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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 久八は大いに悩んだ

 どうもカジノ法とか言う治安を悪化させるような法案には断固反対のdarkvernuであります。
 最近雑文したいなあ。特別編はお話を提供するけど、弱点として愚痴とか関連無いからな。そこらへんがネックなんだよな。あ、ネックと弱点は一緒の意味に等しいので宜しく。
 早速行きますか、一兆年の夜外伝を短くと。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百五十九年四月四十七日午前七時二分十四秒。

 場所は古式神武首都タイガーフェスティ県中央地区神武聖堂。
 その中にある天同八氷(はっひょう)の間にて齢十五にして四の月と十日目に成る神武人族の少女は座禅を組んで大いに悩む。
(とうとう私一名と成ってしまいました。これから古式神武をどうやって存続させれば宜しいのでしょうか?)
 少女は悩んだ。象徴を務めるのに迷いはない。自分を旗印に古式神武の生命が前に進む事が出来れば銀河連合に依る襲来も対処出来ると。だが、彼女の悩みはそちらではない。
(この天同九八(くや)は仙者として、象徴として大いに父上と母上を大変馬か鹿だとお思いです。晩年に成って私をお産みに為さってしかも私を置いて想念の海へ一足早く行かれました。本当に馬か鹿であります。更に追い打ちをかけたのが一の月より前にこの間の名前の持ち主で在らせられる八氷御爺様が想念の海に行かれました。全く何処までも馬か鹿ですか! こんな物では古式神武は何れ絶える事でしょう。いえ、それ以前に女系を認めてしまったらもう)
 そう彼女が悩むのは自分の代で男系が途絶える事。それだけが大いに悩ましい限りだった。そんな彼女の前に齢三十八にして九の月と二日目に成るタゴラスカンガルー族の老年が戸を叩いて許可が出ると静かに開けて入って来た。
「やあ、ミガンタムや。また縁談か?」
「はい。いい加減ニして下さい、九八様。あなた様ガ子供ヲ産まなくテハ結局ノ所ハ天同ノ血筋ハ絶えるノです。それヲわかってますか!」
「だからって仙者以外の雄と婚約するのはなるべく避けたいのだ」
「そのような者ハ何処ニモ居ないノですよ。それでもそれヲお求めですか!」
「ああ、求める。だからこそ存続の危機に立たされるのだ」
「どうして男系ヲ維持する事ニ拘るノです?」
「天同家は雄を辿れば必ず初代仙者で在らせられる豪へと至る。ここで連続性を絶てば……天同と名乗る資格は何処にもない」
 それが天と同じくするという苗字の語源なのか? 既に時の流れはかつての解釈を大いに変化させる。それでも九八はそれが大切だと主張する。
「わかりました。でも、そのような者ハ果たして何処ニ居るノでしょうか?」
「ああ、タゴラス鶏族の禾野コケ甜(うま)に命じて調査した所……どれも男系を維持した傍系はほぼない事がわかった。それでも私はその者を--」
 その時、戸を叩く音が二名の耳に届く。九八は許可を出す。すると強引に戸を開けるのは齢八にして二の月と一日目に成るクレイトス人族の子供であった。
「あ、やっぱり九八様だね!」
「何だ、其方は! 戸を開ける時は戸を大事にするようにやるのが神様に例に失しない術だろう!」
「まあまあ、九八様。色葉の一族がどうしてもそんな者が多いのでね」
「いやあ、生の九八様が見られて嬉しいよ!」
 色葉の子供は持ち前の身体能力を以って九八の胸に飛び込み、母の乳房を弄ぶ赤ん坊のような事をする。それに対して九八は頬を赤らめて左手で子供の左頬を引っ叩いた。
「や、止めんかい! 幾ら齢が幼いとはいえ、私も一名の雌じゃ。母親ではないぞ!」
「痛いなあ」子供は痛がるものの、次の瞬間には満面の笑みを浮かべてこう口にする。「でも最高だよ! 九八様に引っ叩かれたよ!」
「全くもう……抓み出せ、ミガンタム」
「いや、そのままデ良いでしょう」
 お前という奴は--と九八は己がおかしな扱いを受けて溜息を吐く事に。
(それにしてもこの息遣い……もしや?)
 九八は耳打ちでミガンタムに子供の親について調査するよう勧めた。
「ねえねえ、九八様」
「何だ、母親代わりは務まらんぞ」
「大丈夫だよ。お母さんなら--」
「ここに居たのね、探したわ!」噂をすれば齢二十九にして五日目に成る元仁徳人族の女性は子供を見つけると右手で彼の頭を引っ叩く。「どうしてこのような御方の部屋に無断で入られたのですか!」
「痛いよお、お母さん。別に減る物じゃないからさあ」
「そうゆう問題ではありません。この方は天同九八様で在らせられる--」
「まあまあ、そこまでにしなさい。えっとその理屈っぽい喋り方は……さてはバルケミンの者か?」
「はい、かつてはそうでしたわ。でも今は色葉に嫁いで名をミリナ・色葉と名乗ります」
「ではその子の名は何という?」
「僕は色葉太山(たざん)だよ。クレイトス人族でこれから九八様に嫁ぐ生命だよ!」
「コラ、勝手な事を言わないの!」
 またしても頭を引っ叩かれる太山という子供。
「それは期待するぞ」
 九八は冗談のつもりで受け取る。だが、この出会いは後に連続性の保全への鍵と成るとは当者達は気付かない……


 という訳で異話はいきなり存続問題から始まりました。だって仕方ないじゃん。一兆年の夜は話が進む毎に年月を経る訳だからどうしても並行でやる訳にはいかないんだよな。そうすると外伝の更に外伝をやらんと駄目だからいきなりこの話に成った訳さ。

 狛枝主役のおまけアニメで音無と斑井が顔出し出演してる。どうして3本編ではそうしなかったんだよ! 全くこれだからアニメ版ダンロンは……まあアニメはアニメだからな。出来ればまたやる時はアイランドモードの方をアニメにしてくれ。まだまだダンロンはかつてのタイプムーン作品と同じくファンを納得させるような代物は出来んと自分は思ってる。まあ3は3で良かったと思うぞ。但し、未来編は万代や月光ヶ原のような使い捨てとかなければもっと良かったし、絶望編と合わせて洗脳オチは正直やり過ぎたな。まあ飼育委員とマネージャーはどうやっても絶望化させるにはあの江ノ島であろうとも難しいから仕方ない点もあるけどさあ。
 という訳で今日はここまで。V3アニメやるんだったらおまけモードのだんがん紅鮭団の方をやってくれ。漫画版だんがんアイランドみたいに良い物に仕上がると自分は思ってるから。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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