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こうしてパクリは受け継がれてゆく

 どうもパクリに関してはマガジンのO先生以上という自覚があるdarkvernuです。
 ショートストーリーに入る前に『格付けの旅』が数行ほど更新されてますので、読みたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>にクリックして下さい。
 ではネタに詰まったので例の震えるハートを燃え尽きるほどヒートする物のパクリ物の続きをしますね。

 1896年……
 大英帝国初のタブロイド紙『デイリー・メール』創刊。
 その記念すべき創刊号の見出しは……『帝国を揺るがす隕石落下!』--歴史は変わった!
 正確に説明すると大英帝国バーミンガムの熱圏で巨大隕石が破裂! 欠片は南アイルランドの一部を除き、数百カ所にも及び国土に被害をもたらす--5月2日~3日まで続いた。
 この光景を見たデイリー・メール創業者アルフレッド・ハームズワースは次のような言葉を残す。
「歴史通りではないのか?」

 デイリー・メール創刊から一週間後……
 ここノーザンバーランドの辺境……『ベリック・アポン・ツイード』--と呼ばれるはずだった町『バーウィック』。
 人口は少なく、この町で成人になった若者はより大きな報酬を求めて町の外に移住してゆく。
 そんな町で唯一の見所はツイード川とその近くに建てられた三階立てにもなる豪邸。
 豪邸主の名前はロイド・レッドバーグ。ジョージ・レッドバーグの子である。彼は今新しく家族になる者を使いの者に手配していた。
 ロイドは寝室でバーウィックのスラム地に住むプロイセン系移民マーク・バレラーの手紙を読んで、思考に耽っていた。
(マーク殿の子だ。彼の手紙によると息子であるマイヤーは私の子ジョーと同い年と聞く。あのマーク殿の子なら私も心ゆくまで育てられるな。何せマーク殿は私の命の恩人。彼がいなかったら私もジョーもいない。大切に育ててジョーの良き理解者になってもらわないと。
 それにしてもそんな素晴らしい子なのにどうしてマーク殿は『隙があったら殺しても良いんだぞ』なんて書くんだ? あんなに手紙で息子さんを褒め称えながら最後の文にどうして懸念材料でもあるような事を?
 良くないな、私も。死んだ父のどうでも良い遺言に翻弄されて相手を後ろ向きに考えるなんて! 第一この家に悪魔のような者がやってくるってどう根拠があるというのか? 未だに遺言の意味を理解出来ない。
 遺言? そう言えばこの手紙も遺言だったな。マーク殿が初め書きに『この手紙があなたの元に届いたということは私の命はもう……』と書かれていたな。その後書かれてある内容からは……やめておこう。
 今はジョーが帰りを待つが、遅いなあの馬鹿は……)

 レッドバーグ邸に通じる道の真ん中で紳士服を着た13歳の少年が田舎町に住む同い年の少年二人を相手に喧嘩を居ていた!
「女の子をいじめる奴は僕が許さない!」
 彼の顔面は腫れ上がり、鼻血は止まらない様子であった。そんな状態でも彼は少年二人に拳を振るうが、全て空振り。それとは対称的に少年二人の拳や足は紳士服の少年の背中肩、腰、腹などに当てる。
「レッドバーグのボンボンが! 俺達に挑んだことをこうかいさせてやんの!」
「一人で二人に勝てるかってーの!」
 小太り体型と三角ヘヤーの少年はレッドバーグの御曹司と思われる少年が身動き出来ない状態になっても攻撃を止めようとはしなかった。それどころか攻撃は激しくなる一方であった。
 少年が気絶した頃になってようやく二人の少年は呆れたような顔をしながら太陽を背に帰って行く。
 数分後、意識を取り戻した少年はレッドバーグ邸へと足を踏み出す--蹌踉けながら。
(僕は情けない男だ。女の子を助ける為にあいつらに挑んだのに手も足も当たらずやられっぱなし。こんなので立派な紳士になれるのか!)
 彼の名前はジョー・レッドバーグ。この物語の主人公。

 夜のスラム街……
 人気の少ない墓地で銀色の眼をした少年が『マーク・バレラー』と記された墓を左足で踏みつける。
(父よ……。貴様には感謝するぞ。この俺をここまで育てた事を最大限の侮蔑を込めてな。ハハハハ!
 名前は『レッドバーグ』か? あの家に俺は行けばいいんだな? おや、誰か来たな?)
 少年の背後に二十代後半の屈強なゴロツキがナイフを手に構えていた。
「よう兄ちゃん。金はあるか?」
「あなた達は誰でしょうか?」
「それを知るには小僧。お前さんは餓鬼過ぎたな、ケケケ」
「ケケケ……随分と予想通りの笑い方だね。いやあ君達は素晴らしい出会いをしたね」
 少年の意味不明な言葉に二人は不審者を見る目をする。
「兄ちゃん? 頭おかしいんじゃねえ?」
「おかしい? どうしてそう言えるのかな?」
「自分で自覚しねえとはこりゃあ重傷だ! きっと鼻を吸いすぎたんだよ、ケケケ!」
 ところが少年は二人の言葉に反応するように満面の笑顔をする--相手を子供扱いするような表情を。
「それが君達の視点だね。でも心配無用だよ。何故なら君達が出会った者は世界を蹂躙するほどの偉業をこれから達成するのだからね。いやはやここは喜ぶべきだよ、僕にね」
 驚天動地の言動を聞かされた二人は少年に引き気味だ。
「兄貴、この餓鬼やばいぞ! 花を食ったどころのレベルじゃねえぜ!」
「俺も思ったぞ、下っ端! こいつ生かしたら禄な事にならねえ気がする。早いところ--」
「始末? ああ、君達は死にたいんだね。引き受けよう!」
 少年はゆっくりと二人のゴロツキに近づく--明らかに殺す気で!
「へへ、俺達には向かった事を後悔してやるぞ!」
 身長190㎝の男は手の届く範囲に少年が接近するとすかさずコンバットナイフを--
「公開するのは君達死にたがりだよ」
 出す前に少年は左ハイキックで男の首に当てる--後ろによろけた所を飛び込んで左手で顔面を掴むと体重を乗せて墓石に頭を激突させた!
「な、何なんだよ!」
「何って? いやあ死んだよ、彼。目ん玉が飛び出そうだね、ハハハ」
「兄貴をやったくらいでいい気に--」
 小太りの男は短銃を構えようとしていた!
「何を寝言吐くのかな、君は?」
 少年は死体の左目を右手で抉り取るとそれを小太りの男の左目めがけて投げつける!
「危ない! よくも兄貴の--」
 短銃を構えたが時すでに遅く、少年は男の眉間に足刀を直撃させる!
 男は仰向けに倒れ、二度と起き上がらなくなった。
「死んだか。自業自得とはまさにこの事だ。僕には向かってはいけない事を死んで学ぶとはね」
 そう言いながら少年の顔は邪悪な笑みを浮かべ、死者を嘲る。
(俺に死角はない。いずれ神々なんぞは俺の下に這いずり回らせてやるのさ!
 世界で初めて支配者となる俺の力によってなあ、ハハハハハハハハハハ……)
 彼の名前はマイヤー・バレラー。邪悪なる瞳で世界を見つめる者。
 ジョーとマイヤー……彼らが出会うとき、歴史の歯車は狂い始める!


 どうでしたか、このショートストーリー。実にどこかの漫画の展開と酷似していると思いませんか? そうあのスタンド使いが漫画を描いてるあの物語のね。まあ皆まで言いません(苦)。とにかくこの物語は自分自身が最も書きたいのですよ。なんたって悪役が素晴らしく気に入ってまして奴のために書きたい次第であります。言っとくけど主人公はジョナサンによく似た少年だよ。とにかく悪役に比重を置きすぎるくらいこの物語の中心存在だよ(笑)。
 ただこの物語は発表したらしたでとある信者に攻撃を食らいます。どこらへんがパクリかは説明しますね。
 まず

1:主人公の名前があからさますぎる。
2:舞台がイギリス。
3:主人公が英国紳士の子。
4:悪役がまんまあのお方に酷似。
5:主役と悪役が一つ屋根の下で青春を過ごす


 とこれだけ似ると出したら出したでトリブラ以上に批判の的を受けますね。まあそこは新作にいつも圧し掛かる洗礼です。そこを乗り越えられるかどうかで作者の力量は示されます。実際冒頭で揶揄した作者もまたそうゆう洗礼を受け続けたけど持ち前のバイタリティで何とか乗り切り、今ではマガジンでは森川先生と並ぶ切っても切れない作者の一人となったのですよ(まあ内容については割愛しますけど)。そうゆう意味じゃあパクリってのは受け継がれてゆくものですよ。
 ちなみに自分はどうかといいますとまだその領域に達していません。ですので仮に某吸血鬼先生が許しても信者は許さない。そんな感じです。
 以上でショートストーリーの解説を終えたいと思います。

 では第三十四話の解説も先週みたいに単純に済ませますね。今回は登場キャラ全員鼠で、対する銀河連合は全体ネコ科で構成されます。今回はハッピーエンドにするつもりが曖昧エンドになりました。申し訳ありません。今話に限って訂正個所が多くてそれを報告するアナウンスを多く出した事を詫びます。ついでに今回は登場キャラが数通り死亡したと思った方。実は死をぼやけさせたキャラが一名います。そのキャラは話の途中で気に入ったのでただ退場させるのは惜しいと思いましてそのような処置をしました。今後の話で出るかは気分次第でございます。
 なんだかんだで曖昧なまま解説を終えたいと思います。

 それじゃあ予定をどうぞ。

 九月
 二十三日~二十八日  第三十五話 蜥蜴の尻尾          作成日間
 三十日~十月五日   第三十六話 弥勒菩薩を待ち侘びて    作成日間
 十月
 七日~十二日      第三十七話 鼬ごっこの世           作成日間
 十四日~十九日    第三十八話 三兄弟物語 星々が輝く世で  作成日間

 三十八話から五話構成で中編物が開始されます。主人公は題名通り三名。三名に待ち受ける運命は何なのかをこうご期待してください。
 来週で『格付けの旅』プロローグの半分が終了します。それの解説も併せてやる予定です。
 ではこの辺で、安易にパクッたらあの国の馬鹿どもみたいになるぜえ。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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