FC2ブログ

格付けの旅 ルトワックは繰り返し唱える……戦争に機会を与えよ!  解説対決此処に勃発! デュアンVS世にも奇妙なモリタ

 行列の出来る刑事……其れは何故か男の後ろに並びたくなる男の能力。其の能力は在ろう事か警察官に成るという男の夢に様々な影響を及ぼす。最初こそ専属の上司は自分の意志で男の後ろに並ぶまいとしていたが空気の圧迫なのか自然と男の後ろに回る事をするように成った。え、何で後ろに並ぶかって? 不明だな、兎に角其の男の高校時代は陸上で足は早いとは思えないがいつも一番を取っていた。流石に全国代表に選ばれる事はなかった……当然だよな。
(誰だよ、俺に代わって解説しているのは!)
 デュアンは目覚める。何故自分以外に解説出来る人間が居るのか? 手足を鎖のような何かで縛られていると其処にサングラスを掛けた男が一瞬にして出現する。
「やあ、如何も。貴方の十八番を取らせていただきました!」
「--へ、此れで俺を縛るって? ノヴァディメンジョン!」デュアンは鼓動詠唱で自爆魔法を発動させて鎖を破壊して見せる。「--フウウウ……ヒーリングファクター!」
「流石はあらゆる魔法を身に付けた稀代の魔術師。そう簡単には勝てませんね」
「--怖気付くのは未だ早いぞ、世にも奇妙なモリタ……ディバインドライブ!」
 そう来ると思いましたよ--何時の間にか後ろに行列を作って行列の大根のメサイアに直撃を肩代わりした!
「危ない、意識を持って行かれそうに成った!」
「流石ですね、行列が出来る刑事を御覧に成っておられますか。だったら此れなら如何ですか?」
「せ、狭い!」
 だが、デュアンと世にも奇妙なモリタとの距離は第三者から見て十メートルも離れる。なのにモリタが居っぽ右脚を突き出しただけでデュアンは在ろう事か下がるではないか!
(確かに近付けるのに奴が前に出ると遠ざかりたくなる気分が俺を支配してやがる!
 まさか、『遠過ぎる男』か!)
 最弱の腐敗横綱の実力派御覧戴けたかな--『遠過ぎる男』の悲し過ぎる能力は此処で発揮されたか!
 遠過ぎる男……其れは第三者から見れば近付けるスペースが在るのに実際に対面すると何故か遠ざかるという悲しい男。其の男は結婚して妻を儲けていたのに其の能力のせいで妻と離婚、其の能力のせいで人に物を売る事もティッシュ配りする事も出来ずに其の侭クビ。末路は相撲の世界に入って絶対王者に成るしか道はなかった。だが、其の横綱道も押し出しばかりの塩試合でやはり空しい。行列の出来る男とは真逆の境遇を持つ悲しい男の悲しい能力だろうな。
「--其れで、か。だったら……シックスセンスだけ発動させれば良い」
「おやおや、其れで勝てますかな?」既にモリタは飴玉を舐めて舌に黄、緑、そして赤の混合色に染め上げていた。「今、私はカムクラの才能に目覚めました。もうつまらない程貴方の動きが見えますよ」
「良くわからんが、何となくやばい感じがするな」五感を停止させ、第六感でモリタの姿を視るデュアンは唯事ではない雰囲気を感じ取る。「何となく、だが……味覚から何か、とんでもない物を? 第六感も万能じゃないな、全てが視える訳じゃねえなあ」
 では行きますよ--既に間合いを詰めたモリタは右掌底を繰り出す!
「危ないな、だが……捕まった」触覚は停止しても第六感で己がモリタの左手に強く掴まれる事を察するデュアン。「--投げられるのは避けられん……が、行けるかああ!」
 受け身は取らせませんよ、つまらない位に--投げ飛ばされたデュアンは果たして無事で在るか!
 才能玉……其れは緑、黄、赤の三つの飴玉が在って舐める雨に依って目覚める才能が違う。但し、種類別に分けられる。例えば緑の才能は芸術性を求めた才能を目覚めさせ、絵画や彫刻といった才能を其の人間に目覚めさせるそうだ。但し、絵画や彫刻はゴッホみたいに生前は認められない可能性も在る為に効果を発揮するには少々大器晩成が過ぎる。黄の方は運動の才能を目覚めさせる物で、リフティングが上手く成ったりジャグラー真っ青の技術を披露する事だって可能。但し、リフティング出来るからってサッカー全体で上手くなるとは限らない。ジャグラーも同じような理由だろう。そして問題は赤の才能に目覚めた場合、此方は世の中に害を及ぼす犯罪の才能を発揮する物で精神の弱い人間には余りお勧め出来ない。実際、此れを舐めたピザのアルバイトをしていた若者は自身の破滅を呪って同居した彼女と別れようとする程だった。処が、彼女の些細な一言で彼女を殺害する方法を思い付いた後に不図我に返って其れを活用しようと前向きに行動しなければ本当に破滅へと転がっていただろう。つまり何か……俺もそうだが、才能って言うのは必ずしも良い事づくめじゃないって事だ。要は此奴をなめて才能に目覚めたからって正しい使い方をしなければ厄災を齎す。つまり何か……犯罪の才能に目覚めたなら推理探偵か推理小説でも目指す事だ。そしたら人類の為に幾分か貢献するだろう。
(ヘッ、カムクラの才能に目覚めたからってカムクラよりも強い筈の俺がそう簡単にやられるかああ!)
 何、五感を元に戻して……ファントムハザードでカウンターを--其処は空手の才能を使って三戦で受け流しながらの正拳突きに依るカウンターで威力を激減させるモリタ!
「チイ、才能の使い方も知っていたな」
「舐めないで下さいよ、デュアン。私はストーリーテラーで在る以前にコメディアンですよ。ブック通りに事を勧めなければ気が済まないのですよ」
 ならブックの外を狙うだけだ--モリタとの戦いは未だ始まったばかり!
 次にモリタが繰り出すのはポケットの中から何とHTを取り出して其の中に入った。
「成程な、何でも出るマジシャンのポケットか。何でも在りだな。だが、何でも在り感なら俺だって負けていられん!」
 デュアン相手にHT程度の性能じゃあ太刀打ちは出来ずに其の侭、スクラップと化す。其処でモリタはポケットの中から……大根のメサイアを取り出した。
「お前相手に俺が敗れるか」
「如何かな、今の俺はおでんの大根よりも強化されたスーパー切干大根」突然、大根のメサイアは全身を摩り下ろしながらデュアンを囲い込んだ。「喰らえ、大根カッター!」
 しゃくさあああい--デュアンはエクスプロージョントルネードと呼ばれる打撃魔法の一種を全身に放つ事でメサイアを焼き焦がす!
「其処ですよ」だが、大根のメサイアは囮。「行きますよ、ライガードロップキック!」
 何、あの有名なプロレス話か……台本通りにやられるしかない--流石のデュアンも『獣神サンダーライガー』のドロップキックを胸元にお見舞いされては隣の部屋迄壁を破壊して吹っ飛ばされるしかない!
 獣神サンダーライガー……其の元ネタは永井豪作品をググれば良い。モリタが引き出したのはプロレスラーの獣神サンダーライガー。覆面レスラーとしてプロレスブームを牽引したレスラーで勿論アニメ作品のように強く子供達を大いに沸かせた。詳しくはレスラーのサンダーライガーをググってみるが良い。
 本物のサンダーライガーを彷彿とさせるドロップキックを見舞われたデュアン。果たして立ち上がる事が出来るのか?
「おやおや、流石ですな。未だ立ち上がりますか」
「舐めるなよ、モリタ。俺を倒すにはもっと強力な武器を出すと良いぞ。例えばオールタクティクスオア--」
 俺を忘れるんじゃねええ--突然、後ろからデュアンを丸呑みするアルッパーには流石に予想外!
「ハアハアハアハア、積年の恨みを此処で晴らして進ぜようぞうウウウウ!」
「やりますね、アルッパーさん」此れも世にも奇妙なモリタの描いた脚本通りにアルッパーは『エキストラ』を演じる。「此れで私のシナリオ通りに事が運びましたね……フフフ」
 エキストラ……其れはモブ役の事。モブ役と言えども只の捨て役ではない。主役や脇役や悪役を引き立てる為だけに存在する歯車こそがエキストラの真骨頂。其れをつまらん仕事と同格に思うかも知れんが、そうではない。歯車って事は其れだけ主役や脇役や悪役には出来ない事をやり遂げる可能性が秘められる。詳しくは白い方が黒い方を如何ぞ。
「俺を舐めるな、内閣総辞職ビー--」
 残念、実は不法投棄したお台場ガンダムが在ったんだ--哀れ、何故か通常の十倍にも大きく成ったお台場ガンダムに圧し潰される出番のないアルッパー!
(フウ、何とかアルッパーの潮吹き場から出られたぞ。其れにしても脚本通りに事が進まされるのは好かんな。ブック破りしたいのに其れをやると今度は別のブックが掟破りを記して結果ブック通りが成立してしまっている。何が言いたいのかわからんが俺も何を言いたいのか全く訳がわからなく成っている!
 要するに……世にも奇妙なモリタは現時点では勝てない。悔しいが現時点では敗走するしかない!)
 どさくさに紛れて逃げるデュアンの前に姿を現した時空戦士--其の名もタイムヴィジター!
「後は宜しく頼みます、タイムヴィジターさん」
 御意、任セロ--電磁矛がデュアンの胴体を貫く!
「ウグッ、クソウ」後ろを振り向くと既にモリタの姿がない事を確認するデュアン。「今度はお前か、厄介なコンビが俺達の前に姿を現しやがって!」
「ヤルナ、時ヲ止メタ筈ナノニ」
 時を……こうして止めるんだ、タイムストップ--デュアンは時間停止魔法を発動し、一部を除いて或る範囲だけ時を止める!
「甘イ、我ハ時空戦士。其レカラ時ヲ止メル前ニ時飛バシハ始マッタ……オ前ハモウ動イテイル時ノ中ヲ自由ニ動ケナイ。俺ダケガ動ケル……先ズハ矛ヲ抜イテ其レカラ、タイムデント!」
 何いイイ--デュアンは気が付けば頭部に強力な電磁矛を貫かれていた事に驚愕!
(タイムヴィジターかよ、大根のメサイア、タックル愛好家、江戸っ子ババア、世にも奇妙なモリタ、と続いて全生命体の敵のバーゲンセールじゃないか。こんな調子では……いや、待て!
 此れはまさか、今迄の出来事は全て?)
 デュアンは気付く--世界が崩壊し、真に浮かび上がる恐るべき悪夢の正体に。其れを演出するのが嘗て倒した筈の『アンダーモルゲッソヨ』及びあの『ナイトメアオーガ』が生み出した悪夢だという事に!

















 一足いや一鰭と呼ぶべきか、アルッパーは既に『アンダーモルゲッソヨ』との激しい戦いを繰り広げていた--此処バニシングワールド内にて!
「ウググ、我が奥義事後法に依る徴用工判決確定に依る国際法無視が宇宙鯨には効かないとは!」
「舐めるナアア、俺はそうゆうリンチ裁判が大嫌いなんだよ、喰らえ放射能熱線キングオブモンスターズ!」
 其れは宇宙怪獣を打倒し、自らこそ地上の王だと宣言する怪獣王必殺の一撃。一瞬にして『ファイナルモード』と呼ばれる赤熱状態にしてからの限界突破の熱量を利用して口からゼットン級のプラズマ熱線を放つアルッパーの新技。其れを受けて『アンダーモルゲッソヨ』は瞬く間に焼き尽くされた!
「如何だ、此れが……何、此の映像は。な、何だこりゃああ!」だが、『アンダーモルゲッソヨ』は一体だけでアルッパーに挑んではいない。「あれは……俺かああああ!」
 何とアルッパーは既に絞め落とされていた……不意を衝いた『ナイトメアオーガ』に依ってえええ!

 NEXT PAGE 恐るべき鬼の悪夢

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR