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試作品 お金様 おまけ篇 新興宗教にようこそ 其の四

 如何もdarkvernuです。
 約束通り火曜日に更新するぜ。

 二週間と三日後に私は再び此の異様な周波学園の取材をする事と成りました。此の学園の謎を解いてこそ何故授業は普通なのに部活動では堂々と新興宗教の勧誘と異様な教義が跋扈するのか理解出来ない訳であります、はい!
「おはよう……約束よりも十分早いな、流石だ!」高村さんが迎えに来ました。
「お早う御座います。どうも改めて自己紹介します。私は羽柴洋子と申します。今回も宜しくお願いします!」
「どうも俺は高村康太だ。今回は此の学園の教頭先生と実際に話が付いたので御案内致しますね」でも教頭先生はどんな人なのか恐いと思う私が居た。
 其れから一分後……教頭室で其の教頭先生と面会する私。見た感じでは私と同じような普通の人オーラが漂います。こんな人も新興宗教に嵌っているのではないかと勘繰ればきっと世の中の理不尽を一身に受け始めると私は思いますね。性別がわからない? 異性です。間違いなく異性です。然も高村先生の同級生みたいです。
「見た感じは普通……とは程遠いね、君」早速私に対して失礼な事を口走る教頭先生。
「怒りますよ、そう言うのは!」
「御免々々、あくまで此の学園の異様な連中と比べれば、である。自己紹介が遅れた。そして挨拶も遅れた。お早う御座います、俺の名前は深道義郎(ふかみちよしろう)だ」
「あ、そう言えば挨拶が未だでしたね。お早う御座います、私は羽柴洋子と申します」挨拶を済ませた後に握手をする私達。
 何か近くで見ると良い男に見える。いけない洋子。駄目夫が居るの。未だ離婚が成立しない中で他の男になびく場合じゃないのよ、洋子!
「えっと羽柴さん……昔、マネーバスターズに所属していたのではないかい?」
「え、何の話でしょうか?」
「いや、何でもない。実は其処でジャッジしていた審判は此の学園の卒業生と聞いていたのでね。少し確認を取りたかっただけさ」
「恐い人ですね、深道さんは」詰まらない事も覚えている人程、恐い物はない。其れはある放送局の人が言っていた格言ですね。
 そんな事よりも様々な質問をぶつけてみますね。最初は……次の事柄からですね。
「何故此処は宗教が跋扈するかって? 其れは未だに俺も聞きたいよ。何で俺がこんな頭がおかしく成りそうな学園の教頭をやっているのかさえも聞きたい程だよ!」
「え? 深道さんが教頭先生をやっているのは自分で選択した事じゃないのですか!」
「ああ、実は俺も高村先生と同じく此の学園の卒業生だ。其れは此の前に高村にインタビューしているからわかる筈だ。えっと本題だが、俺が教頭に成ったのはまあ……学園卒業する前に好きな人が出来てさあ。そいつが少しでも宗教を離れて貰いたくて周波法人が経営する大学に院生として卒業して校長先生の勧めで此の学園の教頭に飛び級で就職したからな」
「凄いですね、飛び級なんて!」
「後は俺より前に此の学園を改革しようとした教師も居たがなぁ。ま、訃報が相次いで道半ばにして断念してしまったが」
「其れは災難ですね、其の教師も居たのですか。とすると其の方が今の授業を真面にしたのですか?」
「いや、俺が通っている頃から授業だけは真面だからな」
「か、関係ないのですか」そうだと勘違いしていた私が恥ずかしいです!
「其れがこんな学園の教頭を務める理由だ。其れにしても……呆れて物が言えんだろ?」
「はい、皆変人ばっかりで圧倒されます」
「宗教の恐さを此の学園で味わうからな。危うくスカラー波を受けないようにしろよ」
「スカラー波って、何ですか?」
「知らないなら其れで良いだろう」
「あ、そうだ」聞きたい事が未だ在りました!
「何だ、何を聞きたいのだ?」
「此の学園が成立した背景です」
「説明すると少しだけ訳が分からん事が起こるぞ。下手すると富士の樹海に足を運ぶ羽目に成るから覚悟しろよ!」
「え?」富士の樹海と言えば、自殺者の名物スポットですね。私は禁忌に触れる事に成ったのですか!


 続きは今週の金曜日にお送りします。では今回は此処迄。

tag : 試作品 お金様 新興宗教にようこそ

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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