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一兆年の夜 第一話 悪魔が落ちる夜

遠すぎる過去にさかのぼる。
全ての生命が些細な争い事ですんだ平和な時代。
水の惑星にある山奥で齢三十にして五の月と一三日目になるひとりの中年が暮していた。
彼は趣味である夜空を眺めていた。
「今日はキラキラと流れるかな?」
彼は流れ星を見るのが好きみたいだ。
「昨日は夜中になる八の時から眺めても一一になるまで星は降ってこなかったからな。
今日こそは流れ星を見ないと夜も眠れない」
彼の言葉から考察するには昨日は約三の時間まで夜空を眺めていたが、
一つも流れ星が出なくて眠りにおちた。
「朝三の時まで頑張るぞっと」
三時間が経過したが、未だに流れる星が現れない。
「やっぱり罪人の前には流れ星は出ないって事なのかな?
わしは七日も前に舞茸の神様にお礼も言わずに
中指の長さもある舞茸を勝手に採ったせいだ。
だからわしは七日目になっても流れ星を眺める資格がないのだ!
神様にお礼を言わなかったせいなんだ」
舞茸の神様へのお礼をしなかった事を後悔していたが、その時だ。
彼の目の前で何かが飛来しようとしていた。
「え?」
待ち望んでいた流れ星がゆっくりと彼の方へ流れてきた。
「まさか流れ星… …
いやあれは流れ星なのか?」
彼は自分の方へ向かう流れ星に思わず見とれてしまった。
そしてそのままその流れ星に

頭からつま先までゆっくりと食べられた。

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Re: No title

> りんく有り難う御座います

こちらの方こそありがとうございます!
初めてのコメントなので嬉しく思います!
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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