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一兆年の夜外伝 第起話 戦いに至った数々の逸話(後篇一)

 どうも……地震は起きてしまった以上は人間にはどうする事も出来ないと自分は今でも思うdarkvernuです。
 その話は最後にやりますので先ずは雑文特別編ゆえに物語をどうぞ。

 IC(イマジナリーセンチュリー)三十二年四月八十九日午前七時十五分二十一秒。

 場所は西物部大陸ユークリッド地方キュプロ村南地区真島派遣本部。
 本部長室の神々に相応しい椅子に腰掛ける二名。彼らを紹介すると齢二十四にして二の月と二十六日目に成る神武人族の青年天同四門は齢二十九にして五の月と六日目に成るエウク馬族の青年真島ギャラ庵がキュプロ茶葉を発酵した独特の味がする茶を啜りながら話し合う。
「四の年より前に頼れるう仲間達と共にいアリスト村を離れたあ四門様が今ではあキュプロ村……いやあ、町にとってなくうてはならない存在と成ったあ」
「申し訳ありませんが、銅像製作は遠慮して下さい」
「いえいええ、四門様。今は亡き子読は貴方様の為に自らの病を押して穢し者達に依って食われたこの村を再建為さった。その為に子読は余計に発症してえ子季ちゃん以外の親族に看取られるう事もなくここでお亡くなりに成ってえしもうた」
「あの病は……メデス村を訪れた際にその食われし者である犬型に噛まれたせいでそう成ってしまった。そこで俺は自らその者達を死なせてしまった」
「その話をもう一度お聞かせえくださいい」
 四門がキュプロ村に流れ着くまでの経緯を包み隠さず説明するなら次の通り。これは三の年より前に遡る。季節は夏の終わりが近付こうという所……四門、子読、子季、そしてアトーンは食われし者達に依って生命が住めない各村、集落を訪れた。全ては四門の答えを探す旅であった。その過程で訪れた村の中でメデス村に置いてある悲劇が起きた。それが食われし者である犬型が子季が花を摘んでる時に突然襲い掛かった。偶然にも通り掛った子読が彼女を突き飛ばす事で命を取り留めた。だが、そのせいで子読は右腕を失う程の重傷と致命傷と成る病を与えられた。そして子読は大切な妹を守る為に果敢に食われし者に挑むが、より傷を増やしてゆく事に。後一足で死ぬ所に四門とアトーンが駆け付けて犬型を捕縛する事で何とか救われた。だが、話はこれだけで終わらない。
 それから二の週より後……何一つ食べさせる事もさせないという罰で食われし者との対話を図った四門。その縛りを解く日がやって来た。彼らはこの時、気付きもしなかった。食われし者は執念深い事に、そして縛りを解いて直ぐに悲劇は訪れた。突然、子季を者質して一名ずつ食わせるように促して来たのであった。それに依って四門は相棒でもあったアトーンを死なせる事に。とうとう、子読の番に成ろうとした時であった。突然、食われし者は目の前で指揮に噛み付いて来た。それが引き金と成り、そして……四門の両手は穢れを纏った。子季は助かったが、四門は初めて食われし者を死なせた事で食われたアトーンにも……そして他の二名にも口を閉ざす事に。
 そして、一の年より後にキュプロ村に流れ着いた三名。既に子読の病は子季或は四門に支えられないと立てない状態にまで進行していた。それでも子読は無口に成った四門の為に穢れを祓う手段として自らの命を賭してキュプロ村で生命助けをし続ける事で償えると訴え続けた。そう、言葉だけでなく実践も兼ねて! その努力は実里、今から一の年より前に四門はようやく口を開いた……だが、時既に遅かった。
「……これがここまで来るまでのお話だよ。あ、ここに来た後の話もしてしまったな」
「全くう怒り心頭に成るなうあ、穢し者には!」
「止すんだ、ギャラ庵。怒りは自らの足を穢れに満たしてしまうきっかけだ。ここは酸味の効いた茶でも飲んで落ち着くのだ」
 ううむ--ギャラ庵は促される通り、前左足で神々を宿す白い椀の取っ手を掴むと中に入ってある茶を口の中に放り込む。
「子読には感謝で一杯だ。俺は自らの手が穢れた事で口を閉ざしたのではない。今まで親代わりだったアトーンを眼前で食われた事、そしてあいつの思いを踏み潰した事を口実にしてたんだ。そうじゃないと教えてくれたのが子読だ。右腕を食われた上に病まで貰っていながらも最後まで誇り高く生命の、そして最愛の妹、それから俺の為に尽力してくれた。せめてアリスト村で交わした握手をしていたら……ウウウ、どうしてあれ以降握手を交わさなかったのだ!」
「あ、今は少し雑巾んがありますう。もう少しい綺麗な物をお持って来まあしょうか?」
 それはお断りです、ギャラ庵さん--突然引き戸を強引に滑らせて中に入るのは齢十五にして二十三日目に成るルケラオス人族の少女だった。
「また子季か! いい加減戸を叩いてから--」
「妻が夫にそんな事する必要がありますか?」
「誰がお前を妻にした、駄々っ子。いい加減に--」
「まあまああ、いいじゃありませんかあ」
「あ、泣いてますよ」子季は四門の眼元から零れる涙を入念に拭く。「お兄様の事でお泣きならいつでも私が拭きますから安心して下さい」
「有難う、子季……ところでどんな事情でここまで来たのだ?」
「実はですね、アトーンさんの息子さんがキュプロ村に来ております」
「何--」
 それは四門を秘境に届ける使者でもあった。彼はアトーンと縁のある生命が尋ねに来た理由をそう直感……


 長く成り過ぎましたので、後篇の完成は明日に成ります。けれども後篇だからってこのお話はまだまだ続きますよ。何しろ完結編が待ってますから。申し訳ない、本当に済まない。

 自分にとって身近なのが阪神淡路大震災……あれは今でも衝撃的だったな。火災が発生する場面では覚えている事だが、雨でも発生してくれたら良いのにと思ったな。今でもそれははっきりと覚えてる事だよ。そんな震災があったからこそ今の大阪や兵庫があるんだと自分は痛感する。まあ巧い言葉は思い付かないけど、そう書くしかない。
 さて、阪神淡路、新潟中越沖、東日本、そして熊本……その中で最大が東日本でその次が阪神淡路。こいつらに共通する所は被害の規模の大きさと後々響く爪痕でしょうな……そして無能政権による無用な被害の拡大。どうしてこの時期に限って売国政権が式を執るんだよ、ふざけんなよ……と今でも思う限りだ。それに比べて新潟中越沖と今回の熊本は政権がまともだからまともな対応が取れる訳だ。正直言って当時要らぬ被害を出しまくった党(もう名前変わってるけど、前身はそれだし)の連中が首相が酒に依ってるとか言う批判をする権利はないよ。つーかお前らは空中分解でもしてろ、批判しか脳ないんかよ!
 と話が脱線しましたね。えっと今回の地震の話でしたね。兎に角、亡くなった方にはご冥福をお祈りします。けれども助かった人たちはその爪痕にも負けず前に向かってお進みください。自分がその現場に立ち会われたら多分、頭が真っ白で無理でしょうけど彼らなら出来ると信じてます……だってくまモンの地域だぞ、熊本城の化身であるくまモンがあんたらを守護してくれるぜ(西南戦争からずっと生き続けた熊本城は石垣がボロボロに成っちまったけどな)!
 と言う訳で今日はここまで。いや、本当にあんな現場に遭遇したらまっ白で何も出来ないと自分は確信してるからな。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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