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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第承話 彼女が血涙を流した日

 どうもアメリカ大統領選はいよいよカレー味なのかそれともカレーなのかという状況まで追い込まれてワクテカしてると思えばそうではない自分darkvernuであります。
 さて、『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 それじゃあ一兆年の夜外伝の始まりだ。

 IC(イマジナリーセンチュリー)三十七年一月百一日午前二時七分六秒。

 場所は秘境神武。
 神々を濡らす大雨の日に赤い血が流れる。その日、齢九にして十六日目に成る神武人族の少女は事切れた生命に駆け寄る。そして涙を流す。
 同じくその少女と同じ日に生まれた神武人族の少年も、それから齢四十二にして十一の月と二十二日目に成る神武人族の老年も、更には彼に付き従う多くの生命も駆け寄る。只一名、事切れた生命に守られるように突き飛ばされた齢六にして二十五日目に成る神武人族の少年は駆け寄る事が出来なかった。
 そこで少女は事切れた生命に涙を流した……いや、激しい出血を伴う涙と成って悲しむよりも怒りを胸に秘めた。
「実現なんて出来ない」この歳で一般生命並みかそれ以上の水準まで言葉を学習する少女は激しい感情を露にした。「そのモノ達に対話なんて……出来ない!」
「生子、怒りに任せて穢れを纏っては成らない」
「あねうえ、めからちがながれてます」
「これは涙なの」
「どうなみだですか? どうみてもちだよ」
「それよりも読四は零の所に行って」
「で、でもははうえを--」
「良いから行って!」
「……わかったよ」
 黙祷を捧げる中で生子と呼ばれる少女は口数を多くする。それに合わせるのは彼女の父である一命の老年だった。
「生子、決して食われしモノ達と同じような事をするな。それは穢れを纏い、お前に償えぬ物を背負わせる事に成る」
「それでも父上、零が死に掛けて尚且つ母上が死なれてしまったのはどう説明為さるのですか! 最後に母上が食われしモノを滝壺に送らなければここに居る私達は! ここに居る私達は!」
「また瞳から出血を伴う。子季を弔った後でも良いからちゃんと清めた水で洗い流すのだ。でないと細菌族が変に活発化して余計な病に罹るぞ、例え仙者でもな」
「いいえ、洗い流したりしません。私はみんなに対して穢れた心と化そうとします。これから私は母上や多くの生命の命を縮めさせた食われしモノ達に対して戦う事を決意する為に瞳から血を流しております。それを清めた水で洗った所で罪で発生した血まで洗い流せません、父上」
 生子--生子の父である四門はこう呟く。
 そして悟った--近い将来に自分の娘は食われしモノ達に対抗する術を学んで穢れを纏う運命である、と!
 四門の考えは正しかった。ここから一の年より後……十分な技術と身体能力、そして強い精神力を身に付けた生子は物部大陸のとある包丁作りの名手から学んだ包丁技術で独自の物斬り包丁を開発。それを振るって生子は襲い掛かる食われしモノを立った一刀の元に切り伏せる事と成る。生子自身もこの当時は自ら造った包丁がここまで切れ味の優れた物だと理解出来ない事だろう……
(確か、母上を、母上を弔った、後は……そう、瞳に付着した血を洗い流すのを忘れて余りにも激しい高熱に見舞われた、事が、あったな。ああ、それは誠に情け、ない話だ、ね。あ、そろそろ、次の、過去、に移るわ、ね……)


 という訳で先週の予告と全く異なる展開にしてしまった……申し訳ない。如何も自分はその時次第で展開を描く癖があって、全く以って安定しない。但し、結末だけは決まってる。その為の過程が無茶苦茶ではあるがな(笑)。

 基本的に漫画は四大週刊誌とジャンプSQと時々ヤンジャン或はヤンまがとゴラクのみ。他は面倒なので目を通さない。だってコンビニに立ち寄っても置いてない事が多いからな(エロ雑誌はコーナー分けされてるとはいえ、平気で置く癖に)。そしてネットでは裏サン以外は本当に目を通さない。これははっきり言って厳しい。コミッククリアにしてもとなヤンにしてもネット連載は余りにも開拓し切れてない部分が多いしな。後はどいつもこいつも遅筆で酷い奴なんか隔月連載なんてやらかすしな(一応擁護しとくとそれくらいアシを送らない各編集部が悪いという見方もあるが)。つまりだ、別に四大週刊誌で連載する漫画家達みたいにノンストップで週一をやる必要はない。かと言ってかの有名な作画の方みたいに頑張る必要もない。出来れば週間連載する奴は隔週連載が十分出来る奴を、月間連載なら確実に月間でも平気な奴を出せる体制にして欲しいね。でないとネットが紙媒体に勝つのははっきり言って無理かと。
 という訳で今日はここまで。ラノベ業界の有名な作者の早死にが多いのは編集部のせいだけではない。トリブラ作者とヴァンパイアハンターD作者の寿命の違いは恐らく体力だろう……全く世の中は華奢に厳しいぜ。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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