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雑文特別編 一兆年の夜外伝丙話 配達事業はここに誕生す(前篇)

 どうも寝坊癖が付いた自分darkvernuです。
 早速ですが、外伝を始めます。

 IC(イマジナリーセンチュリー)三年五月百日午前八時二分五秒。

 場所は西物部大陸ユークリッド地方エウク村村長邸。
 齢二十八にして五の月と五日目に成る馬か鹿かわからないエウク鳩族の青年。青年は朝目覚めて早速--
「クソーオ、まだ手紙出さなきゃいけねえかーよ!」
 彼の名前は柊ハル朗……五十七名以上もの子供を作った柊ハル熹の第二子。だが、ハル熹から言わせれば何をやってもだらしなく、それでいて贅沢を求める馬か鹿かわからない息子との事。彼が唯一やる気を出すのが手紙の配達。だが--
「後五十八枚も出さなくちゃいけなーい。しかも中には大陸と大陸をまたいで渡さなくちゃいけないもんまでーえ!」
 事の発端は恋者から『まあ素敵ーい!』と誉められて調子に乗ったせい。ハル朗はこんな事を言ったそうな……
『俺にかかれば百枚だって千枚だって楽勝だーあ!』
 気が付くと一日平均三十二枚もの手紙が送られる事に。
「いくら俺でも一日で達成出来るのは十枚程度だよーお。更に距離が遠いだけ余計に時間がかかって最近では一日二ーい、三枚しか送れなーい!」
 そんなに頼むからいけないんだーよ、兄さーん--そこへ齢二十五にして三の月と一日目に成るハル熹の第二十八子ハル助が部屋に入る。
「ハル助かーあ。また俺を馬か鹿のように見るかーあ!」
「見ないよーお、兄さーん。それよりも着替えを済ませて朝食を摂ろうよーお」
 了解したーあ--意外に乗りの良いハル朗。

 午前九時一分七秒。
 ハル朗とハル助は友者と恋者を合わせて十名を邸に集めた。その中にはきっかけを作ったハル朗の恋者で齢二十七にして十の月と二十九日目に成るセネカ鳩族の女性も居た。
「鳩族だけかと思ったのにわしまで呼びよせて何の会議だ! ハル助!」
 齢二十六にして三十日目に成るゼノン雉族の青年鉦晋郎(しょうしんろう)は満足いかない様子。
「まあまあ晋朗さん! ここは! ハル助君とハル朗先輩の言い訳でも聞きましょう!」
 齢二十七にして二十八日目に成るゼノン雉族で晋朗の妻雪塔(ゆきとう)は気遣いなしな喋り方で晋朗を宥める。
「ロクナコトジャナカッタラソッコウデカエルヨ!」
 齢二十二にして三の月と五日目に成るアデス九官族の臨兵(りんぴょう)キュー零は帰りたい気分。
「マアマア、アニジャ。ココハガマンシテイイワケデモキコウカ」
 キュー零の双子の弟キュー限はキュー零の我儘に付き合わされてる様子。
「これだけ集められたのだ。きっと重大な事に違いあろうか?」
 齢三十に成ったばかりの最年長であるエウク燕族の中年木戸デュー一は期待しながら待つ。
「フン、どうせ駄々捏ねよう話に終わるであろう」
 齢二十八にして九の月と十四日目に成るラテス燕族の青年は鳥族式の屈伸しか興味がない。
「何か言いたそうだろうね? ひょっとして言いたそう気分? シュリッツも相変わらずだんまりだろうね。この僕ちんは--」
「お前は黙れーえ、陽ーう!」
 最年少で齢二十一にして十一の月と二十二日目に成るタレス燕族の青年と齢二十三にして三日目に成るゼノン燕族の青年は口数が対照的だ。それから齢二十五にして三の月と二日目に成るラテス鳩族の女性フルー・ポーリアはハル助の恋者。
「まあまあフルーちゃーん。ここはハル朗さんの話でも期待しましょーう」
 三分後……彼らの前に現れたのは呼び出した二名。ハル朗は十名の前に、ハル助は後ろに立つ。
「お待たせしたかーあ?」その一言で一部が野次を飛ばす。それを無視するかのようにハル朗は言いたい事を言った。「よくないけーど、残り五十七枚を配るにはお前らの力が必要だーあ」

 続く……


 済まないが、後篇を作る事に成った。とにかく今回から主人公は人族以外に成りました。しかもやりたかった配達事業に関するお話。後篇は来週までお待たせを……以上で特別編を終えたいと思います。

 さあ新年早々の時事ネタ……はまだないと思うし、別に良いか。
 そうゆうわけで今日はここまで。さあ、忙しい忙しい!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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