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雑文特別編 狂言師我聞 試作品  (1/5)

 どうもでは先に書いた文と今回書かれる分をどうぞ。

 彼等はまず三つのグループに分担。
 全ての牢屋を調べるのはカズヒログループ。カズヒロ、ゴメクボ、プロマイ、アママイの四人。
 通路を調べるのはタイラントグループ。タイラント、ムーミン、ジュンペイ、タカ、オオニシの五人。
 各部屋を調べるのはノブユキグループ。ノブユキ、ハラちゃん、チャラオ、ロバ、タケマサの五人。
 最初はカズヒログループサイドを見てみよおおう。牢屋は全部で九つあるが、十五人が閉じ込められたのは中央の大きい牢屋。何故が十五人分の布団があり、外から見て一番右端の奥に洋式トイレを完備。残念ながらティッシュペーパー類は無い為、痔になりやすい。
「どうでもいいだろ、そんな情報は」とゴメクボは誰に向かって喋っているやら?
「止めとけ、ゴメクボ。俺達は神様は信じるが、神様より上の奴は信じない。それは他の奴だって同じ気持ちだろ?」ありがとうカズヒロ、親切な解説をどうも。
「それにしても変だと思わない?」
「どうしたあの、プロ君?」
「どうして僕達をこんな牢屋に閉じ込めたのかしら?」とプロマイが疑問を投げる。
 それを受け止めるよおおにカズヒロは口を開く。「言われてみるとそうだよ。確かにトイレはいろいろ不便だけど、ちゃんと俺達の分を用意してあるし」
「そ、それはきいとテロリストさんが俺達を餓死しないように--」
「それはおかしいだろ?」と話に割り込むゴメクボ。
「だったら左右にある牢屋に入れれば済む話だろ」
「それがさあ、左右合わせても八つ。最低二人詰め込まないと狭い牢屋は使えんだろ?」
「つまり僕達は初めからあの大きな牢屋に入る事は決まったんだ」
「それならどうしてゆうちゃんは先に殺された?」あごに手をかけるカズヒロ。
「その話はみんなと合流した後にしようぜ」

 次に通路を調べるタイラントグループに視線を移そう。
「ねえ、ムーミンムーミン」と相変わらず連呼するように名前を呼ぶタイラント。
「なあに、タイラント」
「ここで犯人訳して。僕達をテロリストグループだと思って襲ってみてよ」と突拍子の無い事を思い付くタイラント。
「何やってんだよ、タイラント」
「あの二人はほっといて以降、二人共」とタカは調査を勧めようとする。
「いや、待って。もしかしたらこれでわかるかも」
 それに対してジュンペイはタイラントの虚言に対して何か思う事があった。
「という訳でムーミン。俺達をテロリストだと思って襲ってみて」
「って何乗り気だよ、ジュンペイも」とオオニシは訳を尋ねる。
 尋ねられたジュンペイはとんんんんでもない事を口にする。「もしかしたら犯人わかったかも知れないってね」
「ジュンペイ君、本当なの!」
「それはムーミンが実演した後で教えるからさ」
「オオ、ジュンペイ君は役に立つね。どっかのゴミ豚とは大違いだね」とタイラントはどさくさに紛れてムーミンを貶す。
「全くこれだからタイラントは屑なんだからさあ」
 さて、調査そっちのけで彼らは犯人がテロリストグループと真っ向から向かい合えるか実験してみいいいた。するうううとおおお、ムーミンは向かう前に反対側に走り出したではないかああああ!
 それを追おうとするタカ。するとジュンペイは肩に手を据える。
「あ、待って。これでいい」とジュンペイは実演を止めた。
「オイ、ムーミンの奴。何処まで走っていくんだ?」
「ムーミンはほっといて、ねえジュンペイ君ジュンペイ君。さっさと教えて」
「気が変わった。さっさとこの通路の調査を再開しようぜ」とタイラントが嫌いなジュンペイだった。
「ねえ、犯人わかったって言ってたけどそれは誰なの?」
「そうだ、俺もそれが知りたい」
 とタカ及びオオニシはジュンペイに詰め寄る。
「いや、さっぱり」とさっきとは反対の事を答えるジュンペイだった。
「何だよ。嘘吐いてたんならあんなこと言うなよ」
「いやあ、めんごめんご」
「古いって、ジュンペイ君」と突っ込むタカ。
「でも確信したね、今ので」
「え、何かわかったの」
「教えて、ジュンペイ君」
「いや、お前の前で教えないから」とやはりタイラントには厳しいジュンペイだった。

 各部屋を調べるノブユキグループは先程の奇行に走る彼らよりも職務に忠実であった。食堂の調査は彼らが奇行に走る前に終わらせ、次に食堂の向かい側にある倉庫に入り、中を確認していた。
「食料は全て缶詰。食堂と違ってしけてるなあ」
「でもここにエロ本あっぞ」と早速中身を確認していたハラちゃん。
「何読んでんだよ、お前」
「オオ、そりゃあいいや。全部調べんのは後にして早速エロ本読もうぜ」
「あ、ここには漫画があるぞ」とタケマサも同様に中身を確認する。
 一方のノブユキは珍しい娯楽用品とは別に危険物を見つける。
「みんな、こっちに来て」
「お、ノブユキ君は見つけたんだね」
「ひょっとしてエロビデオか?」
「それはお前だけだ」とロバはやはりツッコミが冴ええええるぅ。
「タケマサさん、これ何かわかりますか?」
 ノブユキが見せるのは木で出来たボウガン。長さは一メートル。しかも矢を装填する代物。勿論、矢もテロリストの人数の倍は倉庫に仕舞ってある。しかも木製が十本。鉄製がニ十本。
「これレバーを下にするだけで十メートルは軽く超す距離まで飛ばせる代物だぞ」
「危ないもんがこんな所に在んのか」
「しかし良かったな。これで犯人も迂闊に凶器に手が出せなく成るな」
 果たしてそうかな?
「いや、何って。危険物はこれ一つだけだろ? 後はエロ本とかエロ漫画とか保存食とかしかねえんだぜ」
 確かに危険物はこれ一つしかない。かと言って真犯人が隠し持ってないという保証が何処にある? 言っておくが私はボウガン以外の危険物を所持してないな。持ってるのは狂言に使う扇子と般若のお面。おっと先に告白しておくべきだったかな?
「白々しい野郎だな。折角無視してやったのに俺達を煽りやがって!」
「そうだそうだ。犯人言え!」
 それは君達が発見するべきだな。私は高みの見物をするだけだからね。ひょっとしたら犯人は直ぐそこまで来てるかも知れないじゃないか?
「まさか」とノブユキは出入り口を開ける。
 するとそこには先程茶番をして反対側に走っていったムーミンだったあああよ。
「あれえ、何でムーミン君が出て来るの?」
「実は犯人ごっこの最中なんだ」
「いや、どうゆう状況だよ! お前は何してるんだ!」とチャラオはハラちゃんに近いオーバーアクションをするぅうう。
「何でだろうね」と虚言を呟くムーミン。
「いや、俺達に聞かれてもわかんねえし」
「馬鹿はほっといてさっさとボウガン持って元の場所に戻ろうぜ」
「そうだね。というかさっきの食堂に集まろうぜ」
「ああ、あそこね」
「原ちゃんさんの言う通りそこに集めましょう。但し、ボウガンは俺が預けますのでどうかハラチャンさんとチャラオさんはみんなを集めて下さい」
「ところでムーミン。通路の調査はどうなってる?」とロバは尋ねる。
 それに対するムーミンの答えはこれ。
「さっき逃げてたばっかだからわからないんだね、これが」
「全く使えない奴らだ」
 果たしてそうだろうか……では次に行こう。


 という訳で今週はここまで。『狂言師我聞』は変化球を投げる推理物。その理由は簡単で、まだ犯人を決めてないから。但し、被害者は既に決めてるぞ。試作品だけに被害者はね。
 因みに登場人物のモデルは自分が知ってる彼ら。但し、自分の記憶の中での彼らなので今の彼らがそんな奴等かどうかは保障出来ない。なのでキャラを掴む事は容易い筈。それでも説明不足気味に進めるかも知れないので要注意。出来る限りはキャラ建て出来れば勝手に出演された彼らの為にも成る……筈なんだがな(困)。
 序にこれを始めたのは一重にお詫びだ。三年以上も一兆年の夜ブログ版を読みにくくした元凶として自分はケジメのつもりで始めた。まあ本当の意味でケジメに成るかは別だけど。
 という訳で今回はここまで。第六十話の解説は雑文でするので宜しく。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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