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冬眠への道 夜明けは近いぜ篇

 どうもdarkvernuです。いやあスパロボの新作といい、サイボーグ総理の参拝といい、日本語能力の欠如する記者を一蹴する知事といい、胸が躍る事が連続する年末で楽しく感じます。
 試作品を始める前に『格付けの旅』が数行程更新されましたので読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>及び<白魔法の章>をクリックして下さい。
 早速ですが、先週と同じく一回だけ紹介された試作品の一部エピソードをどうぞ。

 マーズ帝国が出来たのが22世紀初頭……。
 国民は全て『アドヴァンスドヒューマン(通称アーヒ)』で構成される。アーヒは『1999年7の月に起きた災厄』を生き延びる為に統合政府(後の地球連邦)によって作られた存在。彼等は一から作られたものはほぼ皆無で、主に裕福な家や孤児院で暮らす者など様々だ。貧しい者や中流だった者にはアーヒに成る為のコースは存在しない。彼等は政府によって改造され、名実共にアーヒと成った。
 だが、政府はアーヒを製作するとまるでゴミを捨てるようにアーヒの裕福層全てを火星に追放した。そして、彼等が行った政策は『アーヒ排除法』。虐殺こそ行われないものの、まるでアーヒを災厄の一部であるかのように地球の民全てに植え付け、弾圧。その結果が現在も続くオールドヒューマン(通称オーマ)とアーヒの対立だ。
 対立の激化と共に火星首都オリンポスで火星開拓政府の元首ゼオー・シオスが建国宣言。これにてマーズ帝国が樹立。当然連邦政府はマーズ帝国を認めようとせず、彼等への武力制裁が始まろうとしていた。
 そんな激しい対立が続く中でここアマゾネス基地……アーヒだけに入場が認められた場所。故にマーズ帝国の所有物と化した基地の作戦会議室の天井裏側にある配線がひしめき合った場所にとあるアーヒの青年が左腰に日本刀を携えながら盗聴していた。
(つまり……連邦軍第七部隊『ローズ・バルキリー』がここを奪還すべくネクター(ネクスタントヒューマンの通称)小隊『花乙女』を寄こした訳か。えっと『花乙女』の構成員は……『ローズ・バルキリー』がフェミで構成されている以上は女しかいないと言える。えっと、そうじゃない!
 俺が思うには『花乙女』の隊長は『リン・ディーズィ』。オランダ系スイス人。32歳。重火器を巧みに扱いながらも近接戦闘もやってのける奴だったな。
 えっとこの女の部下は上から読むと『チエン・シエン』。支那系オーストラリア人。28歳。ガン・カタもさることながら、真価は狙撃。ほぼ99%に近い確率で相手の心臓を射貫く。脳天だけはその確率じゃないんだ。
 三人目が『ローミン・ローディー』。ウェールズ系フランス人。最年少の26歳。僕より年下だ。そんな事はいい! マーシャルアーツの達人で武器術も部隊の足を引っ張らず、特にチェーンソーを使ったら右に出るネクターもアーヒも居ない……と。
 まあオイラにとってこの三人はどうでもいいな。けど、こいつだけは厄介だ! 四人目『文月エレナ』。日系アメリカ人。28歳。小隊に入ったのは欠員を埋める為。けれども、わしの情報ではこの女……『リマイドライブ』を所持していると聞く!)
 リマイドライブとは不運剣アズナーを基に明治元年に来日したイングランド人アルベルト・リマイがレアブラックストーンを使って作り上げた銃剣。切れ味ではアズナーに劣るものの、ほぼ型を囚われずに弾薬補給が可能でなおかつ戦車の砲弾数百発以上受けても壊れない頑丈さを誇る。
(わいの目的はリマイドライブの破壊。一見不可能そうに見えるかな? けれどもわてと『アズナー』がいればそんなものは--)
 やってのける--思わず大声に出す青年!
「侵入者だ!」「またあいつか!」「確か『ガイン・トカマク』とかいうふざけた奴だ!」「アーヒの面汚しはさっさと始末しよう!」「いや、締め上げれば済む事だろう!」天井に向けて銃弾が放たれてゆく!
 うわっと--青年は全ての銃弾を既に抜いた刀と鞘で受けきる!
「絡まったああ! こんのお、ふざけるなあああ!」
 青年は力一杯刀を振るった! すると配線どころか周囲全てを倒壊させる程の衝撃を与える!
「早く逃げろ、皆の衆!」「またガインか!」「あいつは今日をまき散らす災厄だ!」「いいから退避しろ!」会議室にいる全ての者は避難してゆく!
 青年は--何でこうなるんだあああ--と叫びながら倒壊してゆく会議室に落下し、瓦礫の下敷きになる!
 彼の名前は『ガイン・マーチンスター』。アイルランド系アメリカ人だが、現在は日本国に帰化してアイルランド系日本人『井原我引』である。年齢は27。種族はアーヒ。職業は何でも屋。マーズ帝国に籍を置かない。不運剣アズナーを肌身離さず所持し、持ち前の超怪力で向かってくるネクターやアーヒなどを次々と倒すが、加減を知らない故にいつも不運な目に遭う。今日もまたそんな不運な目に遭う。ちなみに決まった一人称は持たない。理由は単純に個性が強すぎるから。

 ここアマゾネス基地の北より数百メートル先のジャングルに潜むのは連邦軍第七部隊所属のネクター小隊『花乙女』。
 ガインがもたらした轟音は基地の防音すらも無効化し、小隊員全ての耳に届く!
(何かあったのかしら? まさか内ゲバ?)
 脇まで届く黒髪の兵はアーヒの内部対立を予測するが--
「アーヒ共が内ゲバをするとは考えにないことだ、エレナ」
「リン……そうよね。彼等はゼオー・シオスに心酔する機械だもの。それはないかもね」
「じゃあ何で爆発音が響いたの?」
「ローミン。そもそもどうして轟音がこんな所まで響くのかが気になるわ」
「チエンの言う通りよ。基地内部では戦車の砲弾であっても外には届かないわ。防弾機能を付けるのは安全保障上、必要な措置だから。音一つで戦局はいくらだって変わるもの」
「じゃあどうして防音が効かなかったの、リン姉様?」
「理解しがたい何かが居たとでも言って良いかしら、ローミン」
「隊長もお困りのようだね」
「いえ……案外正解じゃないの、リン」
 エレナと呼ばれる黒髪の兵は三人の目を基地の方に向ける。そこで更なる轟音が響く! 基地中央の建物の上半分が空高く飛ばされ、中から刀を振り上げる青年が頭に血を出しながら立つ!
「緑色の肌は間違いなくアーヒ。しかも剣……かな? まさかあれで建物を吹っ飛ばしたの?」
「チエン……常識で考えたらこんがらがると思うよ」
「声を出すな、二人共……気付かれたわ、あの男に!」
 居たぞ、ターゲット--青年は光に近い速度でエレナに向かって飛ぶ!
「狙いは私なの!」「エレナ!」「さすがエレナ!」「素早くリマイでガードするなんて!」青年から振り下ろされた刃をエレナは所持した銃剣を両手で構えながら寸での所で止める!
(ウグ! 何て馬鹿力なの! リマイじゃなかったら間違いなく真っ二つだったわ!)
「やはりその銃剣はリマイドライブだな!」
「いきなり襲ってくるなんて失礼な人ね! 名前は何て言うの!」
「コードネーム『ガイン・トカマク』だ! 本名『ガイン・マーチンスター』で日本に籍を置いた後からは『井原我引』と呼ばれる!」
「全然コードネームになってないわよ! 自分から本名を出してどうするの!」
「こまかい事は良いからさっさとそいつをわいに寄こせ!」
 嫌よ--エレナは鳩尾に向かって右膝蹴りを放つが、刹那のタイミングでガインと呼ばれるアーヒはリマイドライブを蹴ってエレナの背後にある上から二番目くらい大きい木の右端に飛び移った!
「あのタイミングで避けるなんて!」
「さすがはアーヒと呼ばれる人種ね。あたいらネクターとは身体構造が違うわ!」
「いや……違うぞ、ローミン! あんなアーヒは知らないぞ!」
「アーヒ? まあそうだけどそれがどうしたって言うんだ?」
「えっと、あなたの身体能力……は別にいいわね。とにかく私の自己紹介を始めないと。
 私は文月エレナ。エレナと呼んで。御覧の通りネクターと--」
「ネクター? そうなのか?」
 ガインはエレナと対峙してすぐに身体能力がネクターのそれとは異なる事を察知!
(まさか気付いているの? この人は--)
「まあどのみち僕の目的はリマイドライブの破壊だ。よって俺に寄こせ、エレナあ!」
「一人称……そんなのはいいわ! これは私が『花乙女』を入隊出来た記念品よ!
 みすみす渡さないわよ!」
「じゃあブッ倒す!」
 今二人の男女は熾烈なファーストコンタクトを果たした……!


 と言う訳で試作品『アズナーの戦士 神計画(ゴッドプロジェクト)』の一部エピソードをお送りしました。これは前に紹介した試作品と世界設定は同じです。只違うのは前に紹介したのは『アズナーの戦士ガイン』の序章部分であります。単刀直入に言っておきますが、先に紹介した方では主人公はガイン。けれどもここでは主人公はエレナとガインです。何故なら副題が示すようにエレナを中心に物語は進行します。一方でガインはメアリー・スーポジションで度々活躍の場を奪いに来ます。加減も知らない力でね(笑)。ちなみに一部エピソードではエレナに関する秘密がちらほら出しましたが、ガインに関する秘密は……まあ厨設定になるので例え世に出て物語の最後まで行っても明らかになりません(笑)。彼は存在そのものが理不尽の塊ですので。
 ついでにエレナとガインはどっちが強いかはネタバレになるので明らかにしませんが、両方のモデルは居るかと聞かれたら居ますよ。まあかのアンチスパロボのあの方が作りし三作目のアレとか、いつになったら6が出るんだよと日々叫ぶかの荒野に口笛が響き渡るRPGものの一作目の三枚目とか(辛)。とにかく自分にはオリジナリティはありません。正直ものに出来るまでこうして書けるかどうかすら怪しいものですよ(苦)。
 んな訳で試作品の解説を終えたいと思います。

 第四十八話の解説に行きます。今話は大陸移動に関するお話ですので海洋種族が中心になってます。
 主人公のモデルはかのジャニ一(?)のイケメンに祭り上げられている奴のライバルでやたらとお喋りな落語家です。バラエティによく出まくるせいでそう見えないかもしれないが、一応あの名前は落語家の名称です。なので落語家という肩書きに間違いは御座いません。
 えっと話を戻します。そんな良く喋る魚は正直お荷物でありながらも大陸移動論に者一倍意欲があってそれがラストまで通されてます。残念なのは主人公が学者肌のせいで各パートの初めが怠く、話が中々進まなくて痺れを起こした事は謝っておきます。ただし、超展開については謝る気は御座いません。基本、力業で通すのが自分のやり口ですので(苦)。けれども、いくら超展開でも十七話でやらかした事だけは二度と起こさないつもりです。あれは某機械大戦で言うなら隠しコマンドもなしにネオ・グランゾンやらポゼッションサイバスターを使う以上にやってはいけない行為ですので!
 まあ前向きに語るなら今話では海洋種族に関する設定を少し掘り下げられて良かった思いです。基本彼等を出すのは難しく、言葉の壁は想像以上ですので。そんな海洋種族を今後も上手く描けたらいいなと思う次第。
 短いですが、これにて第四十八話の解説を終えます。

 さあ明日は早いですので無茶を通してみますか、必要最低限のね。
 と言う訳で今後の……いや、第五十二話までの予定をどうぞ!

 十二月
 三十日~一月四日   第四十九話 燃える氷の怒火        作成日間
 一月
 六日~十一日      第五十話  エーテルは否定される     作成日間
 十三日~十八日     第五十一話 光不変の先へと 前篇    作成日間
 二十日~二十五日    第五十二話 光不変の先へと 後篇    作成日間

 今思い付いたが、第五十二話は二十二日に終わらす予定。理由は単純に別の方面に向けた準備の為です。ハイ、ここしっかり覚えといてね! 自分が嘘つきであるかどうかは線が示す言葉を守っているかどうかにかかりますので。まあ政治屋どもみたいに破る時は破りますので気を付けてください。
 では今日はここまで。はあ、早く二ページ目を終わらせないと……

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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