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格付けの旅 ルトワックは繰り返し唱える……戦争に機会を与えよ! 悪夢と車輪と大根

 車輪の大地……其れは巨大な移動土地の事。或は意思を持った浮遊大地と称するべきか? そんな大地では車輪のマークを持たない存在は全て排除される見込みで恐怖政治だけが展開される。或は車輪のマークを記されながらも大地の意思に反する行動を取れば粛清されるという恐るべきルールが存在。其処に一度でも踏み込んだら最後……車輪のマークを記されて従うか或は反逆してでも此の大地から脱出するかの何方かしかない。第三の道として大地自ら破壊して事を免れるという方法も取れる。だが、此の車輪の大地は意外と臆病で命が危うくなると相手を放逐して敵前逃亡するそうだ。そんな奴だからこそ倒すのは困難極まりない。
 そんな倒すのが困難な相手に放射能熱線ファイナルブレスが阻まれ、更には無数の機械に依る特攻攻撃を受けて倒されたアルッパー。奴はガリバーの如く運ばれる始末。
「クソウ、俺を放せえええ。リリパットの奴等か、貴様等はあああああ!」恐らくガリバーも拘束当時はこう叫んでいただろう。「力が出ねえ、振り解きたくても出来ねえ……口から火を出せば、なのに鰭を冷やされた上に熱ポンプが外に回されて全然だあああ!」
 果たしてアルッパーの命運は何処へ向かうのか? 向かう場所は車輪のマークが入った大根達。そう、メタル大根のメサイア軍団が其処かしこに出現。アルッパーを倒そうと構えていた!
「何が正義の使者だ。縛り付けにした俺を嬲り殺すのが正義のする事かあ!」
「わからんか、俺達同胞が受けた苦しみを。車輪の大地と手を組んで倒すのは当たり前だろうが」
「そんな馬鹿な事が在るか。お前達が手を組むなんて有り得ない!」
 違うな、手を組まんのがお前等神才だったら俺達は自由に最強と手を組む事が可能なのだ……わかるか、此れが正義の数の武力だ--と神才と全生命体の敵の違いを明確に表す大根のメサイアの内の一体。
「幾ら協力しないのが取り柄の俺達でもお前等との違い位はわかるぞおおお!」
「喧しい、叫んでなきゃキャラ付けも出来ん鯨め--」
 お前も大概五月蠅いだろうがあああ--とアルッパーは何処かの川越出身者みたいに喧しい台詞回しをしてツッコむしかない。
 さて、叫んだ所で縛った縄は外れる筈がない。当然のようにアルッパーは縄を引き千切ったり焼き切る程の潜在エネルギーの開放が阻まれている。何故なら其の縄にはアルッパーの力を制御する何かが仕込まれている。其の正体は別段、新たな設定が飛び出す訳でもない。
「クソウ、レアブラックストーンをこんな下らんもんに使用してえええ--」
「阿呆が、ブラックストーンは正解だがレアを使う程俺達は贅沢思考じゃねえぞ!」
 何……ノーマル以下でもこんな効果が在る筈がない、きっとレアに決まっている--アルッパーがそう確信する程にブラックストーンに対する知識は再認識する必要に迫られる!
 ブラックストーン……前にも紹介したが悪魔の石。そして只の石ではなく、精神感応石がブラックストーン。何故精神感応石なのかと説明すると此れは『銀河連合』と呼ばれた俺達が伝承でしか聞かない全生命体の敵が嘗て全生命を脅かしていたんだ。ンでそいつ等は先の時代にて壊滅した後に全世界に散らばって今の俺達みたいな精神構造を形成していったんだ。其れがまあ悪の心って奴だ。此奴は便利で人が人を殺すという人類史のタブーを冒すのも奴等が死んで俺達の精神に侵食した為なんだな。まあ悪いギフトだけじゃなく良いギフトとして今みたいにすき焼きや海鮮料理が食べられるように成ったのも奴等が俺達の精神に侵食した御蔭でも在るがな。まあ『銀河連合』の話は此処迄にして此の精神感応石はそんな奴等の怨念が籠った逸品で然も三種類に分かれる。有名なのが操者の心に反映して決して砕けない硬さ迄実現可能なレア、一般的な繋ぎに使われるノーマル、そして消費財の役割を担うジャンクさ。アルッパーを縛る縄の材質は俺の推測だと『エレクトリックカーボン』か何かに近い頑丈な素材に加えて其れを補強するのに便利なノーマルで雁字搦めにしているとみて間違いはないだろう!
「何だってえええ……二本足め、てめえは此の頁では登場しない癖に何俺に説明で教えてんだよおお!」
「ハッハッハ、良くぞ見抜いたな。其の通りよ。まあ細かい素材の種類や配合率はさて置き!」メタル大根のメサイアは本題に入る。「そろそろ俺達の恨みと車輪の望みを融合した復讐劇の始まりだあああ!」
「グワアアああああ!」アルッパーは悶え苦しみ出す。「クソウ、クソウ……ノーマルの分際でえええ!」
 大根摩り下ろし攻撃は実に単純且つ即効性に欠ける物の激痛は絶え間なく続くメサイア最大の苦痛技。尚、摩り下ろされる事を良く知るだけ在って此の技の使用を今まで控えていたとも捉えられる。其れだけに大根に誇りを持つメサイアは全ての大根の為に救世主と成って此の世を救済するという悪に手を染めるのだった!
 さて、話を戻せばアルッパーに打つ手がない、在るとすれば助力を求めるしかない……誰もがそう評するだろう。だが、熟慮せよ。アルッパーは只の鯨ではない。怪獣王の子孫を持ち、愚かしくも怪獣王を越えるで在ろう力を有する鯨外生物。神才と成ったアルッパーに助力なんて生易しい展開が在っては成らない。故にアルッパーは出血する毎に其の血が縄に飛び散って何と燃やし始めるではないか!
「オイ、車輪が伝えているぞ……まさか、血で縄を解く気か!」流石に回りくどい技を使った代償に気付いた大根のメサイアは直ぐ様大根ヘッドバットで止めを刺す戦法に切り替える。「エエイ、だったら作戦変更……死ねええ!」
 判断力は実に正しい。だが、メタル大根のメサイアは勘違いをしている。アルッパーを唯の生物だと思っている--否、神才は神を超えた存在だから生物の垣根を超えても不思議じゃない……急所を二ヶ所も貫かれながらもアルッパーは未だ生きていた!
 そして、アルッパーは全ての縄を燃やし終えると直ぐに背鰭を青白く発光させながら全身を白く輝かせる定番の一撃ホワイトホエールを放った!
「喰らええええ!」
 グワアアアアアア--メタル大根のメサイアは全て焼き大根と化してスタッフに美味しく戴かれてしまった!
「ハアハアハア、此の野郎め。車輪の分際がああ……為らば此の大地毎焼き尽くしてやるわあああ!」アルッパーの背鰭は発光し、然も全身が赤熱しているのが誰にでも見える程強力に放射能指数をレッドゾーン振り切る。「グアアアアアアアアア、此れだけは使いたくなかったが仕方ない。車輪の大地は馬鹿でかいから……俺が全エネルギーを集中させて貴様を葬ってやるううう!」
 アルッパーの放射能熱線ファイナルバースト(元ネタ未使用)は後十秒で現実と成る……其の時、アルッパーは勢い良く車輪の大地から放出された!
「何だと!」余りの事に思わず解除して元のマッコウクジラ配色に戻ったアルッパー。「貴様ああ、何と臆病な野郎だああ……俺と勝負しろおおお、勝負しろおおお!」
 だが、其処は車輪の大地か……宇宙速度三の速さで空間突破しながら逃走してゆく--アルッパーは其れよりも速く動ける物の、ファイナルバーストの副作用で初動に乗り遅れてしまう!
「あの野郎めえええ……自分が危機に入るとチキンみたいに逃走しやがってえええ、覚えておけよおおおお!」
 負け犬の遠吠えの如き百億光年迄轟くアルッパーの叫び--そんな叫びも届かない程に車輪の大地は逃走に成功!
「全くですね、あれが車輪の大地ですよ。アルッパーも気を付けて下さい!」
「出たな、世にも奇妙なモリタああ!」アルッパーは八つ当たりするように噛み付きしに入った。「ウラアア、偽二本足でも三十回以上も噛めば美味しく成るんだあ!」
「ウワアアあ、やられました」だが、『地獄は満員』だった。「はい、アルッパーさんのカードを盗みましたよ」
 な、何だ此処はああ--『悪魔のゲームソフト』のプレイヤーキャラにされたアルッパーは目の前に巨大なモンスターが火を噴こうとしているのを目の当たりにする。「てめえええ、サイコな糞餓鬼のデータを使ったなああ!」
『さあ、逃げて下さいね。HPは……二十ですか、一発で死にますねえ』
「逃げるか、放射能熱線で……げ、口から火が噴けねえ!」
『チートコードは使えませんよ。わかってますか? 此れはゲームですよ』
 糞ったれがあああ--レッドドラゴンの火が噴いた……ダメージ53与えてアルッパーが倒れた!
 地獄は満員……其れは地獄が収容超過で此れ以上の悪人を受け入れる余剰がない事を意味するワード。そして地獄送りにされる筈だった悪人は全員現世に送り返されるという黄泉返りの原理。地獄が満員では倒すには地獄の拡張工事を進めるしかない。だが、地獄の拡張工事を進める中で天国行きに成ったら如何するか? 実に四にも奇妙なモリタらしい吐き気を催す邪悪な術と言えよう。
 悪魔のゲームソフト……其れはモンスターチルドレンを産み出す悍ましいゲーム。何でも実在する人間の写真一つで消したい相手をゲームの中に放り込んでモンスターに殺されるように操作出来る云わば世にも奇妙版不思議な手帖だろう。違いが在るとすれば名前を記さずに本人の写真さえ在れば相手を抹殺する事が出来る点だろう。後は遊んで殺す感覚だから余計に悪意が目立つ。
 こうしてアルッパーは焼き殺されました。さて、世にも奇妙なモリタは次のように締めるのでした。
「此れは此れは、アルッパーさんはオールタクティクスオアストラテジーの戦略通りに殺されましたね。まあ、神才なので次の話では何事もなく復活してそうですがね。一方のデュアン・マイッダーは如何成っているんでしょうか? 主人公ですよ、彼は曲がりなりにも。解説だけ登場するとか主人公の癖に怠惰では話に成りませんね。まあ、主人公としても良い所なしなデュアンが活躍する機会というのは果たして在るんでしょうか? さ、私は次の目的地に向かいますね」
 世にも奇妙なモリタは其の場を後にした……「アヂヂヂ、尻尾だけ写真に写っていない御蔭で俺は助かった!」何とアルッパーはゴキブリ並みの生命力で即死確定のゲーム世界を裏ルールを衝く事で脱出--世にも奇妙なモリタの言う通り何事もなく復活してしまっては果たして如何すれば倒せるのかわからなく成りそうだ!


 NEXT PAGE 訂正 前回の話に悪夢居なかったな!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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