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一兆年の夜外伝 第起話 戦いに至った数々の逸話(序章)

 どうも久々にやるシリーズだが、中々展開が思い浮かばずにあれこれやりながらエンジンを掛けようと思ってるdarkvernuで御座います。始める前に『格付けの旅』が土曜日に更新しましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 それじゃあやろうか……少しずつ慣れるよう時間を掛けて短い文章で。

 天同生子は死に際にある過去を垣間見る。それは彼女でさえ知らない父親の生涯を綴ったお話。それはどれくらい遡るか……彼女は光景に色を付ける作業、音質を調整する作業、そして全生命体が好ましくない脚色等々。これは彼女が思い描く真実に近く、そして真実に程遠い再構成されたお話。

 IC(イマジナリーセンチュリー)二十六年四月四日午前七時三十五分二十二秒。

 場所は秘境神武中央空間天同高の間。
 生まれて初めてと成る四つ子の誕生--高齢者との間に出来た子達故にその者達を生んだ母の体力は限界を超え、やがては余命幾何と成った。
 その様子に溜まりかねた齢五十にして三の月と八日目に成る老年は必死だった。
「産まれたぞ、実通奈!」
「ええ、高様」
「しっかりするのじゃ、実通奈! お前さんが生きないと誰が魁の想いを継ぐんだ!」
「御免、為さい。私は、もう、ウウ、もう生きられません」
「腰砕けな事を! 馬か鹿かでもあるまい! 生きるのじゃ! 今から想念の海に旅立つんじゃない! 誰がこの子らに親という物を教えるのじゃ!」
「御免なさい、高様! もう、私は……御免、為さい、み、んな!」
「しっかりするだ! 実通奈様が親でないと誰が親を務めますかだ!」
「お願い、しま、す……アトーン」
 齢三十二にして二の月と五日目に成る神武人族に成ったばかりの熟女実通奈は齢二十一にして五の月と八日目に成る神武八咫烏族の青年アトーン・アルフィニムムに第一子を持って行くよう指示。
「この子をだ?」
「この子の名前は、そう、ね、アトーン、が決めて」
 実通奈は齢三十四にして五の月と五日目に成る神武鬼族の中年カゲヤマノタケミヅチに第三子を持って行くよう指示。
「この子端?」
「それはタケ、ミヅ、チに」
「それから、ニャル、タロ、ウには」実通奈は齢四十一にして十一の月と三十日目に成る神武猫族の老年ニャルタラノニャルタロウ
に第四子を持って行くよう指示。「この子を」
「え、あたくしにゃ?」
「ではわしは……やはりこの子こそ仙者か」
「ええ、そのこに、は、たかさまに、あ、ぅ、ぇ……」
 実通奈の左手が垂れる時、光は雲に包まれた……最早彼女の眼の曇りが二度と晴れる事は叶わない。
 天の雲はやがて悲境に雨水を落とし、想念の海に旅立った者を追悼。それは四名の子が誕生して喜びを挙げるはずだった者達の悲しみを代弁するかのように激しく、そして洪水寸前まで降り注いだ!
(ああ、あれは父上? もしかして私の知る仙者がそこに? わからない。どうして私の意識がここにあるんだろう? そもそも私はどうしてここに居るんだろう。その前に何をしてたのかしら? そうだわ、これを見なくちゃ。時間が少しずつ進み出すこの光景を。見なくちゃいけないわ。
 私は父上がどのような軌跡をたどり、そしてどのような人生を送ったのかをこの目で見なくちゃいけない。例えそれが私の思い込みでも私は今までの人生と同じくこれを見届けないといけない。そこに私の原点が垣間見えるのだから)
 そして再開されるひっそりと語られる伝承の一部……


 帳簿なんかをあれこれ計算しながらやって来た外伝シリーズのスタートはいきなり重要キャラの死に際から唐突に始まる。どうしてそっから始めたかを説明すると特別配達制度とか上空流通商業から始めるよりも先に人族の話を中心にやらないと一兆年の夜がどんな世界感かを知る事が難しいからだよ。何せ善悪がはっきり分かれた世界でしかも微生物だろうと家畜だろうとゴキブリだろうとみんな仲良く手足頭を取り合って巨悪に立ち向かうお話なんだから烏が喋ろうと犬が喋ろうと別に不都合がないようにしてるんだよ。
 とまあそうゆう事で最初はマシな切れの良いお話を描く事もまだ無理なので書いてる内に思い出してゆき、独自の展開をしてゆく予定だよ。因みに第起話は四月まで。五月からは第承話に成ります。六月だと第転話、七月だと第結話という風にわかりやすいタイトルで進んでゆく予定。但し、所々息抜きとして雑文を再開する事も伝えておきます。まあ八月は夏休みもあって雑文祭りで一旦筆を止めて九月から再開。まあ本編再会寸前まで外伝をやる予定だよ。但し、続ければの話だが(笑)。
 という訳で解説はここで終わる。

 さて、ダンガンロンパ3は二部構想なのかそれとも三部構想なのか? まさか日向達の話までやるとはな。正直ガンダムと太った十神の名前が変わってるのは仕様だよ。2やってたらわかるし。あいつらの中で最も絶望と縁遠いのがマネージャーと飼育委員だよな。あの二人は本編では結構精神力が強いからな。まだ太った方は太った方の才能もあって本来の気質は臆病だしな。後、絶望関連で簡単に予想出来るのがトワイライト組の写真家と極道、そして剣道部だろう。あの三人はあれで絶望落ちした事は間違いないし。そしてトワイライト組で簡単に絶望化したのは保健委員と日本舞踊だろう。前者は過去が凄まじすぎてどうしようもないし、後者はお家騒動でにっちもさっちもいかないだろうし。軽音部は多分、誤解の方もありそうだな。まあ彼女は元が生真面目だから表面上楽観的でも音楽が前面に生真面目さを表現してるからな、悪魔のシンフォニー的な意味で。んで主人公と幸運は両極端過ぎる。後者は絶望少女であっても悪い意味で全くぶれないし、前者は完全にキャラクター違うし。後の連中も自分なりに考察すると体操部の奴はモノクマに自らの弱さを引き出されてしまってそう成っただろうし、王女はまあクーデターで追われそうに成った所をモノクマが援助して絶望と手を組まざる負えなく成っただろうし、料理人の方は母ちゃんだろうし、メカニックは何だかかんだいって流されやすいしなあ。ねえ、左右田。次は何をすれば良いんだ?的な脅し文句でそう成ったんだろうな。取り敢えずわかるとしたら楽しみで仕方ないって事だよ。
 では今日はここまで。V3はあのモノクマシナリオライターが今までと関係ないとか言いながら実は関係してそうだと自分は思うね。だってあの野郎はガチのモノクマだし。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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