FC2ブログ

試作品 お金様 おまけ篇 ザ・ネゴシエーター 其の二

 如何も金曜の午後にやる予定が自分自身のサボリで遅れに遅れ、遂に休みの日を利用して月曜に出す事に成った信頼失墜でお馴染みのdarkvernuです。
 ではやって行きましょうか……やらないと進まない自分の悪い癖故に如何か御容赦なき事を!

 今、僕は日向洋子さんと交渉に臨んでいる。其の老婆は政権批判の為に何故か此のデパートを占拠して持っていた爆弾にてやりたい放題したい放題を敢行している。一体誰が裏で糸を引いているのかはさて置き、本当の理由は孫の右傾化に悩んでいる様子だった。其の会話を詳しく紹介してゆきますね。
「孫は彼の有名な許さんぞおの会の黒軽部ってデブに騙されて完全に在日の人を目の敵にしてしまったのさ」
「許さんぞおの会……ああ、あの少し言葉が汚いデモ団体ですね」
「あんな蛆テレビの軽部さんの物真似みたいなデブのせいで孫はわしの事をパヨクババアだとかこんな人達の仲間だとか新羅人の手先だとか散々言って来てもう疲れそうなんじゃ」
「デブは流石に言い過ぎですよ、日向さん。其れにしたって少し言い過ぎですね、其のお孫さんは。幾ら日向さんの考えが僕やネイキッズと受け入れ難くとも其処は一種の考えとして受け止めても良い筈なのに」
「そうじゃろう、寧ろ黒軽部に騙される孫が間違っている」
「日向さん、貴方も少し言い過ぎですよ」
「何じゃと、お前さんもネトウヨだったのか!」
「ネットと関係ないですよ、日向さん。何でもかんでもネット右翼呼ばわりしたら其れこそ貴方が御悩みの--」
「エエイ、黙れ。ネットのデマ情報に騙される奴はみんなヒトラーだ。現政権の手先なのじゃ。依って此の場で死ねええ!」
 僕とした事が、交渉失敗するなんて! で、でも此の状況を打破する術を僕は知らない。だからって僕は言葉の力を疑わない。信じて踏み止まるように必死に叫ぶ。だが、日向さんは一切耳を貸さない。駄目だ--
「俺の前で爆弾の使用は阻ませて貰おうか……其処の老婆」救世主は現れた。何時の間にか周囲一帯は絃と呼ばれる白い糸で張り巡らされ、爆弾起動スイッチさえもまるで固まったセメントみたいに頑丈な迄に動かなくしているよ!
「何いい……絃、知っているぞ。お前がイナーシブル様が仰ったあのネイキッズかああ!」
「今回の事件の裏側にはエンドレスイナーシブルの居たのか。為ら尚更の事、絶対に俺が交渉に出向くしかないな」何時の間にかネイキッズが僕の前に立っていた。相変わらず速度は最早アインシュタインも泡を吹くレベルだよ!
「フフフ、わしが知らないと思わん事じゃ。お前さん、戦ったら敗北を認めるのだってのう」
「そうだが?」
「だったらわしとの交渉事で勝てる保証は一切ないのう!」
「どうかな? 俺は其れでもお前に勝てる自信は揺らがん」
「馬鹿にしおって。お前さんもあのネトウヨ同様にわしを洗脳しようとしているのじゃろう?」
「済まないが、日向洋子よ。先ずは己自身の正常値を確認する事から始めるべきだ」ネイキッズは反芻法を用いたね。
「何を言うか、わしは正常じゃ!」
「じゃあ、何故……ヒトラーを口にした?」
「盗み聞きしたか」
「ああ、そうだな。其れよりも俺の質問が先だ。何故ヒトラーを口にする?」
「其れはヒトラーがユダヤ人を六百万人も虐殺した極悪非道の人間だからじゃ」
「だからって今とは関係ない。ヒトラーを持ち出すという事の意味を問う。何故、ヒトラーを休日出勤させたのだ?」
「ううう、べ、別にヒトラーは極悪人だから何をされても構わんだろうて!」
「だが、一時はワイマール下のドイツを救った英雄だ。其の後は惨憺たる物だが、其れでも奴は……おっと其処は関係ないな。重要なのはヒトラーも人の子だ。何でもかんでも悪い事があるとヒトラーのせいにするのは余りにも可哀想だろう。そうやってヒトラーに頼る姿を周りが見たらどう映るのかお前にはわからないな」
「そ、其れの何がおかしいと言うのじゃ。な、何でヒトラーを持ち出すのがいけないのじゃ」
「其れは健全な会話を阻んでいると思わないか? 何でもかんでもヒトラーを働かせるのは流石のお孫さんがどれだけ右傾化しようともお前に比べれば遥かに話し合いに応じると思っても仕方ないと考えるだろう」
「やはり許せん。こうなったら」日向さんの全身が黒点で包まれ始める。イナーシブルが彼女を其処迄利用する気だな!
「拙いなあ、此れは」
「フハハハハ、世界を滅ぼす為にもヒトラーには今後も働いて貰わないといけない」
「ミスター・アクシオンとゲルショッカー茂の身に起こった現象だ!」彼等についての多くは諸事情で語りませんけどね(※)。
「済まないが、お前の想像するヒトラーとは世界を滅ぼす悪魔だろう?」
「其れの何がいけないのだ?」
「其れと同じように世界を滅ぼすつもりか? だったら其れはお前の望むヒトラーと同じ事をしていると気付かないか?」
「黙れ黙れ、散々ヒトラーを擁護した軍国主義者が! 世界を滅ぼす為にはヒトラーには頑張って貰うのが普通じゃないか!」
「普通ではないな、日向洋子。先程のヒトラーの弁護を訂正する。お前の望むヒトラーとは己自身の世界を守る為に存在した筈だろう? だが、今はどうだ? お前は自分の世界さえも壊そうとしている」
「何が言いたいのじゃ!」
「お前の世界を守る為にも是非共世界を滅ぼす道具に使わないでほしいな、アドルフ・ヒトラーを」
「ウ、ウウウウ、ウウウオオオオオオ!」イナーシブル細胞が一斉に外に出て折角ネイキッズが覆っていた絃を全て解除!
「ま、拙いよネイキッズ!」
「ああ、イナーシブルは起爆スイッチを押した……奴め、せめて俺達を道連れにする気だ!」
「だが、起爆が……ウオワアああ、光がああ!」
「させるかああああ!」ネイキッズは光を超越して僕達を、何時の間にかデパートの外に避難させていた!
「イデデ……ってネイキッズ!」そして、空を見上げると彼がせがた三四郎みたいに大気圏を突破して爆発炎上!
「な、何て男なんだ。わ、わしは、わしとした事が……イナーシブルの讒言に乗せられて、うウウウウオオオオオ--」
「勝手に殺すのではない」流石はネイキッズ! やっぱり人間の殻を何枚も破っているよ!
「あわわあわ……」無傷のまま、其の場に立つネイキッズを見た日向さんは幽霊を見るかのように口から泡を吐いて気絶してしまいましたね。其の後、駆け付けた機動隊員達に依って無事に確保されました。
「処で古崎よ、現在で何文字目だ?」
「メタな発言はしないで下さいよ、ネイキッズ。今でも未だ四千字に満たないですよ」
「そうか、其れは残念だな。引き続きおまけ作業を続けろ」
「一体何のエピソードが他にあるというのですか!」そうゆう訳で未だ未だ僕達のおまけ話は続きます……

 ※ お金様が完結した年度は平成三十年頃なので桜を見る会を始めとした其れ等時事ネタは極力出さない予定です。御注意を下さい。


 ※の部分は変更に成りました。宜しくお願いします。では次週は予定通り金曜に更新します。では今回は此処迄。

 

tag : 試作品 お金様 ザ・ネゴシエーター

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR