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一兆年の夜 第七話 はじめての戦い(四)

 午後十一時三十分一秒。
 場所は村長邸近く。
(何だ? 扉の前ニダガン兄ちゃん、レイデ姉ちゃん、ドラグル兄ちゃんが立ってる。これってモオシかして--)
「まさか親善大使にナアルの、デュアさんは!」
「ワッ! い、いたんだベティ江!」
 ベアールは意に反して声を響かせてしまった!
「シー! 見つかったらどオウするの?」
 二名が隠れるのも空しく、ダガン、レイデ、ドラグルに発見された。
「ァウあら? イェべアちゃんにベティちゃんじゃない?
 ウォお姉さん達に隠れて何してたの?」
「クォ子供は寝る時間だぞ! クゥこのダガンと分かっていて隠れるとはなんて礼に欠く行為! ムォ明朝しっかり教えを説かないとな!」
 ダガンは怒り心頭、レイデは興味津々。一方のドラグルは--
「スゥそうか、ウォ大人になりたいか!
 ィエ念が残るつもりで言うが俺達は大人になる方法を知らない。ォゥ子供の頃からずっと知らずに大きくなったんだ。ムォ最も俺はまだ少年と呼ばれる齢だ。オゥ大人でも何でもないよ!」
 二名が何となく大人に関する事柄を分かろうとしていたことを察知した。
「だっタアラダガン兄ちゃんやレイデ姉ちゃんなら知って--」
「スィ知るわけないじゃない。ゥウ私は純粋な雌だけど、アゥ大人と呼べる立派さは
ないし」
「ヲォわしは大人だが、イァ大人になる方法なんて考えは残ってない!」
「ソオうか、勝手なんだね! 大人にナル方法は知らなイト言って自分達だけでそれを満足スル! 僕はもう大人になんてならないからね!」
「またベアール君のワガママが始まったわ!」
 ベアールはごねるように帰ろうとしたが、ドラグルが止めた!
「ゥイいや、フォ方法はあるぞ!」
「何なの? 教えテエヨ!」
「ゥハ本当じゃないことを言うなよ、ィィドラグル!」
「ゥスそれはな、ィィ今すぐ村長邸に入ってみろ!」
 ドラグルは方法にならない方法を二名に教えた!
「ツェ適当なことを言うなドラグル! ォオ本当に入ったらどう--」
 ダガンが言った頃にはもう遅かった。
「僕の名前はベアール・毛利!
 礼を欠けるこういで申し訳あアリません!
 僕はプトレくま族の者ベッグル・マウグスタの第一子トオして! 今はプロティくま族の毛利ベグ蔵の養子とシイて!
 プロティ族の長、ブルタンヌ・クロレットにえっけんに参リイマした!」
「ォァダガンお兄は一足遅かったわね」
 ベアールは大人という言葉を開発したのは飛遊羽美である。
ICイマジナリーセンチュリー十九年八月百十一日の出来事である)
 そのことを彼女の弟である実奈通から耳が蜂の巣だらけになるくらい聞かされた。
当時は子供という言葉を使うのは容易かったが、大人という言葉だけは生命体達は
躊躇った。
 何故なら言葉の中にが入るため、人族以外で使用するにはどうしても同化
できない部分が起きてしまうからである。ところがこの言葉を人族以外でも使うように
奨める者が現れた。それが--
「本来なら後の日に来いと奨めぶつもりだぶ、子供相手にはさぶがの大人であぶ
わしも代表として謁見を許そうではないか!」
 ブルタンヌ・クロレットこそ大人という言葉を広めた貢献者である。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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