FC2ブログ

何も思い付かない場合はつまらない物を書くに限る

 どうもやっと寒さに堪えるdarkvernuです。
 今週も何も思い付かないのでつまらない物でも書こう。

 僕の名前は古崎清一。駆け出し中の交渉者。そんな僕は凄い交渉者と出会った。そう、その交渉者は……
「ああ、俺達暴走族に交渉しろってかあ?」
 市議会を占拠してる暴走族に単独で交渉してるよ、しかも僕を連れて。
「何が不満だ? リーゼント出来ない法案が通ってそんなに我慢出来ないか?」
「当たり前だろ、眼鏡! 何がリーゼント禁止法案だ! マルコ族にとってのアイデンティティを奪って俺達どうやって生きていけばいいんだよオオ!」
「人に迷惑をかけるだけマシというのは一般人の解釈。確かに生きていけないよな」
 彼の名前はネイキッズ。交渉相手は全国二番目の規模を持つ暴走族『マルコ族』で主に選挙活動を主軸に暴走族がより良き暮らしが出来る社会を望んでるとか……どんな暴走族なんだ、選挙活動って?
「よくわかってるじゃないか、眼鏡の癖に」
「確かにリーゼントは食い物だからな、お前らの中では」
「全然わかってないだろ、普通そんな考え思い付くか?」
「今のは冗談だ」
 ネイキッズが言うと何事も冗談に聞こえないのは何故か? それは僕達の交渉相手が族長だからだ。そして……
「眼鏡は良く乗り込めたと感心してるけど、どうやら考え方もイカレてるなあ」
「あの程度の警備は素人でも乗り込める」
「武装してんだよ! マシンガンとか戦車とかで警備してっぞ! あの程度と切り捨てらんねえよ!」
 そう、この暴走族はそうやって市議会を占拠して五十人の議員と数十人の関係者を人質に取ってる。それをあの程度という時点で何かおかしい。
「そうだったか。まあいい、とにかく警備する場合は核弾頭を何時でも起爆出来るようにしないとな」
「危ない考えをする男だな。本気で人殺す訳ねえだろうが!」
「そうか? 過去のトラウマを抉られて女装したプログラマーを殺すような奴等ばかりだと思って」
「何の話だ? 漫画の話は余所でしろ! それよりも俺達がどうして軍の一小隊規模でここまでしたかわかるか?」
「本気なんだな、リーゼント法案を廃案にしたくて」
「当たり前だ! より良き暮らし実現を公約に掲げる庶民派暴走族なんだよ、俺達は!」
「止めとけ、そんな公約掲げるのは。ゴキブリが何処まで行ってもゴキブリ並の暮らししか実現出来ない」
「うるせえよ、眼鏡! ゴキブリでも少しは真っ当に生活したい事もあんだよ! いくら人間の屑が集まる俺達でもなあ!」
 交渉が通じなさそうだな、今度ばっかしは。だって相手は暴走族だし。
「そこまでの覚悟があるのか」
「ん? 気のせいだろうけど、一瞬眼鏡が光ったような?」
「じゃあお前らの覚悟とやらを俺に示せ。外に置いてある戦車とミサイルランチャーなど全て使っても良い。それからお前の舎弟全てで俺を殺してみろ!」
「は? 何言い出すんだよ! お前は交渉者だろ? 交渉者のような弱っちい生き物にそこまでしないって」
「臆病だな。その程度でこの議会如きを占拠しようとは」
「何、今なんて言った?」
「臆病だと言った、自称暴走族さん?」
「ああ、てめえふざけんじゃねえぞ! そこまで言うなら俺様の拳で」
 ああ、族長は右ストレートでネイキッズの顔面を狙い撃ち……「おや、どうした?」
「何時の間にこんなに蜘蛛の糸を巡らせた?」
「俺の周囲に巡らしていないが?」
「そうじゃねえ! 俺達の周囲だよ! お前は一体?」
「そういや、古崎は紹介してなかったな」
「あ、僕が交渉を務めると思ってつい……」
「俺はネイキッズ。自己紹介を済まさなくて悪かったな」
「ネ、ネ、ネイキッズだと! 聞いた事あるぞ! 一番規模の大きい『ネズミー族』がある眼鏡によって壊滅させられたって話。しかもそいつは蜘蛛の糸のような物を使って相手を打ち破るって話……あわわ!」
 族長だけじゃなく、他のヤンキーも地べたに座った。
「どうした? 挑まないのか? ならば、自首する準備でもするんだ」
「あ、あのおネイキッズさん? 何時までそこに?」
「全員、警察に自首するまで」
 こうして威光を利用する事で人質を無事解放した。
「やりますね、ネイキッズさん。過去の戦績が功を奏しました!」
「恥ずべき敗北経験だ。あれは駆け出しだった頃に地元の要請を受けて奴等に挑んだものの結局力押しで通してしまった……全くあんな経歴を持ち出されて勝利したんじゃあ意味がない。交渉者はもっとスマートに行かないと」
 全然スマートじゃない……と言っちゃあいけない。交渉者にとって本当に戦ってはいけない。そう、ネイキッズの主義とはそこにある。どうしてなのかはまだ明かされない……


 かのネゴシエーターのほとんどの経歴を敗北だと主張しかねん交渉者の物語『ザ・ネゴシエーター』。FC2小説でほぼ三、四ヶ月に一回はFC2小説に投稿する掌編集に載ってる物です。主人公はネイキッズとかいう眼鏡で最早人外に到達する交渉者。何が人外か? それは人質が立て籠もる場所に当たり前のように潜入して当たり前のようにトップと交渉するような奴……元トータスの相棒や黒革の手帖の主役でも出来ない。かといってかのメガデウス乗りのネゴシエーターみたいな力押しとは別の力押しをやってのける男。まあこのくらいにします。んで狂言回しは普通の交渉者古崎。敗北経験豊富で勝利の影にネイキッズが居るという状況。彼は何時に成ったら自力で勝てるのでしょうか。
 以上でショートストーリーの解説を終えます。

 ではいきなり月に一回の奴を載せますね。

 予定日不明    第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官 作成日間
            第五十四話 再誕の火 男女は運命に導かれて  作成日間
            第五十五話 再誕の火 火は日を呼び寄せる    作成日間
            第五十六話 再誕の火 再誕の灯火         作成日間

 そっちへの熱が入らず、最近は中々HP版の時点更新が滞る状態。何とかしないといけないなあ。
 という訳で今日はここまで。さあ、行きましょうか!

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR