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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第承話 銀河連合の名称が定着するまで

 どうもレイナ・ストールの声優が突然死んだ事に未だショックを拭いきれないdarkvernuです。
 では恒例の『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 では遠すぎる過去を振り返る外伝をどうぞ。

 IC(イマジナリーセンチュリー)四十二年七月七十五日午後六時六分五秒。

 場所は仁徳島仁徳本町中央地区仁徳会館提案会議室。
 齢二十五にして四の月と六日目に成るアデス羊族の青年は昨日発表された名称について納得のいかない様子だった。そこで彼は同じく納得のいかない齢二十八にして七の月と五日目に成るエウク鴎族の青年や齢三十一にして十の月と二十一日目に成る応神蟋蟀族の中年を呼んで名称の再変更呼び掛けを訴える事に。
「銀河連合はー納得いかない。そう思うだろーう、カッモベさんにコジ朗木さん」
「そなに不満か、メエモル?」
「わざわざ仁徳島おおおにやって来たのにそないな事と一つに何いいいを騒ぐのか?」
 三名の名前を紹介しよう。一名目はメエモル・メヒスイト……物々交換の対価を研究する学者。彼の研究が子孫であるメエガンに依って貸借対象宇宙論に繋がり、それを信奉する一大組織を築き上げる事に成るのはまた後の話。
 二名目はカッモベ・カーモネー……隕石研究家。彼の子孫が後に隕石と銀河連合の因果関係を記す一大論文を発表する事に成り、全生命の足掛かりと成るのも後の話。
 そして三名目は一橋コジ朗木……各地を放浪する一橋家の一名で彼もまた、仁徳島で短い間過ごした後に消息を絶つのはまたの話。
 では彼らの議論の続きと行こう。
「何故あいつらの事を銀河連合と呼ばねばならなーい? 何故銀河連合という名称に成るか?」
「決定した事でっね。でも満足出来な事は納得する。銀河連合よりかは黒色集団とか内臓食性群とっかの方が格好良いはず」
「わからん事でもありませんね。私なんか銀河連合うううよりかは従来の悔い貪るモノおおおの方が良いからな」
「だろ? だから俺は納得いーいかないんだよ。そこで俺はあんた達にお願いーいする。銀河連合よりも良いーい名称を一週間以内に決めて欲しーいんだ。勿論、一週間後に同じーい場所で議論するがな」
「了解し」
「まだ二週間も空いてるしな。存分に名称ウウウを決めよう」
 それから二日後……同じ場所でメエモルらとは別に銀河連合という名称に納得しない集団が集まる。今回は四名。齢三十八にして四の月と六日目に成るメデス蠍族の老年と齢三十一にして一日目に成るテレス牛族の中年と齢二十九にして十一日目に成るラエルティオインコ族の熟女と齢二十六にして三の月と十五日目に成るアデス九官族の青年が集まる。
「何っだね、あの名称は! わしは納得いっかないぞ!」
「同じ意見でう、キシェール博士」
「ぎんがれんごうなんてどうゆううまかしかかね?」
「ダイダイテイチャクヲカンガエテマスカ? カンガエテルハズガアリマセン」
 四名の名は暦学者のキテレグ・キシェール、食通家のスワホンブ・ブルホル、訛り学者の日野イン子、手紙研究家の臨兵キュー次。
「コノハナノは望遠鏡で覗く事しか出来ない若造だう。そんなんだから筋が異なる銀河連合とか言う名称が出来るんだう。なとくいっかとう」
「同じ意見じゃ。だが、わしらはそれ以外を思い付っけたかな?」
「それはせいろんであります」
「ダガ、ボクナラギンガレンゴウジャナクテタベルセイメイデイキマスネ」
「そんなの更に認っめ。何っだ、食べる生命って。わしら生命とあいつらを一緒くたにすっな」
「それならいっそう、口の大きい物で……あ、従来の呼び方と変わらう」
「おもいつくめいしょうがでません」
「ドウシマショウ、ミナサン」
「そうだ、一週間後にまたこっこで出し合っお。一週間後は時間も空ってるじゃろう?」
「それは良いですう。それなら良い案も出ますうっだ」
「サンセイ」
「じゃあいっしゅうかんごにまたおちあいましょう」
 だが、合計七名は突然の変更なども重なって十二日目に落ち合う事に成った……
「キシェール博士はーい何故?」
「それはこっちの台詞であっだ、メヒスイト君」
「もしや銀河連合の件に満足出来ない様子でう?」
「そらちもですかい」
「なんだかおなじいけんのなのもとにこうしてななめいもあつまりましたね」
「ホントウデアリマスコト」
「後二日あああで出るんだから早く済ませてくれるか?」
 七名は運なく十二日後に成った事を悔いる事なく、銀河連合に代わる名称を出し合う事に。
「やはり銀河食通集団だなーい」
「長過っぎ」
「ろくもじはいいにくいです」
「ナンデスカ、ショクツウッテ?」
「食いしん坊と変わらないしう、それに食通とは僕を馬か鹿だと思ってるっどなあ!」
「それは通りまっせ。もっとこう……みなの印象に残るよっな名称を」
「早くしろ、まだ私の案んんんも出したいんだし」
 銀河食通集団は却り出された……
「そはこ正に銀燭贓物でどっさ?」
「アマテラス文字でどう描っくだ?」
「このように」カッモベは提案会議室にある緑色の物に白い粉末を固めた物で文字を描いて見せる。「銀燭贓物と描くだ」
「済みませんが無理でう」
「それじゃあひっきにこまるわ」
「ソモソモヨメナイワ」
「覚ええええ辛い」
「そうゆう事で受け入れっざるな」
「ううむ、四文字は良いーいけど名称を筆で記すと難しくて念を断つしーいかないなあ」
 銀燭贓物は受け入れざる物だった……
「つぎはあたしでたべるあつまりで」
 次--六名は息を合わせるように食べる集まりを退けた……
「ソレジャアドンヨクツキハテヌデ」
「ソレアタシトカワラナイワヨ」
「じゃあ次いいいにしよう」
 貪欲尽き果てぬも断念された……
「じゃあ怒号感鬼はどっかなう」
「それは流石に看過出来かっねるなあ」
「おにぞくにれいをしっするわ」
「ソウソウ、イクライカリガコミアゲヨウトモオニゾクヲヒキアイニダスノハカワイソウデス」
「そそもも銀河連合の名称を提案したコノハナノ君は鬼族だからそっれはなあ」
「そうゆう訳で受け入れがたいーい」
「早くしろ、時間んんんがない」
 怒号感鬼も代わりに成らなかった……
「それじゃあわしは暦壊だっな」
「何ですかーい?」
「短いーし、十分合ってるだろう? 奴らの行いが正にそっうだから」
「それよみにくいし、きしぇーるはかせにまたゆずられるのはがまんできないです」
「それも良くないな、やっぱ私の方うううが相応しい」
 暦壊は狭い分野だった……
「最後おおおは私だな。何といってもここは黒わっかあああはどうだ?」
「黒わっか?」
「それは一体ーい?」
「ほら、銀河連合うううの周りを泳ぐあれえええの事だよ。周りを泳ぐあの黒いのをわっか状に見立てて考案した私の傑作名称うううだ」
「ぎんがれんごうにはあんなのがまわってるんだ、なっとく」
「タシカニイワレテミレバマワッテルネ」
「ン、そだと銀河連合をそう呼べっないのでは?」
「言われーいてみればなあ。銀河連合はその全てを呼んでーいも黒わっかは別だからな」
「ところで皆の衆っよ。名称を諦めた模様だっな」
 気が付くと銀河連合を受け入れる七名だった。このように銀河連合という名称は初めの内は受け入れる者は少数。納得いかずに別の名称を求めて抗議する運動が各地で勃発。だが、運動を進めれば進める程に気が付けば七名のように銀河連合を素直に受け入れる生命は続出し、一の年も掛けずに銀河連合が定着する事に。

 尚ここまでがIC(イマジナリーセンチュリー)四十二年七月八十七日午後二時十一分五秒の出来事だった……


 と言う訳で第十四話の後でどんな事が起こったのかについて一部のお話を紹介した。外伝では本編では名称だけ語られる一族を登場させる事だって有ります。そう、断絶した一橋家をここで出したのは一橋家を調べたら何処にもそれに該当するキャラが居なかった事を受けてさ。まあ本編に関わるかは気分次第だけど(笑)。

 生きてゆくってのは本当に辛い。イワン・コーネフの死亡フラグである人生において必ず経験する葬式は我々人間が死んでいった人間の分まで生きてゆく事を何よりも自覚する為にある。だからこそ数々の有名人や無名人が死んでゆくのは自然の摂理と同時に生きてるという実感を沸かせる重要な儀式だと自分は思う。本当はそうゆう有名人は死んでほしくはないけど、世の中そこまで優しくないからその願いは叶わない事が多々あるんだよなあ。本当に生きるのは辛いぜ。
 それじゃあ今日はここまで。そろそろ青魔法の章02をあと四回までに終わらせに行くか。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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