消し忘れないかも確認。これで万全。俺はレジスタンス活動する上でお金を利用する。何れお金の支配から解放された時に備えてお金を利用する術を知らないとねえ。それが安心安全の務めさ。安心安全は自給自足する上で大切な心掛けと成る。
 さてさて散歩してると早速、首を括ろうとしてる愚か者を発見。直ぐ様俺は運命に従って彼を思い留める。するととんでもない事を彼は口にする。
「死んでやるううう! あんなノルマ熟せるかよおおおお!」
「理解するのはまだまだ大変だが、先ずは深呼吸」
「俺を殺せえええ! そうすればあいつらに復讐出来るウウウ!」
「いや、殺してもそのあいつらに誤解されると俺は思うがな……というか落ち着け!」
「落ち着けとか上から目線で言いやがって! 俺を誰だと思ってる!」
「だったら先ずは名乗れ。でないとわからん」
「俺の名前はC! Y社で働く会社員だあああ!」
「Y社だと! 鬼鉄則は廃止されたんじゃないのか?」
「あんなのあいつらの嘘に決まってるだろうが! あいつらはそうやって俺達を道具のようにしか見てないんだよおお!」
「だからって前に自殺した奴みたいに命を絶つような真似は止すんだ!」
「あの会社に働いた事ないからそうやって幸せな事が言えるんだ! あいつらは人の皮を被った悪魔だ! 平然と人間をゴミのように扱える! 俺は大変な残業を強いられるんだよ!」
「うわさでしか聞かないし、詳しくはわかりかねる話だな。ンでどれくらい残業させられてるんだ?」
「聞いて驚くなよ! 一日平均六時間だぞ、しかも週休二日と見せ掛けて勤務して七十四ヶ月連続の休日出勤だぞ!」
「えっと休みの日は一応あるんだよな?」
「あっても結局は七十四か月連続休日出勤の残業約三百六十五日連続なんだぞ!」
「何だって! 流石に心折れるだろ、そんなに残業させられたら……よおくわかった! 自殺したい気持ちをよおく理解した……それで会社を辞めたいという気持ちに応えてここはいっそ辞めたらどうだ?」
「はあ? 辞めたらこの先どうやって生活していけばいいんだよ、馬鹿野郎が!」
「でも君は辞めないとあの会社に精神的に殺される事に成るぞ! 良いのか、それで!」
「簡単に辞められたら苦労しないからな! けれども辞めたら同僚達に殺されてしまうだろうが!」
「オイオイオイオイ、それも理由に挙げてるのかよ! だとしたらどうしようもないな。同僚達に首絞められるのが先か、己で命を絶つのが先か……二つに一つ」
「だったら俺の自殺を止めるのは、止めて、ハアハア」
「いや、自殺は勧めない。それは己の人生に対する冒涜に他成らない」
「じゃあ俺はどうすれば良いんだよおお!」
「うーん、無理して俺の同志にしても良いけど……そうだ!」
 そこで俺はスマホを取り出してあの上司に連絡を取ってみる事に。すると……連絡が取れた。
『--馬鹿野郎、Aが! こっちは忙しいんだぞ! 色々やりたい事が多くて連絡とってる暇ねえんだぞ! 要件を短めに言え!』
「Y社の社員をX社に雇って欲しい。出来るかな?」
『--何? 転職の手続きをしたいって?』
「ああ、そうだ。こいつは俺の同志に成り得ない。別にお金に恨みはない。ならばBさんの所で働かせて欲しい」
『--名前は? それから歳は幾つだ?』
「えっとCさん、歳は幾つ?」
「大卒だから二十九歳」
「名前はCで歳は二十九」
『--二十九か。ぎりぎり社員試験を受けられるかそうでないか、だな。後で課長及び総務に取り合ってみる。ンでお前は今何やってるんだ?』
「同志集めだ」
『--悪い夢から醒めろ、A。人間はお金がないと生きていけない。お前の為でもあるんだぞ』
「何度もお答えするけど、俺は一度進んだ道を引き返すつもりはない」
『--バカは荒野を行く……を読んで反省しろ、じゃあな!』
「あ、切りやがった……大丈夫かな?」
「て、転職だと! 俺を転職させる気か!」
「それしか生き残る道はない。君は死んでは成らない。明日の為にも、そして家族を食わせる未来の為にも君は俺が居た会社に転職しろ。名前はX社。そこではY社と違って保証は充実する。良いか、C。お前は生きるんだ。序に連絡先も教えてくれないか?」
 さて、何とか白昼堂々の自殺を防いだかな? 明日に成らないと俺の努力はわからない。こいつの心が何処まで俺の意見を呑んでくれるかに懸る。
 それから俺は同志及び活動拠点探しに約二時間も散歩する。たまに横断歩道を渡る際に走ったりもするけど、マラソン或はジョギングは苦手なので散歩を継続。でも俺に相応しいと思う拠点も俺の眼に適った奴も見つからない。世の中そんなに上手く行かないと感じる俺だった。
 俺は残念がって帰路に就いた……


 という訳でお金様の試作品をお届けしました。一応、FC2小説版と商業版はリンクしてるけど、基本的にそこまで気にする必要はない。何しろ、それぞれが独立したストーリーを展開するので無理して交互に読む必要はないよ。だって読者には自由に読んで貰わないと意味がないからね。
 それじゃあ今回はここまで。次回投稿は今度こそ来襲に成るかもね。

 ※ 登場人物の大半をイニシャルで記す為、有名どころも含めてイニシャル又は作者命名の仇名で記す。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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