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またしてもネタがないので適当にやる

 どうもdarkvernuです。
 では早速ショートストーリーでも書きますぜ。

 カメラマン達はひたすら対象に光を浴びせる。家族や友人、観光スポットや事件現場、芸能人や政治家……光を浴びせて真実を写す。時には光さえ選んで真実を歪ませる。カメラマンとは中立でなければならない。でなければ彼らは極めた悪となる。
 そうしてカメラマンについて紹介したが、ここビルを月夜が照らす大阪駅周辺で黒服から必死で逃げる一人のカメラマンが居た。彼の名前は遠山俊平。カメラマンの才能さえないカメラマン。
(あんな写真をどうしてあいつらは必死で探す? 僕は写しちゃいけないものでも写したのか? 只の女性写真だよ。ま、まあ裸の女がシャワーを浴びるシーン。普通ならお縄いきだけど。だけど、あいつらはどう見ても黒服。
 なんて考えるうちにもう黒服が……取り囲んでる)
 遠山は肩まで髪を伸ばすくらいお金に困る二十五歳の青年。大学を卒業しても就活をしなかったツケが祟って、さまざまなブラック企業でバイトをしながら今日を生きる。けれども最近はバイトさえ合格するのが困難になり、興味のない女の裸写真を売って生計を立てる毎日。
「あ、あの。警察官ですよね? 刑事さんなら誰だって私服が--」
「何の話かな、遠山俊平君。君は撮ってはならない物を撮った。だからこそわれわれは君に同行するよう呼びかけたのに」
「き、強制だろ! 拳銃やら縄を用意してるあたり、大阪湾に沈める気満々だろ!」
「大丈夫。我々はそんな足の出る場所に君を埋めたりしない」
 す、するんだな--遠山の心音は黒服の耳まで届く。
「いや言葉を選ぶべきだったな。とにかくご同行願おう」
「嫌に決まってるだろ! 散々ワタミった会社に勤めまくったり、更にはアルバイト先を次々と落ちる目に遭ってどうしようもない人生。夢であるカメラマンの才能を何故欲しがるのかわからない女の裸写真を撮る事で生計を立てる日々。それをバー何とかだか、ジャ何とかだか知らない奴等の手先に終止符を打たれるなんて嫌だ!」
「我々はそんな在日共が組織する芸能事務所と一緒にしないで貰おう。とにかく命を奪ったりしないから早く」
 男達は一歩ずつ遠山に近づく。「や、やめろお!」いくらそう叫んでも遠山に未来はない。遠山はまさに走馬灯が駆け抜けようとし--
「命は繋がれる」その声に反応して、黒服達は叫ぶ。「だ、誰か居るのか!」遠山と彼以外に銃口を向けながら発信源を探す!
「けれども命を繋ぐ為に命を奪う。君達は彼をどうしたい?」
 グランドフロント頂上から飛んでくる影が真っ直ぐ、青年遠山の真ん前に降り立つ--煙が立ちこみ、その影を覆う。
「だ、誰だ?」黒服達は影を見つめる。「まっさかビルからここまで飛んだのか?」人間業じゃない。誰もがその影が人間かを確かめるが--
「あ、あんたは誰だ?」
「カーボン……」遠山及び黒服達は耳を疑う。「カーボン? どうして炭素が……ってどう見たって人じゃねえか!」煙が晴れる時、そこには銀色の肌をした白髪の青年が立つ。
 う、宇宙人--遠山はカーボンと名乗る青年を見て、そう呟く。
「うん、宇宙人。ボクは宇宙人。もう一度聞くけど、彼をどうしたいの?」
「決まってるだろ! その男は『組織』が守っていたある物を写した。だから口を封じるのだ!」
(やっぱり殺す気だ! い、嫌だ、嫌だ、嫌だ!)
「じゃあ死んで。命を繋ぐ為にボクは命を奪うよ」
 抜かせええ--黒服達は一斉に引き金を引く!
 遠山は目撃した--銃声が響いたと思って見てみるとそこには弾が空中で静止し、銃口を伝って心臓、脳……といった分を繋がれるように絶命する黒服達を!
「ボクは命を奪う君達を許さない。だから命を奪った」
 彼がそんな事を言った瞬間、繋がった部分から赤い液体を流して無残に倒れてゆく黒服達。
「ヒイイ、人殺しいいい!」
 恐怖で慄く遠山に笑顔で振り返るカーボン。彼は右手を差し伸べる。
「宜しくね、ボクはカーボン。実はある密命で『因子』を殺しに来たんだ」
「だ、誰が人殺しの手なんか--」
 けれども遠山は右手を差し伸べてしまった--いや、カーボンの力で握らされた。
「ぼ、ぼ、僕に何をした!」
「何もしてない。ただ、ボクは命を繋ぐように力を繋いでしまう。そうゆう存在なんだ」
 顔を見ると悪人に見えない。けれども先ほどの黒服達を殺害する手口を目撃した遠山にとっては黒服以上にかかわってはいけない存在だと認識する!
「ど、どうか見逃してくれ!」
「それはいけない。見逃したら君に第二、第三の刺客が来る。命を繋ぐ為にも一緒に行動するのが一番」
 こうして遠山はカーボンとの共同生活を始める事になった……だが、二つは気付いてない--互いに因縁がある事に!


 とまあ試作品『カメラマン遠山は真実を写してしまった(仮)』のプロローグを紹介しました。主人公は遠山俊平。経歴から見てクズである事は丸わかり。本人はカメラマンの才能があると信じるが、実はその才能さえない。ネタバレしない程度に説明すると彼が撮り続けた裸写真は百円にも満たない。そのどれもが全てブスの写真だから。そう、内容に記してあります。奴は女に対して感情を躍らせてない。だからこそユーザーが何を求めているのか全く理解してない。それで遠山が追われるきっかけになった裸写真はちゃんと美しい女性の写真です。本当なら画像アップされる予定だったが、黒服が先回りしましてね……ちなみにその女性がヒロインを務める予定。んでその写真には他に何があるかが今作のテーマですね。
 ちなみに他称宇宙人ことカーボンさんは因子と呼ばれる存在を殺しに地球にやって来たけど、偶然にも黒服に追われる遠山を目撃。彼の信念が災いして、遠山と行動を共にします。彼の信念は命を繋ぐ事。そこに一点の迷いはない。だからこそ命を奪う存在が居たら迷いなく力を振います。だが、カーボンは遠山が因子である事に……まあそんな感じです。んで因子? クォブレーさんが言うあれと違うぞ!
 そんなわけで試作品の解説を終えます。

 えっと最近では一兆年の夜が再開するまでfc2小説で水曜の不定期に閲覧数を上げる為の小説を投稿中。話は全て掌編並の長さなので短時間で読破可能です。なのでfc2小説で自分の試作品を読まれたい方はまあ水曜日に自分のペンネーム(darkvernu)が入った作品をクリックするといい。面白いかどうかはその人次第なので、出来れば万人受けできる者が出来る事を願うばかりだよ(笑)。
 それじゃあ今日はここまで。黒服なんて怖くて追われたくないぞ、自分は!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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