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ロベスピエール:全ては王妃のせいだ!(前篇)

 どうも人のせいにしたい気持ちもわからなくないdarkvernuです。
 時事ネタを始める前に『格付けの旅』が数行程更新しましたので読みたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>をクリックして下さい。
 じゃあ早速自分が運悪いのは謎のせいにして時事ネタを始めたいと思います。

 人類は誰かを生け贄にしないと生きていけない欠陥だらけの存在なのだよ。
 おや、わしか? わしは言うなれば闇のフィクサーと呼ばれる存在だ。かつては仏教の開祖ゴーダマ・シッタルーダとは盟友の間柄であったな。一応奴の思想を自分の私利私欲の為に利用して貰ったがな、フフフ。
 話は人類の欠陥に戻る。別に人類が生け贄を欲するのは現代だけではなかろう。中世ヨーロッパで流行った魔女裁判もそうであったなあ?

 とある村で一人の女性が魔女に仕立てられようとしていた。
「君に魔女の嫌疑がかかってるがどうかな?」
「私は魔女じゃありません! そんなの迷信では--」
 突然子供達が発狂--白目を剥く。
「ああ、どうしたの?」
 子供達は何事もなかったかのように立ち上がり、女性を問い詰める!
「お前が魔女だ!」
「魔女だ魔女だ!」
「ち、違います! 私は--」
「子供達の言う事が正しい。よって君、魔女で決定だよ」
「そんな……」

 フフフ、ここには低俗ではあるが政治的判断が織りなされておるな。実際にはそんな裁判は現代では認められんよ。魔女裁判はあらゆるゴミを処理するのに最適だったな。お陰でヨーロッパの人口を減らすのに貢献してくれたよのう。
 話はフランス革命に移る。革命家共がいかに首を欲したかが伺えるよ。

 とある革命政府本部。そこにはロベスピエールを初めとした革命家が自分達の威信をいかに守るかを議論していた。
「マックス! このままじゃやばいよ! いくらルイの首を取っても状況が一向に改善しないんだけど!」
「何を言うか! 俺だって必死で頑張ってるんだぞ!」
「だからどうしたってんだよロベス! お前がフランスの財政はすぐ立て直せると言った癖して!」
「五月蠅いぞ! 首を落とすぞ!」
「鎮まれって! 言い方が悪かったよ。
 ……そうだ! この際あのオーストリア女をやってしまえばどうかな?」
「……その手があったか! 君を良い位に上げてやるぞ」
 そしてロベスピエールはマリー・アントワネットの首を落とした。けれどもそれは彼の寿命を縮める事に繋がろうとはこの時誰も想像出来なかった……

 マリーの首でどうにかなるのなら初めからルイの十六代目の首を刎ねる事もなかろう。全てはおのれらの無能さと稚拙な政治的判断が招いた物よ。その後は解るな? 奴等は更なる事態収拾の為に首を欲し、とうとう奴ら自身も首になったのう。
 次はエリック・アーサー・ブレアの描いた二作が主に批判したソビエトがいかに血を欲したのかを話そう。

 レーニンは危機的状況に立たされていた! ロシア皇帝一家を全て骸にしてもスターリンを初めとした権謀術中に長けた連中を黙らす口実が見つからない事に。
「ヨシフやレフはいつわしの首を取るかわかった物じゃない! このままではわしが折角とった椅子が奪われてしまう!
 ……そうだ! 奴等を黙らせるためにあることを閃いた!」
 後のチェーカー(秘密警察)--本来はレーニンのレーニンによるレーニンの為の非合法組織。
 彼等に聞かれたら最後、死ぬ時まで強制収容所或は見せしめに処刑される為の道標。
 レーニン亡き後は権力争いに勝利したスターリンが--
「ああ、トロツキー恐いお。周り恐いお。ボクチンどうすればいいかな……そうだ!
 いっそのこと全ての悪行はトロツキーが陰謀を巡らせて起こした事件にすればいいお! ボクチン頭良い!」
 レーニン以上に密告が強化され、なおかつトロツキーは党の体制を維持する為の生け贄となる。
 一方のトロツキーは--
「ヨシフめ! 能なしの癖して権力を我が物顔で! まあいいさ。いずれわいは返り咲いたるわ! 息子は死んだけどわいさえいればいくらでも代わりは……おや?
 誰か来たようだな、誰かな?」
 暗殺された!

 正に『動物農場』と『1984年』だな。ただ、エリックは知らないだろうが、トロツキーもレーニンも出来の良い指導者でない事だけは知れ。奴等も権力に取り憑かれればスターリンより僅かにましか或はもっと酷い事をやってのけるだけの政治的判断を下す者共よ。
 次は捏造だらけの中華思想国に話は移る。こちらは共産体制時代で十分だろう。

 毛沢東は蒋介石との内戦に勝利し、権力を握るもあまりの無茶苦茶な政策をし過ぎて多くの餓死者を出し、なおかつその後に起こった権力争いにとうとう敗北して国家主席の座から引きずり下ろされた!
「おのれ劉少奇め! 我が輩のお陰でお前は現在の位置にいるというのにわしの功績をこき下ろしてえ! このままじゃあわしは劉のアンポンタンに殺される……閃いた!
 若者を扇動しよう! 早速嫁と林彪ちゃんに相談しようっと!」
 後の文化大革命と呼ばれるジェノサイドであった。

 毛沢東の場合、生け贄を劉少奇ら反対派のみならず、あらゆる文化遺産までにも広げたのう。さすが政治的判断が豪快な支那大陸の伝統だ。わしは奴らが大好きだ。思うがままに馬鹿をさらせる部分は日本も見習うべきだな。
 次は毛沢東に憧れたポル・ポトの話に移ろう。

 権力を握ったサロット・サルはポル・ポトと改名し、国名を『民主カンプチア』にした。だが、彼もまたロン・ノルのみならずノロドム・シハヌークまでも生け贄にする事で権力維持に努めようとするが--
「朕がここまで頑張ってるのにあいつらはまた文句を言い寄る! 憧れの沢東ちゃんの愛に応えてやってるというのに! こんな事ならいっそ眼鏡をかち割って……その手があったか!」
 ポトらクメール・ルージュはとうとう頭の出来た者達にまで生け贄にするようになった……

 インテリ共を呼び戻しては虐殺してゆく。眼鏡をかけた者のみならず、本を読んだ者、少し太ってる者も粛清対象だったな。呆れても物も言えん政治的判断じゃ。わしはそんな事をやるくらいなら逆にポトの若造を骨にする方が先決だな。
 最後に日本の山岳ベース事件の話に移ろう。

 浅間山荘事件の後に逮捕された赤軍メンバーの証言で明らかになった内ゲバ。
 証言を基に当時の状況を追う。
「な、何を言って--」
「総括されなさい! あんた顔が良いからって怠けてるんじゃないでしょうね?
 みんなあ、この場か女を総括しなさい!」
「ぐへへ、良い身体してんじゃないか」
「いやあああああ!」
「恒夫! また総括の犠牲者が出ましたがどうします?」
「絶望的だね。彼女は立派な革命戦士だった。生き残れなかったのは総括に耐えうるだけの精神力が満ちていなかったんだね。彼女は結局我々の希望ではなかったんだよ。
 じゃあ気を取り直して総括を続ける事にするよ。じゃあ誰にしようかな?」
 彼等は生け贄を求めて総括という名の虐殺を続けた。ある者は私欲を満たす為、ある者は己自身が悪と気付かない程にまで……

 だからわしは日本が憎い! どこまでも八百万の神が日本を正しく導く! いくら道鏡や小林よしのりを送ってもそれをはじき返す何かのせいで日本は沈まない!
 フフフ、話は終わった。このように人類は生け贄を欲するのだよ。それは大変な欠陥を抱えているが故にな。
 またわしの事を聞くか? そうだな、わしの名前はマイオス。地球上にある全ての国々の影の支配者なのだよ。例え神であってもわしを倒す事は叶わぬものよ、フフフ……


 長くなりすぎたので後半に行きますね。時間を大分置いて。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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