FC2ブログ

格付けの旅 デュアン・マイッダー死す 格付転生

 あらすじ……それは前回の話を知らないユーザーに全体の流れを教えるユーザーフレンドリーな説明。その為にあらすじはあらゆる場面で活かされる。たまにあらすじなのに適当に流して薦められる世界もあるので要注意だ。
(さて、前ページのあらすじでも--)
 お前があらすじするな--と相も変わらずアルッパーの雄叫びが無双地域に於いても響き渡る!
「全くアルッパーも心配性だな、折角自由に成ったのに」
「俺があらすじをするぞ。先ずは俺は全然二本足を食べられずに閉じ籠ったまま。てめえは郷田ほづみや速水奨と戦ってほとんど傷一つ付けられないまま解説ばっかりして今に至るんだろうが」
 全然あらすじに成ってねえぞ、アルッパー--とデュアンはアルッパーを注意した。
 では大人げない二体(奴らは人じゃないので)に代わってナレーションがあらすじを行う。前ページでデュアンは『ドワオ軍団』打倒の為に『ケン・イシカワ』が最も濃いと思われる戦国絵巻にやって来た。そこには既に先回りしていたワカモト達。アルッパーを閉じ込めてデュアンに生徒二十人を人質に従うように脅す。当然、利害の一致したデュアンは生徒二十人を犠牲にしない事と己の力を好き放題使う為にワカモト達の提案を受け入れた。
 受け入れて直ぐに戦国絵巻より異能生存体が襲い掛かる。何とか引き分けに持ち込んだデュアン。だが、異能生存体の次に襲い掛かった空気王のオサレ感に押され、後一歩という時に柳生十兵衛に良く似た重火器使いが現れて空気王は撤退。重火器使いの申し出で無双地域へと足を踏み込む。アルッパーは無双を楽しむ一環で仲の悪いデュアン達と無双地域で暴れ回る予定。
(相変わらず俺と同じくナレーションは私語が多過ぎる。大丈夫かよ、これ)
 私語は自分だけで良いと割とまともな一面を出しつつもデュアンは無双地域で今まで横槍を恐れて力を振る舞えなかった鬱憤を晴らすかのように周囲一帯にある誰も居ない民家及び森を焦土と化す。
(まあ誰か居たとしても俺には関係のない事だ。俺は今まで溜まっていたストレスを発散するべく、アルッパーに八つ当たりすれば良いのだからな!)
 てめえ、俺にばっかり攻撃するな--とデュアンと同じくうっぷん晴らししていたアルッパーも又、八つ当たりをしていた。
「今度こそ決着を付けようか、アルッパー」
「そんなの当たり前じゃないか! 何時までも噛ませられてたまるかよ!」
「気にしてたのか!」
「何時も何時も主人公ぶりやがって! 俺に譲って鯨の章というコーナーを設けさせろ!」
 やなこった--とまるで自分に決定権があるような返答をするデュアン。
 徐々に荒野と化していく様子を安全な場所から眺めるワカモト一行。
「今回は宇宙よりも遥かに狭い場所だぞ。戦国絵巻も無事ではあ済まなああいぞ」
「大丈夫って。こんな事も有ろうかと」エルステッドが指差す方向に何かがデュアン達に近付く。「ハイ、来ましたよ」
 それは戦国時代に於いては余りにも場違いで尚且つ巨大だった。巨大という概念に於いては恐らくアルッパーよりも大きいという意味ではなく、圧力という意味で彼らは動きを止めるしかなかった。
「クソウ、何でぽっと出の奴に俺が動きを止めなくちゃいけないんだよ!」
「これは参ったな。『大人の事情』が絡んだら戦闘を止めるしかない」
 大人の事情……それはこうゆう事をやりたかったのに大人達の都合で引かざる負えない社会的障害の事を指す。例えば彼のジャンプ超宇宙群の追加項目領域のうすた超宇宙のフードファイター大宇宙に於けるフードルがそうである。会場がコンサートに成る筈がドッグラン横に成るのも大人の事情。既に融合を果たしたスパチュン超宇宙群のダンロン超宇宙にあるスーダン大宇宙の殺し合い三回戦でクライマックス推理が中途半端に成ったのも大人の事情。かのジャンプ超宇宙群の鳥山超宇宙のドラゴンボール大宇宙にある第七宇宙で若本を倒した後に終わる筈がブウの生まれ変わりまで続いたのも大人の事情。このように大人の事情は作品の品質を保つ上では超えなくてはならない恐るべき壁である。努々大人の事情を甘く見ないように。
 そうしてデュアンとアルッパーは八つ当たりという名の破壊活動を止めて、後から駆け付けた無双重兵衛に案内される形で全長十キロもある空中木造戦艦へと……あれ、戦国時代にそんな物騒な物はなかったのでは?
「ああ、『原作レイプ』だな。しかもアルッパーを乗せられる戦艦である以上はあの『ケン・イシカワ』が関わってるな」
 原作レイプ……それは文字通り原作を滅多切りにする程凌辱する事を意味する。これをやったせいで大半の作品をユーザーが誤解し、その作品従来のファンが怒りの声を露にする。逆の例もあるが、大抵は怒りの声が多い。では例を露そう。先ずは日本人と呼ばれる人種の誰もが誤解する封神演義という読み物から行こう。今は亡き翻訳者に依ってある星の日本と呼ばれる島国の全土に封神演義は広まる。だが、その翻訳は余りにも翻訳の粋を食み出して寧ろ原作レイプのそれにあたる。何故原作レイプか? それは細かい言い間違えから行くと「ナタク」(漢字は大人の事情で割愛する)は本来「ナタ」と呼ばなければいけない。にも拘らず、その翻訳者は「ナタク」と呼んだ。そのせいである宇宙のガンダム乗りは愛機を「ナタク」と呼ぶように成ってしまった。細かいのはここまで。大まかな誤解は寧ろ申公豹にあるだろう。奴は北欧神話で言えばロキに当たるポジションの作中きってのトリックスター。奴に依って多くの登場人物が人生を狂わされたと言って良いくらい巧い事騙され、倒されてゆく。そんなトリックスターも最後は生きたまま封神されるという生殺しに近い末路を辿る事に。因みに宝貝は王魔と同じく開天珠で宝剣を武器に戦う。ところが、あの訳者によって示された申公豹はシュウ・シラカワみたいなダークヒーローと化して尚且つ何もかもチート染みた人物と成る。しかも宝貝は原作に存在しない雷公鞭という明らかに間違った性能の雷系武器である。そう、申公豹を中心に封神演義は彼の翻訳者に依ってほぼ別物に近い形でレイプされ、日本人に大いなる誤解を招く事と成った。ああ、アニメーションの方は元々原作レイプを基に漫画にした物を更にアニメにしたような物なので割愛。他の例で行くとギャグが中心だったはずのバイオリン弾きのお話。アニメだと何故かシリアス物と化して何がしたかったのと思ってしまう展開が続出してもうてんやわんやの状態。他には空鍋で有名な某エロゲ出身のアニメや同じくエロゲ出身の某キャベツなアニメ、原点のゲームボーイカラー版では良かったのに当時のスタッフがほぼ不在の状態でリメイクされ、箪笥という得もしない置物を中心に至る所改悪が加わったPSP版、原作者の逆鱗に触れさせてしまった有名な雷女がヒロインの話……最初の解説にいらん力を費やしてしまったよ、ハハハ。
「てめえの言いたい事はわかったぞ。要するに原作を尊重しない奴が好き勝手やるとか言いたいんだな」
「まあそうゆう事だ。幾ら漫画が原作でも漫画家とアニメ監督とでは見るべき方向性もやり方も大きな隔たりがあるんだよ」
「だからって……クソウ、黒い方の話題は言えない!」
 尚、実写関連は黒で語る模様。そう、役者をな。
 斯くしてデュアンとアルッパーは木造戦艦の中へ入ってゆく。そこで待ち受けるは何と『召喚』された七人の侍だった。
 召喚……それはロールプレイングの世界では誰もが興奮するシチュエーション。その原点は様々だが、何と言っても有名なのが今は落ちぶれた最後の夢シリーズだろう。イフリートだの、シヴァだのを召還して敵を薙ぎ倒す様は見ていて痛快且つ男心を擽らせる。まあそれが一般的な召喚の在り方。別方面では魔界転生をパクった菌糸類が作ったアダルトゲームが有名だろう。そこでは聖杯を巡り、七人のマスターが歴史上の人物をサーヴァントとして召還してゆく物。召喚するからって強い奴を召還するのは当たり前だが、決められた役職と噛み合った人物を召還しないと思わないしっぺ返しが来る場合もある。えっと、その菌糸類の作ったゲームによるとセイバーだのアーチャーだの良くわからない職種に就く者がどうたらこうたらなんて長ったらしくて説明するのが面倒臭いな。つまり、アサシンはアサシンに相応しい正面突破が苦手だが暗殺に適した偉人が成る者。佐々木小次郎とか言うのが成ってるのが寧ろ不思議な位だ。それからバーサーカーは限界以上の力を発揮出来るけど、狂化の副作用として一部のスキルが使えなく成るらしい。後はアーチャーは何故か単独行動が可能という職業なりの特性もあり、一概に強い奴を召還して良いルールではない。勝つ為にはサーヴァントを理解しないといけないとの事。何れにせよ召喚とは中々にロマンあふれる者じゃないか……あ、因みに歴史上初めての召喚は恐らくソロモン王だと思われるがこれは誤りかな?
(説明したのは良いが、出て来たのはセイバー役を務めるアーサー王とロストチルドレンを足して二で割った奴とアーチャー役を務めるのは言語回路が不調な妹と良く脱衣する姉を合わせたかと思ったら実は複製使いまで混じって参で割った奴にランサー役が何故か風の魔装機神と山を歌だけで動かそうとする熱血馬鹿を足して二で割った奴かよ)
 オイ、こりゃあ何なんだああ--アルッパーは兎に角五月蠅い。
「彼らは無双地域のボスキャラ達だ。彼らに打ち勝つ事が出来たら君達の横槍は少し和らぐよ」
「来た甲斐があったな。ンで誰から行けば良いかな?」
「お前、二本足の生徒を人質に取られてる事を忘れたか?」
「今更言うなよ。それよりも他の四人も紹介するぞ」
 デュアンに代わって紹介するとライダー役は意地を貫くシスコンARM使いとセガサターンを薦めて来る通り魔を足して二で割ったエゲツナイ者。キャスターは最近ロボットに乗ったラウェイ使いと杖術使いを足して二で割った異色家。アサシンはマッハ20で駆け抜けるタコとA級最下位を足して二で割った一応役職に合った奴。最後のバーサーカーはラスボスを務めたシュヴァリエと究極ロボを操縦する天才科学者を足して二で割った冷静なのか狂気なのかわからない存在。
「先頭を務めるのはこの藤岡--」
「言わせてたまるかよ、食ってやるぜ!」
 こうしてアルッパーとせがたの戦いが開始された。
 開幕からいきなりせがたは百メートルもあるアルッパーを背負い投げした! それから彼は何故かこう言い放つ!
「『SSしろ』おお!」
 SSしろ……それは藤岡弘、がコマーシャルをやるとある家庭用ゲームの事を指す。そのゲームはハード作りの技術が任天堂よりも低いあの会社が当時参入したてのSCEの駅に依ってハード面でさえも追い詰められた際に次世代ゲーム機である夢の繋ぎとして放送された。そう、土星は駅に完全敗北した瞬間でもある。
 全然説明にも成ってないし、そもそもそれは黒い方のネタだろうがあああ--とアルッパーはせがたの強烈な背負い投げのダメージを感じつつもデュアンに向かって突っ込む!
「いや、『藤岡弘、の場合は例外』だ」
 藤岡弘、の場合は例外……それは彼が白い方のみならず、黒い方でも伝説である事を意味する。勿論、ここでは白い方でどうして伝説なのかを説明しよう。それは彼がリアルヒーローである事。尚且つ彼が剣術の達人である事。尚且つてつをと並ぶリアル仮面ライダーである事。近年ではてつをに追い越された上に老化に勝てない藤岡弘、ではあるが、それでも白い方でも大変お世話に成った伝説。故に例外である。
「良くわかってるじゃないか、格付師君!」
「誉められても俺が手を抜く気はないな」
「馬鹿め、余所見してる場合か!」
 アルッパーはせがたの頭部を食らわんと狭い空間内で飛んで来た!
「受けよ、ライダーアッパー!」
「アバア……って俺がこんな悲鳴を上げるなんて!」
「俺が貫くのは意地だあああ!」
 突然、せがたの右手から銃のような物が飛び出してロックオンアクティブモードに変化--と同時にレベル99の弾数フル仕様のガトリングレイドがアルッパーの全身を蜂の巣の如く貫くのであった!
「忘れていたああ、クニークルスも混じってる事にい!」
「SSしろおお!」
 尚、せがたの中に入ってる真面目兎はSCE出身である事を忘れずに。
(やばいな。藤岡弘、にクニークルスか。どっちも気合で何とか叶ってしまうような相手だ。少々アルッパーとしてはやりにくいだろうな。最も足して二で割った部分があるからそこを衝けば勝機はまだまだあるだろう……けど)
「アバアああ、また俺が蜂の巣にイイイ!」
「何という頑丈さ……君は鯨の中では随分精進してるじゃないか!」
 突然泣き出すせがた。これは一体何が起きたというのか!
 そう、彼はれっきとした『愛国者』。そして涙脆いのだ!
 愛国者……それは白い方では強い信念と莫大なる強さを発揮する異能。国を愛する時こそ、そのキャラは数値以上の力を発揮して並みいる敵を倒してしまう。弱点としては国を愛するが故に必要以上の犠牲を伴う事、融通が利かない事と様々。
「君のような若者が居る限り、日本の未来は明るい!」
 俺は反日だああ--この意味する所はアルッパーにとって海の一族日本人とは互いの命を懸けて戦う好敵手との事。
「それでもお前は反捕鯨が生んだ鯨族最強の雄だろ?」
「二本足の分際め、日本人と聞けば益々負けたくなく成って来たぞおおおお!」
「君も愛国者だったか!」
「五月蠅い、長年に亘って殺し食われてきた同胞の為にもお前みたいな日本人には負けて堪るかああ!」
 ここに来てアルッパーの枷が一つ外れ、横槍から身を守るように成った!
 そして決着は一秒で着いた!
「流石じゃないか、お前の歌はよおお!」
 次鋒は最近リチウルコンバーターに変えた風の魔装機神。勿論、歌だって歌うらしい。そんな相手と戦うのは我らが主人公、デュアン。
「せがたの次は熱気か。さっさと決着を付けるか」
「俺の歌を聞けえええ!」何と熱気はランサーらしからぬ遠距離攻撃であるコスモノヴァで先制攻撃するじゃないか! 「風が俺を呼んでるぜえええ!」
 それに対してデュアンは固有魔法の方のコスモノヴァで対応。両者共に拮抗--その意味する所は即ち、木造戦艦を壊滅状態にして新たなフィールドへと戦いの場を移す事に!
「やるなあ、この熱気バサ--」
「お前は魔装機神操者のキャラも被ってるから名乗るな!」
「そうだったよ、忘れていたぜえええ!」
 何とリチウルコンバーターなのにポゼッションを実現。場を移していきなり真伝・乱舞の太刀で近接戦が苦手なデュアンを圧倒!
「あれ、アルッパー君は何処に行ったの?」
 とここへ来て超展開が発生。混沌が更なる混沌を産むのか! 次のページでまた会おう!


 NEXT PAGE 虚無った戦史DUAN

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR