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雑文特別編 ハヤトは死なず 第二話 剃刀現る

 どうもdarkvernuです。では早速罰当たりなショートストーリーをどうぞ。

 闇のフィクサー、マイオス。その男は不死身にして政治欲の象徴足り得る悪魔。その男はある探偵とある画家との因縁に絡み、そして因果応報に不死を失い、最後はもう一つの悪魔の謀略によって命を落とす事に。そんな悪魔を悲しむ人間は居た。それは--
「ああ、マイオス様。死ぬとは何事だ」「マイオス卿は我等革命戦士の象徴だったのに」「まさか輪廻の果てに倒れ為さるとは」彼等世界の破壊者--コミンテルン--だ。
「では世界の事は自分自身の国で何とかする」
「各国もマイオス卿亡き後の闇のフィクサーを決める戦いに巻き込まれた」
「日本……のえっと何だっけ?」
「裏永田町の事ですね」
「そうそう、裏永田町だよ。そこでマイオス卿の後任を決める政争を起こしてくれないか?」
「ですが、今の裏永田町はサイボーグ手術を受けて無敵の化身と成った安倍晋三と狙撃能力がゴルゴ13並に強化された麻生太郎、更には甘利神拳伝承者甘利明といった自民党の化物達のせいで他の政治屋共は闇のフィクサーを名乗るにも名乗れない状況です」
「死者を呼べばいい。死者共は今政界を牛耳る連中よりも優秀だろ?」
「成る程、その手がありましたか。では早速実践してみましょう」
 コミンテルンの目的は全世界を共産主義国にさせる事。その為ならいかなる手段も選ばない。こうしてコミンテルンは裏永田町に死者を召喚した……

 ここ未定。わかるのはそこには骨が散逸する事だけ。
 歴代最悪の総理大臣近衛文麿、降臨!
「オオ、近衛先生が舞い降りたぞ!」
「ヒャッハー、これで平和を行えるぞお!」
「さっさとアベとかいうボンボンをシバキに行こうよ」
「待て、真紀子! 他にも居るぞ」
「ま、まさかあのアーマーマグナムは……片山哲先生なのか!」
 社会党初の総理大臣にしてウドのコーヒー愛飲者片山哲も降臨!
「また政争の日々か……俺にはどうやら政治と無縁な人生を送れない訳だな」
「まあ気にするでない、哲よ。お前もコミンテルンの一員なら次に取る行動はわかるだろ?」
「もうどうでもいい。俺に構うな、近衛」
「あの、近衛先生に片山先生。我々革命戦士にどうか指示を」
「そうだね、早速生意気な茂を始末したまえ」
「俺はどこかを彷徨う」
 こうしてアカ共の反撃は始まった……

 そしてここ裏永田町に三人の男が立つ。
「久しいなあ、池田よ。ここには良かれ悪かれ良い思い出が残る物よ」
「そうだな、角栄。ここで栄作と殴り合いを行ったんだ。結果は岸さんの後任は俺に成った訳よ」
「全く岸はどこに居る? わしが杖を付いてこんな野蛮な所まで着たというのに」
「ヘヘヘ、まさか幽霊共がはるばるこんな所までおいでなすったとはなあ?」
「文化大革命の再スタートを切ろうというのに自民党の亡霊はまだこんな所に!」
 三人の背後に立つのは何れも実績のある三人--仙谷由人、赤松広隆、平岡秀夫--だ。
「誰だね、君達は?」
「わしは仙谷を知ってるぞ。他二人は眼中にない」
「どうでもいい。雑魚はとっとと済ませるぞ」
「雑魚だと? 俺を雑魚と言ったかあ! この優秀で英邁な平岡秀夫オオオ!」
「まあ待つんだ、平岡。いくら三人とはいえ奴等は伝説の総理大臣共。我々が圧倒的に不利だ……特に議員でもないお前ら二人ではなあ」
「野田のせいで落選した。あいつは総括(処刑)せねばならない」
「そうじゃない。内ゲバしてる場合か。数を合わせるぞ」
 赤松を中心に仙谷と平岡は彼の愛用する両方の鞭を掴み、死者を呼び寄せる。
「この轟音は……?」
「勇人にはわからんじゃろうて。これはわしらを呼び出す時に響いた。という事はまさか--」
 地響きと落雷の混じり合う音は十分以上続き、やがて天から伝説の外交官が降り立つ。
「フハハハハ、俺達もやれば出来るなあ。ここに陸奥先生をお呼び出来るんだし」
「む、陸奥宗光だと! 俺は知ってる」
「まさかああの陸奥宗光がわしらの敵に成るかあ!」
「ここはどこだ?」陸奥は赤松の方に目を向ける。「そこの男よ」
「はは、陸奥先生。ここは裏永田町で御座います。早速ですがあの生意気な三人を始末して下さい」
「だが断る」
「はい? 召喚したのはわしらだぞ。陸奥先生も立場を--」
「その程度で俺を口説き落とせると思ってるようだが、俺に命令出来るのは山内容堂と坂本龍馬、それに伊藤博文ら乱世を生き抜いた者達だけだ!」
「命令を聞け、陸奥ウ!」
 赤松は激高し、特殊合金製の鞭で襲いかかる!
「甘い!」
 陸奥は右手で闇のバリアを展開して弾き返す--返された所にちょうど仙谷と平岡に命中し、両者共に昏倒!
「さすがは明治時代の怪物」
 赤松は戦況不利と判断し、隙を見せる間に仙谷と平岡を連れて逃亡を図ろうと模索。
「逃すと思うか、俺が」
「だろうね。わかるよ、あんたの考えは」
 絶体絶命の危機……だったが--
「今の内です、赤松先生!」
 そこへ槍を持った新人議員が陸奥に不意討ちを仕掛ける!
「甘いわ!」
 だが、陸奥の決め技である剃刀のように鋭く左から右に帰るように弧を描く飛び蹴りを受ける--男は二回転しながら最後は地面に顔を埋めた!
「チイ、どこの誰かのせいで三人を逃した」
 陸奥が辺りを見回すと赤松らの姿はなかった。
「さすがは陸奥先生」
「三人とも見ない顔だな」
「そりゃそうです。特に俺とこいつは陸奥先生が死んだ後に生まれましたから」
「へへ、陸奥先生とわしじゃあ生まれに差がある。でもお互いに成り上がる為に努力したという点では一致するなあ」
「あの時代の波を知らない小童共が」
「確かにそうじゃ。だが、気に成る事は共通してるじゃろう?」
「俺がどうして枕元じゃなくここなのか、という事か?」
「わしは竹下をシバケばそれで良い。わしからフィクサーの座を奪った罪は万死に値するからなあ」
「フィクサー……そうか! 吉田先生!」
「わしも同じ考えに至った! わしらが現世したのはマイオスの後任を決める戦いに巻き込まれたからじゃ!」
「面白いのう。そう思わんかあ、陸奥先生?」
「成る程。ではどこの誰が俺達を復活させた?」
「コミンテルン共だろう。マイオスが生前に賄賂と力でねじ伏せた者達じゃ。奴等は愛国心よりも革命を優先する困った連中じゃ。となれば何としても近衛文麿を止めねば!」
「近衛? 誰だ?」
「奴も陸奥さんには御存知ない男だったな。近衛文麿は大東亜戦争に引きずり込んだ元凶。日本をこんなにもした張本人。俺だって奴の狂気はフィッシュジェラルドから何度も聞いた! 正直言って俺でも倒せるか怪しい」
「マイオスに喧嘩を売って死んだはずの池田が何を弱気をお!」
「そうだな、角栄。俺達三人はマイオスに喧嘩を売って日本を守ってきた者達だ。近衛文麿に怖じ気づく場合ではない!」
「マイオスか。確か俺の弟分である寿太郎が奴に喧嘩を売ろうと必死だったのを覚えてる。全ては不平等条約を改正する為にな」
「意見は一致しましたか、陸奥先生」
「ああ、行こうか若造共!」
「さあ今度こそ出て来い、竹下ああ!」
「栄作よ、居るなら出て来い! 俺は対話しに来たんだ!」
 こうして三人は陸奥と共に殺戮と陰謀蠢く裏永田町の奥へと突き進む……


 第二話に登場した政治屋共を名前だけ紹介します。まず近衛文麿、河野洋平、野中広務、田中真紀子、加藤紘一、片山哲、池田勇人、吉田茂、田中角栄、赤松広隆、仙谷由人、平岡秀夫、陸奥宗光、山本太郎。
 第三話『アンリミテッド・サケ・ワークス』に続く……

 とまあ二話早々から意味不明なあらすじでお送りしました。第三話のタイトル名ですが、まああの方ですよ。今では奥様が彼の遺志を継いで修羅の世界で必死に活動してますよ。まあ解説はこれ以上しませんがね。
 では今日はここまで。さあてと、歩く速さで書き進みますぜ。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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