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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 ある時、四名の仙者は出会う

 どうも先程雑文を書いて更には『格付けの旅』黒魔法の章03の三ページ目を終わらせ、四ページ目に入ったばかりのdarkvernuであります。
 始める前に『格付けの旅』を読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>をクリックして下さいね。
 では短く行きましょうか。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十二年四月四十八日午前十一時二分十八秒。

 場所は新天神武首都ボルティーニ中央地区。
 そこで新天神武の視察をし、現在は一名だけに成って己と同じ仙者が建国したここに興味を沸かせるのは齢二十七にして四の月と十一日目に成る神武人族の女性天同九八(くや)。彼女はそこで自分が途絶えた後はどうするかについて模索する。その為には一旦、付き者達とは別行動をして自らの目と足と知恵で苦悩と向き合おうとする。
(今で私は二十七の歳だ。後三の年経てば私は熟女。歳を摂れば雌という物は段々と生殖能力の低下が起こると聞く。そうなれば天同の血筋も徐々にではあるけど--)
「……のう?」
(誰かが声を掛けた気もするけど、それは気のせいでしょう。このまま私が途絶えて他の生命が新たな連続性を確立するかも知れない。それはそれで私は彼らを--)
「あのうって!」
「誰……其方って?」
 九八に声を掛けるのは齢二十八にして二十八日目に成る神武人族の女性。彼女も又、仙者である。
「その呼び方は噂に聞く古式神武の象徴……名を九八と呼ぶかしら?」
「特徴ある尖った髪型は正に真正神武の現最高官で在らせられる弓葉(ゆみは)であるなあ」
 二名は互いの右手で握手を交わす。それは遠い親戚との握手に近い感覚に等しく、有意義な関係をこれから築く為の握手でもある。
「初めまして。私が弓葉だよ。にしても大層ぶった言い方が八弥の血統とは思えないね」
「そちらの方こそやや尖った口調と髪型はとても星央の血統とは思えん。何処かで真逆の血が混ざり合ってそのような性格に成ったんじゃろうて」
 かもね、ハハハ--二名は反対の性格でありながら意気投合してゆく。
「あ、そろそろ場所を変えましょう。私達はこれでも立場が立場だけに目立つからさ」
「かもな、参ろうか」
 二名は生命が集まる場所を避けて中央地区で真ん中に六番目に小さな建物へと入ってゆく。勿論、主である齢二十五にして九の月と一日目に成るテレス蛾族の瓦当ガ牢に許可を貰って。

 午後一時二分七秒。
 ガ牢の五十八名の息子達を相手にしながら齢十五にして二の月と十五日目に成るストテレス蚕族のカイコンから出された蚕茶を喉に注いで二名は話し合った。
「あのう、蚕族は代々人族の為に尽くすべく苗字がない事は知ってますよね?」尚、蚕族の訛りは先に聞きもしない自己紹介から始まる事を明言しておく。「私がカイコンなのはその為です……味はどうですか?」
「良い物だな。流石は生まれもって人族の為に使える蚕族の者が淹れた茶だ」
「それはそれで悲しいと思うけどね」
「いえいえ、蚕族は代々人族の為に尽くすべく苗字がない事は知ってますよね? その為、カイコンと名乗るのも実はあんまり宜しくないと代々の蚕族は口にします……お気に召さずに」
「面倒臭い訛りだね。そう思うでしょ、ガ牢?」
「あああああああ、そ、そう思います。うおおおおおおお、お、我々としては人族優遇の所を直して欲しいと思う限りです」
 確かにそうじゃな--と九八は飲み干した後でそう口にした。
 そんな時に扉を三回たたく音が彼らの音声収集機能を刺激する。建物の主であるガ牢は己の身で一の分掛けて何とか開けるとそこには齢三十二にして九の月と二日目に成るゼノン人族の中年が息を荒くしながら扉にもたれて建物の中へと入ってゆく。その生命は左眼の光がない白い眼差しで誰かを探す。
 お前は--その特徴に覚えのある弓葉はそう口にして中年の傍に近寄る。
「探したぜ、弓ちゃんよお」
「だから呼び捨てるなって。全くお前は相手にしないと何度言えば諦めてくれる?」
「互口家の雌だからか? けれども俺は一途な雄だぜ」
「そうゆう所が好かんのだ! 去れ、飛遊の雄!」
「俺は六湖(りくこ)の第一子である七貴(ななき)様だ。親父同様に諦める程軟な雄じゃないぜ」
「全くこいつったら!」
 取り込み中良くないね--その様子を眺めるは齢二十歳にして二の月と二日目に成るクレイトス人族の青年。
「其方は確か--」
「あれえ、七貴のおっさんと一緒に弓葉様をお探ししていたらここで九八様と再会しましたね!」
 青年は九八の胸に飛び込むも既に大きく成った身であるせいで左頬を右平手で引っ叩かれる。
「痛いなあ、折角の肌の触れ合いだったのに」
「歳を考えるのじゃ……えっと色葉の雄よ」
「太山(たざん)を忘れないで下さい、九八様!」
「そんな名前だったな。思い出したな、まだ約束を忘れていないのか?」
「ええ、僕はおっさんと同じく執着心の深い生命ですよ」
「そうゆう事だ、弓ちゃん。そろそろ俺達は結ばれて--」
「「お断り」」
 二名の雌仙者は波長を合わせて二名の雄の告白を断った。
「蚕族は代々の人族の為に尽くすべく苗字を持ちませんが、流石にこれは可哀想ですね」
「はあ、まだ僕は九八様に相応しい雄じゃないんだね。もっと鍛えないと」
「そうかいそうかい。弓ちゃんはまだまだ素直に成る時期じゃないんだね」
「おおおおお、お、どうやら二名共懲りる気配はありませんね」
「わかってはいたよ。七貴はそうゆう雄だってね」
「全く成者に成っても子供のままだからさあ」
 だが、二名の雌は断ったにもかかわらず互いの相手に対して目を逸らす。
(はああ、童がこんなにも大きく成ったなんて。でも私みたいなのが将来性のあるこの者を婿に入れて良いのかしら?)
 その後、一の年に一回は四名は同じ場所で出会い続け、現状報告と告白の是非を巡って交わし合う。本来一度きりだった運命は暗黙の了解を経て年に一度とはいえ、何度もあっては無駄な話を繰り返す日々を送る事に。それに別れが来る年が来ようとも彼らは約束もしない事を継続してゆく。
 そんな記念すべき集合の年がこの日であった……


 という訳で第異話はどっかのバブル世代のドラマみたいな展開を迎えて行きます。あ、銀河連合の出番だって? 次こそはやるさ。多分、絶対だ。

 黒魔性の章03の三ページ目では、いやはやタイトルで保険掛けて良かった。あれは正にグダグダを予言するのに貢献したぜ。何でグダグダに成ったかはバキもやったような梃入れでドナルドさんを出したせいじゃない。しっかり一つ一つの落ちを考えてないからこそ起こった悲劇さ。まあドナルドのお蔭で大体の敵は始末したし、ケンイチ・マツヤマも出す事が出来た。まあ頭がパーン出身なのかどうかは知らん。調べたらそんな噂があっただけで彼に関してはそんなに悪く考えてない、本当だよ。但し、グルメリポーターを出したのは本当に悪ふざけが過ぎた。ネーミングセンスが壊滅的だったから急遽偽物にして本物の威厳を損なわないようにした。幾らあいつらをネタにしてもネタにした奴らの分不相応を考えてやらないとな(笑)。あ、デスブロガーについては思い付き、な。まあ四ページ目のタイトルにも成ってるからそれがどんな結末を迎えさせるかが楽しみだ。
 序に右村河内攻は赤魔法の章でも出るよ。あ、予告しといたからちゃんと覚えておいてね。自分が忘れていたら直ぐ指摘出来るからちゃんとメモるように。
 以上で黒魔法の章03の三ページ目の解説を終えるぞ。

 ジョジョの場合は主人公なのにたまに誰が主人公かわからない場合が多々ある。それが顕著と成ったのが第四部以降。四部では途中から読むと康一君が主人公だと読者に誤認される場合もあればラスボスである筈の吉良が主人公だと誤認される場合がある。第五部ではブチャラティを主人公だと誤認する読者が多数存在する。ジョルノはほとんど見せ場がない。第六部に至っては主人公は徐倫なのにラスボス倒したのはエンポリオで主人公死亡のまま進行するという大どんでん返しをやらかしたからな。第七部に至っては元々ジョジョでやる気がなかったけど、ジョジョでやるように成ってからジョニィが正式に主人公に成ったけど最初読んだ人からすればジャイロが主人公としか思えない。それくらい第七部は安定しない。とこのようにジョジョはわからない人からすれば誰が主人公なのかはわかる筈もない。ジョジョを読む時は注意する事だぞ。
 という訳で今日はここまで。鉄血のモビルアーマーさんパネえ。イオク様は本当にお下がり下さい!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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