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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第急話 戦う士族の役目(中篇)

 どうもこっちも向こうも反対デモする奴らの質ってのは大体同じなんだなあ、と野蛮なデモを見て思ったdarkvernuであります。
 始める前に『格付けの旅』が土曜日までに黒魔法の章03の二ページ目が終わり、三ページ目に入って更に少しだけ更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>をクリック。
 さあ、最近人族ばっかりで逃げに入った自分は粛々とそして短く勧めますぜ。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百四十二年十一月十四日午後十一時七分五秒。

 場所は武内大陸平群都久(へぐりのつく)地方馬御厨連(うまのみくりのむらじ)。
 そこに住む陸上種族が海洋種族と共に様々な作物を交換する地として有名。彼らは向こう側にある新天地に思いを馳せながらも一方で新天地への渡航は神々が阻むが故に通れば命に関わる或は穢れを纏うとして彼らは恐れ、渡航する事を許可しない。実際には新天地へ渡ろうとして断絶した一族が存在する。それが応神蟋蟀族の一橋家である。彼らの内の変わり者が一族がもう一組しか存在しないにも拘らず、渡航を断行してそのまま津波に遭って消息を絶った。他には真正神武の血を引く者も又、多くの生命を引き連れて渡航を決意する物の、後少しという所で津波に遭って断念。幸いにも真正神武の血を引く者は生き延びて古式神武の血を引く者と結ばれる事に成る。
 さて、そんな渡航に謀り無きにも挑戦しようとする生命が六名。齢十九にして三の月と五日目に成る武内鬼族のカタリベと齢二十八にして十九日目に成る武内鯨族のマッコウイ、最年長でまとめ役を務める齢三十九にして十一の月と一日目に成るエウク鳩族の柊ポ太郎、最年少にして齢十五にして十一の月と二日目に成るアデス羊族の少年メンデルス・メヒイスト、齢二十歳にして七の月と七日目に成る物部犬族の物部アラ助、最後は齢十八にして十一の月と十四日目に成る神武人族の少年天同十刃。
「本当に行っくのだな?」そう尋ねるのは齢四十一にして二の月と三十日目に成る武内猿族のゴーリンドルは尋ねる。「どう成っても知っらんぞ」
「ああ、行くぞ。その為に俺は先祖が果たせなかった新天地への渡航を果たすんだ。そうすりゃあもっとこの水の惑星を知る事が出来る」
「そうゆう事だ。済まない那、ゴーリンドルさん」
「学者魂が疼くーんだよ。先祖代々から受け継がれーいて来たこの魂をな」
「そーうこなくちゃーね」
「配達事業の更なる発展の為ーに!」
「速く乗レ! でないとわしは沈んでシマウゾ!」
 マッコウイが支える成人体型縦二十、横十、高さ十四の船に五名は乗り込む。そして船はマッコウイの怪力を以って前に進んでゆく--果てしない旅の始まりを覚悟するように。
「果たして十刃様を始っめとしてみんな長い旅を続っけられるのか?」
 ゴーリンドルは知っている。新天地への渡航に於いて一月以上掛けないと長い旅に成らない事。その前に津波が襲い掛かり、彼らを呑み込んでゆく。それから生き残るのは何時だって限りない生命。しかも何処へ流されるのかもわからない程に。
「どうか神様っよ。十刃様を初めっとした彼らに救っいの手を」
 ゴーリンドルは叶わない願いを口にする。神々は助けの手を伸ばさない事も既に知ってる。それでも願わずにはいられない。それが全生命体が共通する他者を敬う精神から来る事も。

 十一月二十一日午前七時六分六秒。
 場所は不明。何故ならそこは海の真っ只中。常に曇り空が続き、一向に晴れる気配はない。
 それでも食糧は一ヶ月分は保障される。例えそれが甘い判断であっても六名は何とか出来ると楽観視する。そう、彼らは楽しむように船旅を満喫。朝早く……正確には夜時間であろうとも彼らは夕食を満喫。時差による影響も多少なりとも管理はしてる模様。
 そんな彼らの様子は六者六様。マッコウイは船を動かす以上は何時休めるのかを催促しては五名を困らせる。そのマッコウイに対して口煩いのは一番の武闘派と謳われるカタリベ。鍛錬を誰よりも愛し、より強い銀河連合との戦いを求める少々困った鬼族の少年。その二名を宥めるのはポ太郎。アラ助は煽り、メンデルスは胃腸の心配をする。一方で十刃は食事を済ませると五名の諍いを放ったらかしにして故郷の方角にある海を眺める。
(全くどいつもこいつも困った生命ばかりだ。僅か四の年の間に俺は新天地へ向かう為の仲間集めをしたけど、みんなして現状やら臆した病に発症してるやらで聞き入れない。どうにかしてやっとこの五名にありつけた上に船を出す許可を貰えたのはここを出る一月より前だよ。全くあの世に居る三弓とやらや古式神武の天同の雄と婚約した七水やらは仲間集めに苦労したんだろうなあ。理解したよ。一大事業やら他の生命と異なる事をやろうとする意味を。それが--)
 とその時、海の向こうより羽を生やした悍ましい何かが迫って来るのを確認。これに気付くは十刃だけではない。
 あれ端銀河連合--一番の武闘派であるカタリベは背中越しよりそれに気付き、振り向いてこう叫んだ!
「馬か鹿かあーあ!」
「いーい、急いで物部刃を用意しるべーし!」
「ヒーイイ、僕は引ーき籠るなりーい!」
「緊急事態ダ! 後方ヨリ羽付き! 前方ヨリ--」
 何--それは他五名は一斉に発した驚きだった!
「--船付き! 繰り返ス! 後方ヨリ羽付き! 前方ヨリ船付き!」
 カタリベとアラ助が真実かどうか確認するとそれは確かに自分達の乗る船と同じ大きさの船のような物に組み込まれた銀河連合指揮官型が迫って来るではないか! そこまで銀河連合は混ぜ合わせる事が出来るというのか! 誰もがそう思った。
(これは今の時期で最も想像が出来ない状況。あんなのは俺だけじゃなく、カタリベだって無理だ。只でさえ、背後に羽付きの指揮官型が来てるというのに今度は質量を以ってあいつは俺達を苦しめるのを嬉しいと思っているようだな)
 それは絶たれた望み。誰もがそう思うだろう……だが、十刃だけはそう思わない。何故なら十刃は全生命体の希望を背負う神武人族の天同家の仙者。故に彼は状況が望み絶たれようとも諦める事なく、次のように皆を鼓舞する!
「足し算で俺達が勝ってる! たかが船に取り付いたくらいであいつが船の動かし方を知るマッコウイと俺達に太刀打ち出来よう筈がない! 足し算だ! どんな手を使う銀河連合とて俺達は勝てるんだ! 足し算を以って今すぐあいつらを倒しに掛かるぞ!」
「足し算駄斗。足し算、科! 流石端俺乃見込んだ人族乃男余!」
 相変わらずお前は誉めないな--と言いつつも十刃は語り部と共に既に利き手に己の物を握る。
「屁が入いーいった理屈でも……構わなーい!」
「そうーだ! 足し算で勝てるなら希望めーる!」
「はーあ、まあそれで良いんならそれで良いんーじゃなーい?」とアラ助は飽きれた後に次のように前向きな言葉を発する。「それがー僕達全生命体なーんだから!」
「指揮官型との力比べに負ける鯨ジャナイ!」
「みんな……本当に馬か鹿で良かった。では攻めに行くぞ!」
 十刃達は前に進む。それは数では圧倒しても質では圧倒される。原因はやはり船付き指揮官型。船とはいえ、やはり渦を利用した戦法で何度マッコウイを酔わせるか。その度に船から荷物が放り出され、更には穴を開けられる。それでも十刃は吠える。酔っていて利がないマッコウイを高揚させる為に!
 一方で三名掛かりで羽付き指揮官型を倒そうと試みるカタリベとポ太郎、そしてアラ助。けれども飛翔する相手にはどうしても質が落ちるポ太郎しか攻撃が届かない。その度に金棒を投げる事で助けるカタリベ。拾い上げるアラ助。何れは指揮官型に良いようにやられると踏んだ武闘派のカタリベは何と飛翔するポ太郎の上に乗っかって指揮官型へと飛んだ! その謀り無きに等しい勇気は功を奏し、左翼に金棒が命中。指揮官型が背後から落下するカタリベの首を狙おうと両翼に風を乗せた瞬間……均衡を崩して中で外の様子を探ってるメンデルスの真ん前に落下。メンデルスに狙いを変えた指揮官型は偶然にもメンデルスの頭上に落下したポ太郎の物部刃に脳天を射抜かれて倒された。
「やったーぞ。はあはーあ、今度は乗らないでくーれ」
「イデデで……ああ、そう成らない事尾祈る」
「全く無茶ー苦茶だーあ」
 羽付き指揮官型を倒されたと見るや船付き指揮官型は渦を利用して退散。こうして一つの危機を乗り越えた六名。
(間一髪。髪の毛の差で俺達は難関を越えた。だが、これからが大変だ。あいつらのせいで余計に航続距離が縮んで楽観視していられない状況へと進んでゆく)
 十刃の予想は正しい。この後、彼らには思いがけない事が起こる……


 さて、夜に追記する模様。どうやら今回は長く成りそうな予感がしたので後篇の所を中篇にした。済まないと思ってるけど、そうしないと駄目だなあと感じたまで。

 すっかり忘れていた黒魔法の章03の二ページ目の解説をしよう。今回は耐震偽装でお馴染みのA氏(ウィキではそう記されてるから覚えておこう)やお笑いコンビ騎士とセックス好きな間違いないが口癖のあの芸人とかを出したぜ。いやあ、やっぱりぐだるなあ。どうしてもデュアンとアルッパーを苦戦させたいが為にとうとう信長をボコったあのボクサーのそっくりロボまで出しちゃったよ。因みに眼鏡に関する情報は解説通り。本当にもう駄目なデモ団体に成っちゃったからな。そりゃあ黒軽部が敢えて名前を紹介しない程にあいつは色々やり過ぎた。因みに眼鏡とあの正宗が繋がってるかについては噂の段階なので鵜呑みにしないように。
 以上で黒魔法の章03の二ページ目の解説を終える。

 ワンパンマンの第二期か。あの冗長で急に説教臭く成って来るガロウ編の始まりか。只でさえあれのせいでワンパンマンの方向性がおかしく成っただけじゃなく更には色んな所に手を出し過ぎて遅筆を招いてる村田版は最早オリジナル展開が始まって何だかよくわからない状況。正直、モブサイコはあのままで良いけどワンパンマンだけは説教臭くせずにごちゃごちゃ言ってないで男なら拳一つで勝負せんか……みたいな展開に戻って欲しい。説教臭いのはゾンビマンとか説得力のあるキャラだけで良いから。というかアニメの方もオリジナル展開やりそうな予感だな。だって村田版がオリジナルやるんだからアニメ二期からオリジナルやらないなんて予想は有り得ないと自分は思ってる限りだよ。
 という訳で今日はここまで。ガロウ編の何が気に入らないかって? それはぽっと出のキャラであるガロウの醸し出す被害者面しながら無用なヒーロー狩りして他キャラを徹底的に下げて来るのが無性にイライラするから。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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