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格付けの旅 ルトワックは繰り返し唱える……戦争に機会を与えよ! 鋼の救世主、其の名も大根のメサイア

 大根のメサイア……其れは羊羹の形をした正義の鋼の救世主が存在するように悪にも大根の形をした鋼の救世主が存在する。そう、奴は混沌とした悪の世界に出現した鋼の勇者なのだ。悪の世界を守る為に奴は果敢に立ち向かい、そして倒されてゆく。倒されたメサイア達は善悪問わずに美味しくおでんの具材にされたり卸しの材料にされると言った喜んで良いのか悲しんで良いのかわからない扱いを受ける。兎に角、奴は簡単に悪と断じる事は難しい。けれども正義の味方の悪の側だと思えば如何に正義が見方を変えたら大きく異なるかを証明する指針に成るかと。
 アルッパーと全長三百メートル在る大根のメサイアが戦う場にはHTは一体も立ち入る事が出来ない。勿論、白兵も居ない。死骸は散乱しては居ても立ち入るには余りにもレベルが低過ぎる!
「喰らえ、黒田の金融緩和継続ブラックホエール!」
「馬鹿野郎、其れじゃあ日銀官僚共が出世出来なくなるだろうが……メサイアハリケーン!」
 力と力のぶつかり合い、怪獣映画の如き激しい怪力合戦--しかし、互いに持久戦を強いられる!
「ハアハアハアハア、全然食べられる程柔らかく成らねえ。コンビニのおでんの具材に成る迄どれだけ熱を与えれば気が済むんだ!」
「ハッハッハ、わかったかああ。俺様の正義の心は貴様等邪悪な化身共の下らん攻撃は通じンンん!」
「喧しい、クロスカウンターじゃああ!」
 カウンターホワイトホエールを受けた大根のメサイアは一部を摩り下ろされる羽目に……「やるな、只の体当たりが此処迄俺様にダメージを与えるか。宜しい、お前を強者と認めて正義を執行する!」
「五月蠅い、大根の分際がああ!」
 最早何方が悪の手先かわからない……戦いは終盤に突入してゆく!
 此の戦い、大根のメサイアは何と全身を柔らかくしてアルッパーのホワイトホエールを包み込んだ!
「何イイ--」
「此れが大根殺法摩り下ろしだああ!」
 グワアアア--恐るべし、大根のメサイアはあらゆる大根の調理法を熟知していた故に摩り下ろされる痛みをアルッパーに意趣返しする技術も身に付けているのだ!
 其の結果、アルッパーは瀕死の重傷を負い……大根のメサイアは駆逐された!
「自爆かよ、何の為の技なんだあ!」こうして全て摩り下ろされた全長三百メートルの大根のメサイアは通り掛かった各軍の食糧担当部隊に依って回収されて美味しく戴かれた。「確かに俺をこんな目に遭わせたのは褒めてやろうか!」
 アルッパーは気付かない。大根のメサイアも又、『オールタクティクスオアストラテジー』に依る戦略の一つだと--すると周りからメタル化した全長百メートルもの大根のメサイア軍団が押し寄せるではないか。然も、唐突にメタリックカラーの大根のメサイアの登場にアルッパーは思わず次のように叫ぶ!
 最早大根関係ねえええ--メタル化した大根を誰が食べるのか、そんな読者の言葉を代弁するアルッパー!

 一方のデュアンとスチーマーは如何成るのか? 突然現れた『タックル愛好家』のタックルに苦戦を強いられる!
「いきなり新たな全生命体の敵かよ、然もヤバいぞ……此奴のタックルは!」
「満足して戴けたかな?」更には此の『タックル愛好家』には何故か何処からともなく『江戸っ子ババア』と呼ばれる全生命体の敵が挟撃しに行くというオプション付きなのだ。「喰らえ、アメフトタックル!」
 ネタ切れ感が強いぞ、作者アアア--とデュアンは創造主に文句を口にしながら『タックル愛好家』のタックルを受けつつも背後からやって来た『江戸っ子ババア』の二指ツッコミを後ろ首に突き刺さって全身の神経を断たれる事に!
(首から下が全く麻痺している。というか何で新たな全生命体の敵が出て来た上に出来上がったのが此のような手抜きなんだよ。エエイ、解説しろって言う訳だな!)
 タックル愛好家……其れは上位陣の中ではワイズマンや裸踊りスペシャル同様に下から数える方が早いレベルの実力者。だが、攘夷人さえ眼を瞑れば普通に勝てるような相手ではない程の実力者。其のタックルは単純明快で極めて直線的。下々の実力者でも最短距離とタイミングさえ誤らなければ対処が可能な大技。しかし、此のタックルは直線だけの単純なのに何故かバリエーションが多い。尚且つ足を掴んで逆朽木倒ししたり或は頭を掴んで前頭部叩き付けをしたりと言った応用も可能。故に最短距離とタイミングは読めても数多のバリエーションから攻略出来ずに倒される事が多い。然も此のタックル愛好家を攻略困難にする要因は他にも在る。其れが『江戸っ子ババア』と呼ばれるセットで登場する全生命体の敵が関係する。彼女の存在が余計に攻略困難と化してゆく。
 江戸っ子ババア……其れは何故記者会見の場に紛れているのか現在でも議論の的と成る謎の老婆。常にタックル愛好家の影に此のババアアリと言われる程にセットで登場する事が多い謎の江戸っ子。いや、自称江戸っ子だったな。戦法は気が付けば戦闘に参加していて対応する間もなく対象は倒される事が多い。故に不意打ちで真価を発揮し、屍の数を増やす。逆に言えば不死身の相手には極めて相性が悪く、何時の間にか戦闘に参加しても対応されて倒されやすい。故にタックル愛好家同様に上位陣の中では下から数える方が早い実力者だと言えよう。
 デュアン……ウグッ、更にオートマトンの軍勢が--スチーマーは逃げ惑うしかない!
 どれだけ下位ランクに位置するタックル愛好家と江戸っ子ババアでもスチーマーからすれば強い相手でしかない。実際に戦うと次元の違いを思い知る故にスチーマーは雑魚狩りをして其の場を後にして行くだけ。取り残されたデュアンは神経を絶たれつつも時間を掛けて反撃の機会を窺う。其処はたった一体でも戦える神才だけ在って絶たれた神経を修復する魔法を備えている。更にはアドレナリン詠唱という分泌の波長を狙った詠唱法を既に編み出しているだけ在って脳内が忙しく詠唱を行う事も可能にする。
「何、奴は詠唱中だと!」江戸っ子ババアはデュアンは心臓の鼓動すらも聞こえない事を理由に其れは有り得ないとタックル愛好家に伝える。「此の江戸っ子が言ってるんだよ、そんな人外な事が有り得るか!」
「有り得るから奴は人外いや九十九の神外に選ばれたのだ。さっさと脳髄撒き散らす程の攻撃を仕掛けろ!」
「五月蠅い、お前達があんな事をしたんだぞ」江戸っ子ババアは喋ると突然如何でも良い話を持ち出す悪い癖が在る模様。「責任者を出せ、責任者を!」
「争っている場合じゃない、摘まみ出すぞ」勿論、悪い癖は江戸っ子ババアの専売特許ではない。「というか何で此処に入って来たんだ、お前は誰なんだ!」
「何だって……お前とは何だ、あんな事件を起こして於いて責任転嫁するつもりかい--」
 お前等の弱点が内ゲバで助かった--零詠唱を他方に応用出来るデュアンは全神経を修復して起き上がる。
「もう一度、倒し--」
「--甘い、ウィンドアローワイドレンジシュート!」高速詠唱が可能なデュアンに二度も同じタックルは通じない。「先ずは一体!」
「お前如きが背後を--」
 だと思ったから……バックレンジシュート--同じく風系下級拡散魔法で背後を取った江戸っ子ババアを八つ裂きに処したデュアン。
「フウ、ハアアハアア」流石にアドレナリン分泌に依る詠唱をやったのか、二体を倒した後に急激な全身の痺れを起こし始める。「此の詠唱法は、やりたくなかったんだよ。アドレナリンは脳にとって貴重なんだよ……こうゆう風に使ったら伝達信号が狂うのは、当たり前、だって!」
 デュアン、再び倒れた!

 一方のアルッパーは巨大大根城にて無数の眼たる大根のメサイアからの拷問を受ける。其の拷問とは大根を食べ続ける事。アルッパーは大根城の不味い大根に苦戦する!
「如何だ、此れが正義の意味だ!」
「何が正義だ、大根が俺を大根漬けの刑にするなんて……二本足の肉を喰わせろおお!」
「同胞を食べさせているのだぞ、家畜同然の同胞を。其れでも未だ不満か、鯨野郎め!」
「お前等同胞なら先ずは其れが俺の所で言う『クジラニズム』に塗れていると気付けよなあ!」
 クジラニズム……簡単に説明すると鯨族版カルバニズムの事。要するに鯨が鯨を食べる行為を表す。
 ンなもん態々一行半使って説明してんじゃねえぞおお--とアルッパーはデュアンが説明した事を察して鼓膜が割れんばかりの大声でツッコミを入れた!
「相変わらず喧しい鯨だ。だが、お前さんの仲間は来ないぞ。代わりに此奴がやって来たから相手しておけよ」
「やあ、皆さん御機嫌よう」
 現れたのはサングラスが特徴的なコメディアン……に良く似た男が拙い大根を食べて顔色を青くするアルッパーの背後に現れる。
「お前は、ミュージックステーションの時はやる気がない--」
 其れは私のそっくりさんでしょう、コージーよりも先に私の物真似をするなんて何という不逞な輩で在るか--あくまで自分がオリジナルと主張する世にも奇妙なモリタ。
「という訳でモリタ、俺じゃあアルッパーの役不足だからお前なら勝てると思って呼んだぜ。正義の為にも其の鯨野郎はぶっ殺せよ!」
 任せて欲しいですね、大根のメサイア--世にも奇妙なモリタの真の実力がお披露目される時が来た!
「五月蠅い、ホワイトホエール!」
「オオット、鰭の毛切った?」
 グワアアアア--アルッパーは毛を毟り取られるように転げ回った!
 只の毛を抜く行為が如何して此処迄アルッパーの痛覚を刺激するのか? 其れは……「貴様あああ、何で俺が毛一本抜かれた位で激痛走ったみたいにいいい!」
「此れを『プラシーボ抜き』と呼びます」
 プラシーボ抜き……其れはプラシーボ効果で「指を曲げると胃痛に成る」という原理上有り得ない状況を可能にする思い込みの技術。抜刀術の居合抜きに因んで髪の毛一本抜いただけで然も全身に激痛が轟くような感覚を味遭わせる。其の発動条件として様々な地形効果と戦場効果が左右される。故に迷信を信じない相手には此のプラシーボ抜きは通用しないので髪の毛一本抜いただけで髪の毛が抜かれた程度の痛みしか走らないだろう。まあ、普段から剛毛な奴には毛を一本抜かれただけで毛根から走る痛みは通常よりも倍だと俺は思うんだけどな。
 まさか不味い大根が貴様の技が通じた証拠かああ--アルッパーは瞬時に原因を突き止める。
「さて、如何でしょうねえ?」白を切る世にも奇妙なモリタは歩を進め始める。「まあ良いでしょう、では私から再び攻めますよ」
「黙れ、先手は取らせん。白川は代わって黒田に変わったああ……ブラックホエール--」
「そう言えば今日はアルッパー祭りですね」
「アルッパー」「アルッパー」「アルッパー」「アルッパー」「アルッパー--」
 グワアアアア、お前等俺は鯨だぞ……止めろおおお--世にも奇妙なモリタの恐るべき『山田血祭り』を味わう事と成った!
 山田血祭り……其れは突然自分と同じ苗字の祭が在ると知って外に出ると盛り上がっているのが伺える。其処で或る山田は自分の為の祭りだと確信。乗りに乗ったかと思ったら突然自分をリンチし始める状況。すると山田と祭りの間に小さな文字が浮かんで悲鳴と共に恐怖の祭りだと確信してゆく……「山田血祭り」と!
「此の様にデュアンとアルッパーは主人公格且つメアリー・スーが約束されるキャラなのにこうもあっさりと敗れました。彼等は果たしてオールタクティクスオアストラテジーの巧妙な罠から逃れる事が出来るのでしょうか?」
「何で貴様は余裕扱いてナレーションしてるんだよ!」
 何、一度はやりたかったのですよ--其れが全生命体の敵一説明好きな存在、世にも奇妙なモリタなのだ!


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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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