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一兆年の夜 第八話 戦いへの一歩を(四裏)

 ICイマジナリーセンチュリー三十七年九月百二十日午前十一時二分三十五秒。

 場所はプロティ町北東地区一番地。
 ザブリスは勢いよく転んだ!
「いてて、み、みんなはここにも逃げてぶのか?」
 ザブリスは獅子型から逃げ惑う住民達を見てそう呟いた。
(立ち上がらないぶ! 立ち上がっどあいつを死だせぶ物を持たないと俺は町を守れ
どう!)
「なーに重荷抱えーたこと考えーてるのさ、ザブリス!」
 立ち上がろうとするザブリスに近づく者がいた。齢二十九にして五の月と十四日目
になるザブリスの教官犬丸ラビーだった。
「ラビー先生! 生きていどぶですね!」
「あったり前ーだろ? 僕はー陸上配ー達本部の一番ー星なんだーぞ! そーれより
ザブリースは何しようーとしてるー?」
 ザブリスは真剣な眼差しで--
「じ、自分は町長邸に今いぶ獅子族型のあいつを死なせよぶと考えてまぶ!」
「そーうか、どーうやら広ー報官の意ー志を曲げるー気だーね?」
「いえ、意志を受け継ぐどめに自分の道を示しまぶ! これは曲げぶこととは同じで
ありませぶ!」
 ザブリスは応えるのと同時に水からの眼に真があることをラビーに感じさせた!
「そうかー、そうー答えると思ーっていたよー! はーい、これどうーぞ!」
 ラビーは後ろ右足から果物包丁をザブリスめがけて投げつける--ザブリスは
上下前歯で取っ手を掴む!
「だげぇ?」
「決まーってるだろ? お前は戦いーたいんだろ? 皆を守ーりたいんだろ?
 ベアール・毛ー利になりたいんだろー? 母をー守りたいんーだろ? 万物ーの
神々を守ーりたいんだろ? そしーて何より父ーに意志を示したいんだーろ?
 守って見せーろ、それがザブリース・クーロレットという生命のー意志だ!」
「あ、ありがとぶございまぶ! 有り難きお言葉に感謝で一杯でぶ!
 そして言われぶことは守りまぶ! 今、この時--」
 突然ラビーの上方から烏型が突撃した--ラビーは気付くのが早かったため、
ギリギリで左側方へ飛んで回避!
「僕も果物包ー丁は持っていーるが、死ーなせるのは心ー苦しい!」
「でもここで自分達が動かだぶれば町は、守れなぶ!
 穢れは全て自分が、引き受けまぶ!」
 烏型は成人体型二百まで高度を上げた! 突然の烏型の出現に一番地に逃げ
延びた住民達は更に混乱する! ただし二名だけは--
「全てーは大きすーぎる! せーめて半ー分でも僕ーが背負う!
 無理するーな!」
「分かりましぶ! 自分は父に示しまぶ! 『これが俺が選んだ道です!』 と!」
 ザブリスは自らの内にある怒りを発動させて、烏型と今戦う!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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