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一兆年の夜 第三十話 母はそれでも強い(四)

 八百屋デ採れた果物ヲ食べて銀河連合ニなる。そんな予想ガあり得る?
「その話ハ真実なの? 腰砕けたことナラ赦しヲ容れないわ」
「マンマミーさん……真実でぶ! おらはこの目で見ぶましどから!」
「ベーブタン。一名の証言ぶは真実味は--」
 また誰かノ入る音! 今度ハ何!
「何やってるかッツ! 今すぐこの村から避難しろッツ!」
「あなたッツ! どうゆう--」
「話は後だッツ! 俺達ソフィス地方支部は銀河連合の牙から君達雌子供の命を守らなくてはならないッツ!
 さあ俺の後に続けッツ!」
 何ダカ知らないケド私達親子ハ真鍋傭兵団所属ニシテおば様軍団の藤原トガ恵ノ夫デアルトガ頼誘導されるヨウニ避難したわ。一階ダカラスグニ出られたケド二階ダッタラ飛び降りてたかも?
「おかあさん。どうしてみんなしかノおじさんノあとニつづくの?」
「これは避難訓練なの」
 本当じゃないことだけど--
「そうか! ところデひなんくんれんッテなあに?」
「避難訓練ッテいうノハね。地震ヤ台風トいった自然ノ怒りカラ身ヲ守る為ニ定期的デ無い日ニ行われる行事よ」
 そこ、口を閉じんかッツ--と注意された! 私ハカンガルーよ! 子供ニ避難訓練ヲ教えて何ガ良くない?
「もう少し小声デ話すベキだったわね」
 反省。ああ、私ッテドコマデ母親トシテノ自覚ガないんだろう。ミヒーリノ慰めハ心ニ堪えるわ。
「きゃああ!」
 この声ハ一番後ろニいるキリ梨さん? え? そんな? 何? どうして銀河連合ガキリ梨さんノ真後ろニいるの? しかも食べながら……。
「キリン型が来ぶなんて信じ……ってよく見ぶらキリ梨さんの夫に似どない?」
「本当だぞう! まさかキリ彦さんは果物型を食べたんじょう?」
 は、早く先頭ニいるトガ頼さんニ知らせないと!
「後頭部を拳で叩くなッツ!」
「大変なのよ! 真後ろニ銀河連合が!」
「ほ、本当だッツ! 俺とした事がああッツ!」
 真っ直ぐ北地区から出て行くのだッツ--という言葉ヲ残して彼ハキリ彦さんノ成れノ果てデアル銀河連合ニ単身挑んだわ!
「マンマーエ! その間ニ指定されたところマデ駆け足デ行きましょう!」
 みんなそっつもりう--ソネイラ・ブルホルさんノ掛け声ヲ合図ニ私達十一名ハ北出入口目指して走ってゆく……が!
「えッテ? 塞ぐように私の夫が居るッシ?」
 ジャネット・ジャパダさんノ夫マイコウガ北出入口ヲ塞いだ--全身剥き出しノ状態で!
「マイコオオウッス!」
 叫び声モ空しく銀河連合ニ成り果てたマイコウさんハ私達ヲ食らう為ニ襲いかかる!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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