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テコンダー朴単行本記念

 どーもミナサン、darkvernuです……とニンジャスレイヤーの基本的な挨拶の真似をしたら早速テコンダー朴さんの単行本が発売された事を記念してやってみますかね。

 総合格闘技とは手技にあらず、足技にあらず。投げも極めも含めてありとあらゆるツールを駆使して相手から勝利をもぎ取る最新にして最古の格闘技術。これに挑戦する若者が一人……彼はテコンダーと呼ばれる伝説の新羅人テコンドー使いパク・パカに喧嘩を売る。
「ちょっぱりがこのテコンダー様に喧嘩売るとは千年早いんだよ!」
「千年も待ってられないから俺はわざわざお前に挑む」男は次のように喧嘩を売る理由を述べる。「例え理不尽なルールでも修羅拳は最強である事を証明する為さ」
「ルール? わかった。慈悲深い俺様がお前みたいな野蛮な日本人様にわざわざルールを教えてやろうか」
 パクは以下のルールを提示。先ずはテコンドー以外の武術は禁止。次に人の使ってる技を使うな。次に足技だけを使え。次に人に格好良いように演出しながら攻撃する事。次にルールの提示した選手の言う事に従う事。以上が男とパクと試合する時のルール。
「成程、俺は圧倒的に不利という訳か」
「わかってて呑んだのか? 降参するなら今の内だぞ」
「引き受けた」男の顔に焦りもなく、寧ろ恍惚の笑みで一杯だった。「お前は自ら主導権を握った状態で俺に敗北する」
「意味わかんねえぞ」
「それよりも第三者は居ないか? 『人に格好良いように演出しながら攻撃する』を達成するには審判が居ないと意味がない」
「審判ならあの」パクは支那人で大陸拳法の達人である孫正平を右親指で差す。「男にさせよう」
「俺を呼んだか?」
「審判役を務めてくれないか?」
「承知したが」孫は男にルールは何なのかを尋ねる。「お前は確か氷室兵馬だったな? ルールを聞きたい」
 何故かパクがルールを教えるが、また一つルールが加わった状態だった。それは『パクがやるというまで攻撃も防御も仕掛けない』という物。
「では互いの強さを証明する為に」孫は手を勢いよく下ろす! 「はじめえええ!」
 仕合開始……先に攻撃を仕掛けたのはパクだった--それもそのはず、ルールでは彼の了承がないと氷室は一向に攻撃も防御も仕掛けられないからだ!
 パクは無駄に回転しながらまるでフィギュアスケート選手のように三回転ジャンプを決めたと同時に空中右回し蹴りで氷室の右米神に命中! 思わず氷室は膝を付ける事に成る!
「オイ、そのままじっとしてろ!」パクは攻撃も防御も出来ない氷室に殴る蹴るの一方的な攻撃をした。「何、どうしてストップを掛ける!」
「手技は禁止されてるはずだが?」
「はあ、『俺の言う事を従え』と言ったはずだ」
「そこには審判には適用されない」
「ウグ!」
「減点だ……氷室選手が立ち上がるまでじっとしてろ」
 ウグ--パクは審判に逆らえない。
「流石にこのルールで勝利をもぎ取るのは難しい」
「後、パク選手。攻撃する際は見せるように攻撃しなさい、ルールだぞ!」
「チイ!」
「さあ続きと行こうか」
「そのままじっとしてろよ!」今度は体操選手のように五回転バク宙を決めながら右サマーソルトキックによる打ちおろしで脳天を突き刺す! 「見たか、これぞサマーソルトキック!」
「また減点だ……それはテコンドーじゃない」
「また物言いか、いい加減に--」
「俺は譲歩してるんだぞ。それに人の使ってる技……ガイルの使った技を使うなとルールを提示したのはおまえだろ!」
「クソウ、わかったよ!」
「さて、茶番もここで終わりにするか」氷室は立ち上がり、腕組みする。「あ、一応お前の言う通り攻撃も防御もせずに更には魅せる技で倒すからさ」
「ふざけるなよ、チャッパリイイイ!」
 今度はクラウチング状態から一気に加速してテコンドー独特の空中右回し蹴りを決め……たはずが、何と決められた--氷室は腕組みした状態から相手の蹴りの勢いをそのまま乗せてテコンドーに依る左回し蹴りの状態に成りながら巧く顎にヒットさせて吹っ飛ばしながらパクを昏倒させた!
「勝負あり、ルールに従って勝者……氷室兵馬!」
「ふう、あれは反則じゃないんだな」
「何の話かな? 偶然にもそんな蹴りに成ったんだろう?」
「だよな」どうやら二人は気絶したパクを最初から相手にしてない模様。「奴の蹴りが強過ぎてうっかり一回転してしまったんだよ」
「さて」孫はいきなり氷室に宣戦布告する。「次は俺だ。俺の都合に沿ったルールに従って勝負しろ!」
「怪我人を相手にするのか?」
「逃げるのか?」
「それもまたルールだ……この状態で勝ってこそ修羅拳!」
 戦って間もない状態から二回戦が幕を開ける……


 という訳で『総合格闘技列伝』の一部エピソードをお届けしました。一応テコンダー朴発売を記念してK国の奴らを馬鹿にしたお話をお届けしました。しっかしテコンダー朴は素晴らしい漫画だよ。あんなにも馬鹿にした漫画は他にないからな。大体何なんだよ、普通はあんなのを真面目に書かねえよ! しかも我らのアイドルであるノムタンも三戦士ちゃってるし。
 ちなみに『総合格闘技列伝』とは自分自身が昨今のバーリ・トゥードばかりを強調した格闘技作品が多い事に対して逆にルール取決めだけを何でもありにしたら面白いんじゃないかと思って作った物。主人公である氷室兵馬は修羅拳最強を証明すべく相手から持ち出されたルールに従い、その中で修羅拳を駆使して勝利を掴んでゆくお話。そう、ルールを好きがってにするというお話なのでショートストーリーのような理不尽なルールでも従うしかない氷室は相当いかれてると言えるのか或は苦労人なのか? 書いた自分としては前者の方だと思ってますけど、皆さんはどうお考えなのかな?
 以上でショートストーリーの解説を終える。

 来週より雑文特別編『ハヤトは死なず』が再開します。実名で登場する政治屋共ですが、中身は全くの別物ですのでお気を付けを!
 じゃあ今日はここまで。テコンダー朴がヨシフ先生に推薦されないかな?

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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