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一兆年の夜外伝 第起話 戦いに至った数々の逸話(後篇二)

 どうも今更だけど、タイトルに雑文特別編を入れるのを忘れていた事に気付くdarkvernuです。
 なので第承話以降改めて入れる予定であります……そう、開き直りでありますぜ。

 四門の元に尋ねて来た一名の生命は齢二十四にして七の月と五日目に成る神武八咫烏族の青年だった。
「お前はアルジャス!」
「久しいなだ、四門だ……いえここはもう四門様とお呼びしましょうだ」
「いきなり言葉遣いを変えられると対応に困る。暫くは今まで通りでお願いする」
「知ってるの、四門?」
「アトーンの第一子だ」
「父はやはり神々に召されましたかだ?」
「ああ、誇り高い雄だった」
「そうかだ、全く敵わないなだ」
「アトーンについては申し訳ない。食われし者には最後まで我を持って対応したんだ」
「食われし者……そうだ!」アルジャスは険しい顔つきで四門にこう伝える。「今すぐ秘境にお戻り下さいだ!」
「何かあったのか、アルジャス!」
 アルジャスは秘境神武で何が起こったのかを語った。それに依ると秘境神武にて突如、食われし者が数体引き連れて急襲。多くの生命を喰らった。その際に四生が彼らと早急な対話を選択。これに依って暫くは秘境で暴れる食われし者達を止められたが……「が、どうした?」
「それがだ……あの食われし者はよりにも依って四雄様の不意を突いてだ」
「四雄? オイ、状況がわからないぞ! 今すぐ秘境に戻る!」
「戻るって、四門! ここで一生尽力するという約束はどうするのよ!」
「済まない、それだけは果たせない事を伝えてくれないか?」
「駄目よ」子季は四門を抱き締める。「四門が居ないと私は何も出来ないから」
「駄々をこねるな、子季。お前は十分、俺が居なくてもやってゆける立派な雌だ。もう大人の年齢に達したんだ。直ぐに村長であるダルトリーに俺が一時期秘境に還るからそこで用事を済ませたらまた戻って来る事を伝えるんだ」
「駄目、四門! 私も--」
 いいや、お前は待ってくれるか--優しく引き離す四門に子季は涙を堪える事に。
「ふう」その様子を覗くはアルジャスだけじゃない。「女をお泣かせる物じゃあありませんぞ、四門様あ」
「申し訳ない、ギャラ庵。どうやらここで一生を共に出来ない事をお前も同行して伝えてくれないか?」
「承知したあ」
「生きて戻ってきたら私を連れてってくれるでしょ?」
「ああ、その時は盛大な贈り物を用意するからそれまでは尽力してくれ」
「うん、四門も忘れないでね」
 口づけを交わす二名。それを赤く成った顔を覆って見つめる生命達。
「そろそろ行きましょうだ、四門だ」
「ああ、あいつらの兄として直ぐに駆け付けねば!」
 こうして四門は秘境神武へと帰ってゆく……
(この後の話は聞いたわ。あの時の食われし者……そう、『銀河連合』は四生様が命を燃やして一体残らず倒したと聞きます。その際にあの方は弟である四雄様が食われる現場を見、それから襲い掛かられた際に四高様が身を挺して庇われた事で怒りに身を任されてしまわれた。だけど、戦いを経験しなかった四生様では『銀河連合』数体に対して抵抗時間は短かった。父上がやっと駆け付けた頃にはもう四生様は虫の息だった。父上は最後まで四生様が何を遺して果てたかを伝えなかったけど、ここでもそうですね。それから父上は跡取りとして秘境神武を良くしようと心掛けて為さったのですね……あれ? 何故私はあのような言葉を口にしたのか? 正直のところ不思議だ)
 生子は『銀河連合』という言葉をさも口にした訳をまだ理解出来ない……


 と言う訳で次で最終回と成ります。結局タイトル通りじゃなく成ったよ。仕方ないか、天同四門のお話を徹底し過ぎたしな。

 さて、前回に続いて今回の震災について語る自分であります。続報で犠牲者の数が増えていきます。それは誠に残念でなりません。まだ年寄りなら良いですよ、残り代性も短いし、何よりも若い世代に期待しながら果てる事ならそれはそれでいいと思うのだから(少し縁起が悪い書き方だけど)。只若い世代、特に自分よりも若い人が亡くなるのは何ともいたたまれない思いに成る。自分みたいにほぼ無駄に生きてるような奴よりもまだまだ可能性のある奴らが呆気なく命を落とすのはどうにも歯痒い。まだまだ自分もそんな若い奴らよりも生きてると思うと未熟者だと感じる今日この頃である。兎に角、これ以上犠牲者が増えない事を願いたい。それからまだ生き残ってる人達が全て助けられる事を願っても居ます。まあ願うだけじゃあ駄目なんだけどな(自分は薄情なのでそうするしかないんですけど)。
 さて、前回も同じ事書いたけど今回も書いとくよ。サイボーグ政権と駄目大人党で良かった。あれがネオ・ブーメラン党だったら現時点の速報で二桁だったのが四桁あるいは五桁に膨らんでいたかもしれない。どの道、大地震で人が死ぬのは避けられないけどあの連中が政を担ってたら不要な犠牲者を出していたとなるとぞっとするわ(恐)。兎に角、失望の多い駄目大人党ではあるけど今回は感謝する。でも増税するなよ、大地震の後に増税される確率が高いからな。例を出すと阪神淡路の後の五パーセント、東日本の後の八パーセント……中越沖という例外を除けば大地震の後に待つ増税はマジで止めて欲しい。頼むぜ、サイボーグさんよお。今度こそ火事場泥棒的に増税は止めてくれよ(望)。
 という訳で今日はここまで。頼むからこれ以上死者が増えない事を願うぞ。人が死んでゆくのは気分良くないからな。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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