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冬眠への道 現実逃避篇

 どうもdarkvernuです。いやあ強姦魔が捕まって良かったね。全くヨシフと愉快な仲間達は本当に屑ばかりで困りますよ。
 試作品の前に『格付けの旅』の白魔法の章01の二ページ目が終わりましたので読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>或は<白魔法の章>をクリックして下さい。
 じゃあ早速ですが、前に冬眠への道シリーズで出した試作品をどうぞ。

 あたいの名前は赤羽涼花。もうすぐ十八歳になる現役女子高生。
 今校舎南側の三階廊下を歩いてるわ。確かあたいの嫌いな生物科目専用の教室が見えるわ。あたいの周りはみんな小さい。いえ、あたいが大きいのよ。あたいの身長も紹介していい?
「あの、姉ちゃん。誰に喋ってるの?」
「勿論あたいに喋ってるのよ、京介」
「世間一般ではそれを独り言って……」
「ああ? 殴られたい?」
「御免」京介はいつも通り黙りになったわ。
 さあ、て邪魔な弟は口を噤んだし、早速紹介するわね。あたいの身長は175cm。体重は女という性別もあって秘密よ。スリーサイズは知らん。測る馬鹿は居るけど。
 第一あたいだけが大きいからなんて通じないわ。みんな小さすぎるのよ。特に男子はもっと食事しなさい! あたいが見たところ身長が170に届かないの多すぎ! 絶対夜更かしして一日二食の奴ばっかよ! 深夜アニメとかは録画でもしなさい! テレビゲームとかも深夜にやろうとしないの! 夜遊びなんて更に論外よ!
「ああ? 風紀委員長だからっていい気になんなよ!」
 おや、早速不良発見! でも、力は控えてゆっくりと……
「オイ、坊主」「え、何かな?」何で京介に絡むのよ!
「オイ、風紀委員長のお姉さああん?」「あら? どうしたいのかしら?」京介大ピンチ!
「京介君の好きな人言っていい?」「いや、い、いな、な、いないよ!」それはわかりやすい反応だわね。私は眼を細くして京介を見たわ。
「実は同じクラスの終ちゃんだよ」「やめてよ、秋山君!」そんなの知ってたわよ、何今更。私は不良共に顔を向けて両眼を瞑って溜息を吐いたわ。
「おや? 反応薄いなあ、お姉さんは?」
「そんなのとっくの昔に知ってたわ。京介が日向さんと目を合わせるとついつい顔を背けるから大体見当つくわ」
「だ、だから違い、違うって!」
「ちぇ、じゃあこれならどうだ!」「何々?」不良の手に引っかかるまいとあたいは思った。
「お前好きなんだろ、『ダグラム』の事が」さ、さあ? あたいは目を逸らしたわ。
「べ、別に姉ちゃんがロボットアニメが好きで何が……」
「そっちは初めて聞いたぜ! 俺らが言いたいのは鈴木蛇具羅無の事だよ!」
「え? そんな名前の人居たの?」居るのよね、たまに馬鹿親のせいで酷い名前付けられる人は。
「弟君でも知らないとはよほど好きなんだろうな、『ダグラム』という奴に」
「ええ、何て言うかその。
 ああもう! とにかく色恋沙汰はここまでにしなさい!
 さもなくば五体無事では済まないわよ!」
 あたいの燃えさかる炎--髪の毛が立つくらい沸騰した感情は不良共の足が震えるのは十分だわ!
「い、いあや? まま、まあ今日はこの辺で、か、勘弁……」よおし、このまま恐怖を植え込んでゆき……
「キャアアアアア、誰か来てエエエ!」ってあの声は花沢? 声がしたのは四階の真上。ここ箱庭学園校舎は北と南がくっつく構造だったから正確には四階北側の……あそこ!
「どこ行くの、姉ちゃん!」「決まってるわ! 直接乗り込むのよ!」沸騰した感情なら三階南側の生物室前から四階北側にある一年四組の教室前まで何の……その!
「死ぬ気か、あのデカ女は!」「窓から飛んだぞ!」「信じられねえ、今にも届きそうだ!」なんて声がするけど、冥惨亜流師範の資格を持つあたいからすればこの程度の距離なんて朝飯前よ……右指が窓の下格子に引っかからなかったら大怪我になってた所だけど。
「はあはあ、大丈夫!」花沢を心配してあたいは声をかけてみたけど。「冗談よ、先輩。ちょっと演劇の練習してたのよ」
「演劇の練習は演劇部の部屋でやってちょうだい!」廊下で練習をやるんじゃないわよ、全く!
「めんごめんご」どこの時代の言葉よ、それ?
「それにしても先輩は凄い身体能力ね。まさかあんな所から飛んでゆくなんてスパイダーマンも真っ青よ!」スパイダーマンは大袈裟よ。
「君は赤羽君だね?」いけね! 化学の東国原先生だわ。「お早う御座います、東国原先生」
「挨拶はさっきしただろう。後で職員室に来なさい」「まさか一部始終を目撃したとかで?」絶対そうだわ。
「君の超人芸の事よりも君が引っかけた窓をよおく見なさい」そっちなの! 「えっと……指の跡がついてる」
「こりゃあ弁償物だね、先輩」あんたのせいよ!
「君は指の力でさえも超人だから今後そうゆう真似はしないように……後で職員室だよ。生徒指導室じゃないんだぞ、わかってるね?」はあ、だから嫌いなのよ。花沢昭江は。

 あたいは職員室に行って生徒指導で数学教諭正宗和成先生にたっぷり説教されたわ。風紀委員長なのにこれはきついわ。あと五分でチャイムが鳴るわ。ギリギリで登校してくる連中が邪魔でしようがないけど我慢我慢。
「また随分と無茶をしたようだね、赤羽や」朝はよく先生に出会うわね。「お早う御座います、上条先生!」
「早速だが、赤羽には仕事してもらうよ」へ? 上条先生は生徒会の顧問じゃないはずなんだけど。
「二階の物理室前で不良グループの喧嘩があってのう」それは大事だわ!
「わかりました! 早速行ってきます!」「ちょ、どこから行くんだね! 君は!」ここ一階東側の窓から直接二階南側の物理室まで飛んでゆくように!
「うあああ、赤羽だ!」「暴力風紀委員長が出てきやがったぞ!」「邪魔すんじゃねえよ、デカ女!」風紀を乱す輩は力尽くで止めるのみ!
「と考えるけど忠告するわ。怪我したくなかったらさっさと教室に戻りなさい!」どうせ無理だわ。だって……
「よお赤羽ねえ! 雑魚共じゃあ物足りなかったんだ。早速バトろうぜ!」ここの番長嶋木はそうゆう奴よ。
「どうやら痛い目に遭いたいのね、嶋木君は」あたいは第一ボタンをゆっくり締める。「バトル前に雑魚共を当てて実力を測らねえとな」
「今のあたいは本気だよ」髪に付けてある輪ゴムを外してストレートヘアーからポニーテールヘアーにしてゆくあたい。
「嶋木さん! やっぱりあの女は変ですよ」「いや、あれが赤羽涼花の真の姿。奴は普段から気を解放し続けるように第一ボタンを外し、髪の毛を自由に振り乱す。けれども本気の場合は形から締め付ける事で気を抑え付けるんだ」その通り。
「じゃあ来なさい! 出来る限り楽にさせるから」嘘だけど。
「五人がかりでやればデカ女だって!」その時点で……
「負けよ!」中央から来るスキンヘッドには右ジャブで顎を当て、右から来るモヒカンには右肘で右米神に当て、左から来るアフロには左足払いで転ばせ、左側面に襲い来るポルポルヘアーには人中に左手刀を当て、背後に回ったロン毛には合気で前のめりさせたわ!
「全員昏倒とはやるな。じゃあ早速始めようか!」始める? 馬鹿ね!
「終りよ!」単純な左正拳突きは嶋木の腹部に命中!
「グヘエ」嶋木は仰向けに倒れた。
 ふう、早速嶋木のグループと喧嘩をした馬鹿に事情を聞かないと。
「大丈夫、君?」
「いでで、助けてくれてありがとう」「なあにが『助けてくれてありがと』よ!」そもそもあたいは助けたつもりなんてないわよ!
「力も言葉も両方駄目よ! 喧嘩を取り締まる風紀委員長として一言申し上げるわ!
 見栄っ張りは止めなさい--以上!」決まった! これほど格好良い言葉はないわ。
「姉ちゃん、それださいって」ストレートに戻し終えたあたいの背後に京介が居る事に気付かなかった。
「ほっといてよ、京介。あたいだって格好付けたいんだし」
「そんなことよりも休み時間に図書室に来て欲しいんだけど」藪から棒に何を言い出すのやら? とにかく第一ボタンを外し終えたあたいはチャイムが鳴るのに気付き、急いで五組の教室に戻ったわ。

 あたいにとって休み時間とは昼食を食べ終えた後になるわ。二階東側にある図書室では毎日のように遊ぶ馬鹿は居るけど、あたいが来るとみんな大人しくなったわ。そんでネットをやってる五人の中で右端に座る弟京介が居た。
「それであたいに何の用なの、京介?」京介は席を譲ると奥の方に歩き出す。
 そして一番後ろから京介の身長がギリギリ届かない所にある黄金の本をあの子は右人差し指で示したわ。
「これが欲しかったの? 何で椅子を使わないの?」「別に欲しい訳じゃないんだ。姉ちゃんに読んで欲しいと思って」何が書いてあるのかしら?
「題名は……英語なの? ラテン語なの?」「実はその文字は『オーバーロード』っていう全く知らない文字なんだ」クラーク小説の読み過ぎよ。
「それでなんて読むの?」あたいは京介に翻訳を頼むわ。
「えっと題名は『二つを彷徨う魂』」何それ? 「と、とにかく読んでみてよ!」
「ええと……え? 何これ?」あたいは目を疑った。
 ネバーエンディングストーリー? いえ、あれには文字しか書かれていないはずだわ。この本は最初からイラストで一杯。いえ、イラストにしてみたら明らかにおかしいのはいくら何でも実写じゃないの、これ!
 そこで描かれる金髪のイケメンは巨大なクリスタルに剣を振りかざすわ!
 そして……そこから先は真っ黒。気が付くとあたいと京介は森の中に居たわ。


 前に紹介した『魁と赤い髪に誓って』ですが、正式なタイトル名は

 二つを彷徨う魂

 になりました。本当はそこから先も描きたかったのですが、時間がなかったのでここまでにしました。前も書きましたがとにかくこの試作品はどこかで一週間に一回のペースで書く予定です。
 まあどこにでもあるファンタジー物ですが、某夢野何たらのような打ち切り漫画な展開もパクる予定です。とにかく主人公赤羽涼花は普通とは程遠い女子高生ですが、そこには本編で重要な複線があります。
 とまあ短く切りますが、この物語は前にも書きましたがどちらに進んでも世界は続くように描く予定ですので、味方敵分け隔て無く善悪を切り離せればいいなあと思います。まあ願望ですけど(笑)。
 と言う訳で試作品の解説を終えます。

 第五十話の解説を軽くやります。今話は四十九話とは一転変わって明るい雰囲気を最後まで出しました。
 主人公は鮟鱇ですが、はっきり言って影が薄すぎます(辛)。どれくらい薄いかは「主人公要らなくね?」と思えるくらいに最初から最後まで主人公として活躍した場面がないんです。具体的には説明しませんが。
 今回では遠すぎる過去ならではの傭兵団のお仕事が描けたと思います。捜索活動から科学の仕事までありとあらゆるのをこなします。出来れば主人公がもう少し目立てたら良かったんだけど(苦)。
 後はまあ、「エーテルって関係するの?」という事に関しましてはまあ時代がアインシュタインまでまだ遠いので未だ否定はされません。けれどもエーテルった話を描いたという点では関係します。エーテルったって何だよ(自演)。
 とまあ軽くしまして第五十話の解説を終えます。

 それじゃあ『格付けの旅』白魔法の章01の二ページ目を解説します。今回の話ではアルッパーに視点が回ります。そこではデュアンが居る星と敵対する惑星クウラの生き残り艦隊の一つ。そこに捕獲されたアルッパーはデュアンに仕返しするのを理由にひたすら自分の身体を痛めつけてます。その様子を眺めるのがほぼ声優ネタで溢れる連中です。一応かの国民的アニメで役を演じた者達ばかりです。例えば谷本夏やバイキンマンやイグニスやモニカやルクスンの声優はちゃんと出てます。そんな連中だからこそアルッパーは不憫な役回りを演じます。それが横槍。本当に横槍が来るなんて誰が考えたかわかった物じゃないぜ(苦)! 済みません、調子に乗って。
 今回のページでは一ページ以上に解説が多くなった気がする。これも格付けの旅の方向性だろか? そんな訳で白魔法の章01二ページ目の解説を終えます。

 冬眠まで後二話。しかも前後編になります。ここではちゃんと主人公を活躍させます(辛)。宜しく(誰に?)。
 では予定をどうぞ。

 一月
 十三日~十八日    第五十一話 光不変の先へと 前篇         作成日間
 二十日~二十五日   第五十二話 光不変の先へと 後篇         作成日間
 予定日不明        第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官 作成日間
                第五十四話 再誕の火 男女は運命に導かれて 作成日間

 別に冬眠するのは一兆年の夜であって筆(キーボード)まで氷漬けませんよ。それじゃあ今日はここまで。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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