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一兆年の夜 第百二十七話 終わりの始まり 五武将として(初)

 未明。
(此処は何処だろう? 俺は死んだ筈だ。だが、死んだ割には如何にも実感が湧かない。此れが想念の海なのか? でも学者の話ではそんなの存在しないとされるんじゃないのか? いや、学問は科学では証明出来ない事柄を数値化するように出来ていない。余りそうゆう事を科学を用いるのは理が無い。
 其れよりも俺は死んだんだよな? だったら此の侭、魂は確か一般常識に照らし合わせて溶け込み始めると聞いているのだがな。溶け込んだ魂は二度と個を確立する事が無いって聞いた記憶があるんだよな。
 記憶……そうだ、五武将について俺は未だニャレーダーに話をしなかったな。其れを取り上げる理由は一つ一つ先に説明しておかないとな。誰に向かってだ? 自分自身に向かってだ。元来、俺は計画性が無い生命で何事も思い付いてから語り始めるいけない癖がある。んで五武将の話を先にする主な理由は一つ……三つ目に其れを語りたかったからだ。
 えっと三つ目? つまり最初の祖父さん、そして親父との思い出話は俺の性格が現在のような性格に変遷してゆく過程を描く訳だ。次に二つ目のレットの話は生涯の友者であるレット・テンタウを紹介するお話さ。そんで三つ目に五武将の話が来る訳だが……其れじゃあ此れを楽しみに聞くどっかの誰かさんにちゃんと流れを理解出来ない可能性もある。たった一名で在ろうとも創作者は最後迄やるのが筋という物だ。誰も読まない誰も聞かないから別に放っておいて良いだろう……そんなの作品として生まれた作品に対する礼儀が成らんだろう? だから十二に分けて紹介する俺の物語は最後迄責任を取って語り継がないといけない。誰も聞いちゃくれないと知っていても作品は作者に放ったらかしにされる事を望まない。
 そうゆう訳で今更ながら流れを追って紹介する。最初は祖父さん、そして親父との思い出について、次に二つ目のレットについて、三つ目に五武将について、四つ目は最初の山場である最強の百獣型との戦いについて、五つ目が俺自身の中に存在する恐るべき存在について、六つ目がキッシェル・キーシェールとICイマジナリーセンチュリーについて、七つ目がテオディダクトスの氷が一斉に解けて世界中に津波が押し寄せる事態について、八つ目が首都ボルティーニが陥落する日について、九つ目が五武将の終焉について、十が俺が最愛の生命と出会い、そして最愛の生命と死に別れる事について、十一が最後の戦いについて、最後が今の俺が此の侭如何成るかについてだ。
 其れがわかったら三つ目である五武将に成る迄の俺の話から始めるぞ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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