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一兆年の夜 第五十五話 再誕の火 日は火を呼び寄せる(序)

 斬弥きるみ七弓なゆみはお互いに繋がる。その結果、七弓に微かな生命の息吹が現れ出す。それは僕へと繋がる光。
 さて、僕の事は無視して良いだろう。今は古式神武がやるべき事だろうね。えっとICイマジナリーセンチュリー百七十一年までに片付く問題ではなかったね。今回の舞台はまあICイマジナリーセンチュリー百七十二年二月六日までに遡る。それまでどうなったかを説明不足ながら僕の口から説明しよう。
 斬弥と七弓の説得により、古式神武は真正神武奪還の為に重い腰を上げる。最初の二の年は正に真鍋傭兵団の方針を大きく変える一大事業だった。幾ら首都支部で長を務める藤原クマ玄でも古式神武中にある支部の傭兵達を説得させるのには苦労する。彼が三の年より後に亡くなったのが寧ろ奇跡的だと断言して良い程に大変な事業。斬弥のひたむきさと七弓の雌ながらの感情のままに行動する体力の前ではクマ玄も老齢ながら命の炎を燃やすしかない程に。そんなクマ玄のお蔭で古式神武どころか、新天神武にもある真鍋傭兵団は真正神武奪還の為に一丸と成る。予想以上の成果により、真鍋傭兵団は自然解体。新たに結成された古式神武遠征部隊に組み込まれた。
 さて、残りの一の年より後はどう成るか? そこでは斬弥を始めとした古式神武首脳陣が新天神武との連携強化の為の話し合いに主眼を置く。だが、四の年も費やす程の大事業な上に古式神武は日に日に銀河連合に依る猛攻撃の前に精神を磨り減らしてゆく。けれども銀河連合の攻撃は言い方自体は余り好きじゃないが、古式神武の結束をより高める。新天神武の世論も徐々に本当の平和へと繋げる手段として再び戦わないといけないという風潮に繋がる。それは当然ながらに新天神武の政権を古式神武との連携強化が最も大事な国益に成るという事へと繋げる。そして、二つの句には連携強化の為にお互い手を、足を、鋏を……繋いだ。
 それじゃあ冒頭の最後に斬弥と七弓は四の年の間、何をしていたかについて語ろう。斬弥の場合は最初の一の年は七弓と共に各地で出没する銀河連合の討伐に明け暮れた。肉体関係に成って一の週より後に正式に婚約を発表。晴れて星央の代と八弥の代は一つに繋がる。更には婚約して一の月より後に七弓は懐妊。それから九の月より後に第一子が産まれた。念が残るのか、産まれたのは女児。名前は七弓の名前を採って弓八ゆうや。その子も又、仙者。しかもその子は後に古式神武最後の最高官と成って第十子十五とごを支える事と成る。まあそれは別の話に成るけどね。まだまだ斬弥の話は続く。彼は真正神武奪還作戦を実現する為に時間を掛ける。上手じゃないようにそこへ攻め入るにはそこを知らないといけない。故に彼は付き者であり、親友でもあるマルータを隊長とした偵察部隊を結成。彼らに命懸けの任務を与える。そうする事で計画の成功率を引き揚げる事に尽力させる。その努力が実り、偵察部隊は結成当初よりも半分以下に成りながらも約半分程の情報を持って帰る事に成功する。だが、そのせいでマルータは帰還して一の週より後に想念の海へと旅立った。
 当然、悲しみに暮れる斬弥を支えたのが第二子をお腹に宿す七弓。彼女は幾ら乳母達に養育を任せても弓八の事に精一杯。それでも斬弥の為に尽くす。余裕があれば会議に参加しては意見を出す。だが、会議に出席する機会が少なく成ると自ら口を出す事が徐々になくなり、やがては子育てに尽力してゆく。そうして弓八を産んで三の年より後に第二子を懐妊。益々、斬弥は子作りに焦り出す。益々、真正神武奪還に向けて焦りを見せ始める。そんな焦りを抑える為に七弓は彼を最大限励ました。
 そうしてICイマジナリーセンチュリー百七十二年二月六日……

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Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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