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一兆年の夜 第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官(序)

 そろそろ始めようと思っても中々思い出せない今日この頃。僕は必死に整合性を紡ごうとするも、中々に久しく思う。一体何処まで真実でどこまで脚色があるか僕でもわからない。こうして僕が先祖の辿った歴史に勝手な都合を持ち込んでる時点でも僕は先祖代々に申し訳ないと思う今日この頃。
 さて、何処まで辿ったかな? 思い出す為に本筋を離れて今までを辿って来た。それも必要だと思っての事だ。それも大事だと思っての事だ。と僕は何もかもできるのにそれを巧く使いこなす為の訓練が成っちゃいない。こうしてうまいとは言えない言葉を綴るのもまた僕の熟さない技に依る所と思えば。
 僕には人族だけじゃなく、豚族、牛族、羊族、鮟鱇族、猿族、鬼族、駱駝族……この宇宙にあるアマテラス銀河スサノヲ太陽系第三惑星の水の惑星と呼ばれる星にて確認される全ての種族の特性だって受け継ぐ。それが可能なのは……まあそこは今回紹介する事ではない。
 僕が紹介するのは三国分領時代の終わり。三国とは即ち天同星央ほしお、天同八弥やつみ、そして天同ななの三兄弟が主役を務めた話に遡る。星央と八弥の遺志を継いだ子供達及び七に依って三つに分かれた国々はそれぞれ異なる道を進んだ。星央の国では仙者こそ最高官を務める純血を重視する制度、国名は真正神武。八弥の国では最高官は他の種族でも可能であるが、象徴だけは天同家が継ぐ。しかも仙者優先主義で通す二頭体制で国名は古式神武。最後に七の国は天同家こそ最初だけ関わって後は他の種族でも最高官に成れるという初めて民主主義を重視する制度を実施。国名は新天神武。初代最高官である天同七以降は全て天同家以外の人族又は人族以外の種族が成り続けた。そんな三つの特色ある三国分領時代も今回の話で終わる。
 今回の主人公は天同七弓なゆみ。彼女は真正神武最後の最高官を宿命付けられる父を遡れば星央の系譜を終わらせる仙者。そう、彼女の代で星央の血統は途絶える。何故ならもしも彼女が婚約して子供を作るなら男系から遡って連続させることは不可能と成る。当然に僕の存在にも矛と盾がぶつかってしまう。それじゃあ銀河連合と大して変わらなくなる。そう、彼女で最後だよ。
 ではどうして僕が僕としてこうしてこの話の序章を語る事が出来るのか? それが血の連続性に関する問題を解決する真実があるからさ。僕の父から先祖まで遡ってそこに天同豪の父へと至るのか? 天同家の系譜に繋がる真実へと至るのか?
 今回の話で明らかと成るだろう。だからこそ僕が語るのはここまでだ。後は御先祖様である天同七弓と……彼が紡いでいけば良い。

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Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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