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二回目の雑文……物事を決定する時に気を付けるべきは情緒

 如何もdarkvernuです。
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 ではあるショートストーリーでも書いてみようかなあ。

 とある本能山に聳える二つの村。一つは情緒で全てを決定する感情村。もう一つは経験則で全てを決定する理論村。其々同じように見えて全く違う。最初は感情村から見て行こう。
「良し、決めた。理論村と話し合いをしよう」
「村長、我慢出来ませんよ。あいつら何時も屁理屈ばっかりで頭に来るんだ」
「わかっているよ。だから先に話し合いをしてから最終決定をしようと思う」
「でもやっぱ攻め込もうよ、ねえ」
「だから駄目なもんは駄目だって」
「舐められっぱなしじゃあ我慢出来ないっすよ。わかってるでしょ、攻めましょう、村長!」
「そ、其処迄怒り心頭かい?」
「ええ、怒り心頭ですよ」
「で、でも……うーん、わかった」
「やったああ。じゃあ早速戦争の準備を始めましょうか」
 と此の様に一斉に攻め立てられると最初に決めた事は一瞬で覆してしまう。そんな感情村。一方の理論村では如何成るか?
「やはり話し合いは無理だ。感情村に備えて戦争態勢に入る」
「村長、其れじゃあ余りにも横暴ですよ。話し合いの道は如何したんですか?」
「そうですよ、村長。向こうだって話せばわかる筈です」
「駄目だ駄目だ。もう言ってしまった以上は今更決定は覆らない。此れは決定事項だ」
「でも向こうの中にも話が聞ける人間だって居る筈ですよ」
「最終決定は覆らない。わかったか、最終決定だ」
「横暴だ、俺達の意見は如何したあ!」
「村長は私だ。其れに戦争態勢の理由は幾つか用意する」
「本当に納得出来る理由なのか?」
「ああ、向こうは一時の情緒で今迄の話し合いを全て覆す村だ。そんな村と何度も交渉を試みた所で無駄だとわかった。だから此方は準備をしようと考える。わかるだろう、昨日の決定を今日の感情一つで翻す事の愚かしさを」
「た、確かにそうだけど……でも、だからこそ和平交渉派の村民とコンタクトして和平運動へと持って行けば話し合いへと繋がるんじゃないのか?」
「其れが出来たら苦労しない。其れにそんなのは初めからやらないと意味がない。此処迄来た時既に遅い。故に私は戦争態勢に踏み込む。此れ以上の異議申し立ては一切受け入れない。決定した以上はさっさと始めんかい!」
「頑固だなあ」
 と此の様に理論村では最終決定した以上、何が何でも決定事項を遂行する事を義務付けられる。こうしてみると二つの村は何方も目糞鼻糞に見えるだろう。しかし、明くる日に成ると如何なるか?
 先ずは感情村から行こう。
「え、戦争準備は?」
「やっぱ話し合いにしましょう、ねえ?」
「早々、向こうすんげえ武器を備えていますぜ」
「で、でも昨日は戦争しようって言ってたんじゃないの?」
「そ、其れは昨日の事じゃないか。俺達は日々成長する村だからね」
「だ、だから戦争しないの? 昨日は舐められっぱなしじゃあ我慢出来ないって言ってたじゃないか」
「そ、其れはあくまで熱く成り過ぎたんだよ」
「そうだよ。酒に酔っていたらそう成ったんだ」
「どんな理由だよ。其れに向こうは話し合いに応じる雰囲気じゃないよ」
「でも丸腰だったら向こうも手を止めてくれるし」
「そうだよ。だから戦争は止めよう、人死ぬし」
「うーん、わかった。そうしよう」
「流石村長だね、わっかりやすー!」
 昨日の事が今日の感情で全て覆す事に。何という村なのか? 一方の理論村では如何成るか?
「昨日と同じだ。最終決定は覆らない」
「でも向こうは白旗を上げております」
「駄目だ。昨日、武装して此方を威嚇した事実は変わらない。其れを此方が武装した理由で白旗を上げるとしたら今後も向こうは挑発行為をする可能性も踏まえて徹底して潰さないと駄目だろう」
「でも無抵抗な相手に牙を向けるのは余りにも非人道的ではないでしょうか?」
「其れは向こうもやるかも知れない事だ。其れに白旗を上げた此の時こそ、絶好の攻め時だ。そして、昨日の決定はやはり覆る事が無い。残念ながら村の存続の為、無垢なる村民の安全を守る為に感情村を攻め込む」
「あのう、村長。向こうの使節が話し合いを要求しましたよ」
「追い払え。昨日決定した事は一切覆しては成らん。決定は覆らない!」
「そんなあ」
 理論村の決定は依然として変わらず。結果、感情村は理論村を挑発した罪で攻め滅ぼされて其処に暮らしていた村民は全て理論村の奴隷と成った。其れだけではない。理論村は再発防止の為に感情村の土壌に塩を撒いて二度と人が住めない土地にしましたとさ……完!


 まあ少しわかりにくいから解説する。何時如何なる取引でも昨日と今日で大きく意思決定が異なると取引先の心証を損なう。なので意思決定する時は必ず今日の情緒でしない事。此れと同様に感情村の滅亡は民主主義の悪い手本として未来永劫語り継がれる。一時の情緒で全てを決定すると大変な事に成る。一度決定した事は如何なる時でも覆しては成らない。民主主義の基本はあくまで民衆の多数決で選ばれた代表の決定はどんな国民世論であろうとも覆る事が絶対にあっては成らないのが基本。だが、衆愚政治の場合は一々民衆の顔色ばかり窺う代表はまともな決断が出来ない。結果、外交は迷走に次ぐ迷走をする羽目と成る……例えばあの国とかあの国とかあの国とか。昔なら最後に会った人の意見に従って発言を覆すルーピー。幾ら官房長官や外務大臣がフォローしてもルーピーの一言で混乱を招く訳だからな……全く誰だよ、あいつを要する政党に票を投じた連中は(自分は違うからな……だからこそあの悪夢の三年超は今でも日本の足を引っ張っていると考えるからな)。
 要するに感情村の村長みたいな奴程、最も民を苦しめるトップは存在しない。幾ら下々がそう言っても一度取り決めた事を絶対に覆しては成らない。でないとカルタゴ民のように一族総奴隷にされたって過言ではない。一方で理論村の村長みたいに決断したら例えどんな罵りを受けようとも実行するトップは民を幸せに出来る。何しろ、周りから見れば筋が通っていて男らしく映るのだからな。そうゆう意味じゃあ昨今の政治屋どころか選挙屋に落ちぶれた連中は一回民主主義の基本とは何たるかを知らしめないと駄目だ。幾ら其れに不満があるからって其れは多数決で選ばれた代表が決定した事で在り、其れが不満なら選挙に出て代表に成って政治を変えるのが筋だろうに!
 此れは政治の世界だけじゃない。個人にも当て嵌まる。優柔不断な人間は何一つ決定出来ずに周りから非難を受ける事と成る。一方で決断力のある人間は例え一時的に周りから引かれるような事があっても最終的に周りが付いて来る。決断とは即ち、自分を示す絶好の指標だ……だから自分は其れに近付こうと頑張る物の、中々上手く行かないんだよなあ(辛)。
 という訳でショートストーリーの解説を終える。

 情緒による決定で最もやってはいけない例がやはり裁判の判決だろう。あれは判例に凡例を重ね、更には国民的な感情……ではなく、法律上ちゃんと適合出来るかを判断してから裁きを下す物だ。だが、とある地裁の裁判官や人権派を騙る弁護士共やある国の検事や弁護士共は此の基本を理解してないが為に一々感情で判決を下して法令順守の精神を歪ませてゆく。考えてみろよ、感情で全ての裁判が決まる悍ましさを。万引き事件で犯人が自分の親友という理由だけで無罪判決を出す意味を。殺人事件で殺された側が元虐めっ子だったという理由で無罪判決を出す愚行を。そう思うと如何に人間の感情が当てに成らないかがわかる筈だ。そう考えるとあの国の司法が如何に狂っているかを理解出来る筈だ!
 そうゆう訳で二回目の雑文は此処迄。後、検事や弁護士は絶対に筋読みするな。其れする位なら先ずは証拠を集めて理詰めしていかないと真実には辿り着けんぞ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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