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格付けの旅 第六天魔王波旬……降臨! 裸踊りスペシャルとファイナルディザスター

 ファイナルディザスター……其れは説明が難しい破壊の衝動。要するに『エンドレスイナーシブル』をより攻撃的にした存在だと思えば良い。兎に角、説明の難しい奴程に厄介な全生命体の敵は居ない。何しろあの『エンドレスイナーシブル』も説明するのが面倒な位、災害のやり方が理解が追い付かない。其れをベースに攻撃的だと説明しても常人にわかる訳がない。兎に角、そうゆう奴だ。
 1/1プラモデル達の協力もあってデイヴェスを突破したデュアンとアルッパー。彼等が向かうのはとある<ラテン系大宇宙>にある<ボンボン銀河>の<踊りん太陽系>第四惑星である『ちたま』。其処に不時着した二体はいきなり非現実を目撃する!
「此れは……死にたく成るな」
 何、平然と全裸で通勤ラッシュに励んでるんだよおお--其の星にある平和ボケした列島に良く似た国では男は裸で日常を送るのがデフォルトに成っていた!
「やばいな、此れは『裸踊りスペシャル』の仕業だ!」
 裸踊りスペシャル……前にも紹介したが、裸踊りに全力な指定全生命体の敵。兎に角、何でも全裸を推奨して迷惑極まりない。そんな指定変質者は裸の裸に依る裸の為の平和論を唱えるようだが……誰もが却下したい破滅理論だ。例え原始時代で在ろうとも俺ならノーサンキューだね。
「何だと、そんな変質者が此処に--」
「居るんだよな、嬉しい事に!」呼ばれもしないのに参上する既にフルチンな裸踊りスペシャル。「君達が噂の格付師とワタシと同じく全裸なアルッパー君だね!」
 俺はお前と同類じゃねえええ--幾ら動物が定義上裸でも此の変質者と一緒にされたら適わないアルッパーである!
 そしてアルッパーのホワイトホエールがその変質者に炸裂--勿論、其の前に天から赤黒い光が降臨してアルッパーを貫くのだった!
「ギャアアアアア……馬鹿な、事がああ!」
「何、俺でさえ気取れなかった!」デュアンは裸踊りスペシャルが大分格下である事を気付いているが故にアルッパーを貫く破壊の光の出所を気取る事を怠った。「幾ら襟巻蜥蜴みたいな奴でもこんな強力な攻撃を使える訳がない!」
「さてさて、何だか知らないが暴力はいけないよ!」
「全裸の暴力は……如何、何ダアア」
 アルッパーは見映えの暴力をツッコみつつ、意識を閉ざしてしまった。
「まあ、良い。ワタシの踊りに感銘した前、格付師デュアン君!」
 いや、別にいいし俺は偶々此処に流れ着いただけだし--そう言ってデュアンは此の場から去ろうとした。
 すると……デュアンロールを貫く先程の光--緊急転移しなければアルッパーの二の舞に成っていたと考えるデュアン!
(二度も……然も速度で放たれる光じゃない。光よりも速い反応速度を持つ俺達が全く気取れないなんて!)
 其の後、デュアンは次のように独り言を呟く。
「盆踊りを楽しめ……ってか?」
 こうしてデュアンは不本意ではあるが、裸踊りスペシャルの支配下に入ってしまった--ターバン以外を脱いで!
(ターバンだけ身に着けて良いなんて……こんな屈辱があるか!)

 デュアンはちたまにあるこじこじ市にて故さくらまるこ展覧会も覗く。夏に乳がんで亡くなった此の都市一番の漫画家さくらまるこを偲ぶ展覧会。其処を覗こうと思ったデュアンの思考は次の通り。
(やはり女以外は全裸か如何かを確かめたいからな。そして此処にはおばちゃん客が押し寄せるのだからある程度は……ン?)
 我が名は『黄泉山東伝』……民間療法を断つ陰陽師成り--デュアンの前に突如として口髭及び顎髭が既にもみ毛と繋がる謎の七十代前半の男が浮かんだ。
「丁度良かった。お前は如何やら全裸じゃないな。裸踊りスペシャルを倒す為にも協力して--」
 我が名は『黄泉山東伝』……魔法使いの甘言に惑わされない正義の味方成り--話を聞かない男だった。
「はあ、良く考えたら」デュアンは自分以外の客の目に自分が見えている男が見えていない事を目の奥に映る映像を覗き込んで確認した。「俺は例と話していたのか……だとしたらてめえは誰だ?」
 我が名は『黄泉山東伝』……試作品の宣伝の為に貴様に挑む男成り--メタフィクションなネタを口にした……其の時だった!
「うおおおお、危ないな!」デュアンは宇宙速度一以上で突然やって来たジャンボジェット機を回避。「オイ、展覧会が滅茶苦茶に成ったじゃないか!」
 我が名は『黄泉山東伝』……覚えておけよ、我が憎しみを--そう言って燃え盛る展覧会を後にする謎の男『黄泉山東伝』!
(はあ、何時も通り……でも格付帳は持てんのだよな。全裸の侭じゃあな。だが、紹介しない訳に行かないな)
 黄泉山東伝……其れは女にビンタされてエスカレーターから落っこちて死んだ自称霊能力者。そして余りにも哀れな老人。奴のプロフィールについては後で作者が出す予定の試作品に目を通して於けよ。其れよりも問題は此の男が何者なのか? 死後、奴はあらゆる人間の前に顕在しては本人しか見えない。そして本人に向かって意味不明な名乗りを繰り返す傍迷惑さを持つ。此のおっさんが見えた本人は暫くすると事故に遭って死ぬ。だが、死に方が別の意味で余りにもあんまり。ジェット機が本人に墜落したりするのはまだましだ。問題は動物園で謎のトランポリンが足下に現れて本人を鰐の口に向かって飛ばしてから喰い殺されたり、カーネルサンダースの像が飛んで来て米神に鋭い肘がヒットして死んだり、何故か子供にパンツごとズボンを脱がされた挙句にスケボーしていた男の膝が股間にクリーンヒットして悶絶死したり……と死に方として絶対に嫌な死に方をする事だろう。笑える死に方だと思うだろうが、全然笑えない。兎に角、黄泉山東伝と会ったら気を付けるように。奴は君達に普通の死に方をさせないからな。
 まあ俺は黄泉山東伝如きに殺されるような軟には出来ていない--そう言ってデュアンはジャンボ機の燃料に引火して爆発炎上しながら燃え盛る展覧会場を後にした。

 其れからデュアンはショッピングモールを目指す。だが、洋服店は『男お断り』で如何やらデュアンは全裸を好むと思われるそうだ。
(洒落に成らんな。裸踊りスペシャルを攻撃すれば謎の横槍が入ってしまう。かと言ってこの星から出ようとすればやはり同様に謎の横槍が入る訳だ。あの正体を掴まない限り、俺達は裸踊りスペシャルを征する事が出来ない。何なんだ、あの光は?)
 無様だな、デュアン・マイッダーよ--デュアンの背後に現れる全裸で顔だけフードで包まれた男が声を掛ける。
「……ワイズマンか。お前も裸踊りスペシャルの手下にされたか」
「俺は此の宇宙に存在するワイズマンだ。奴の支配下に入った覚えはない!」
「だが、顔だけ隠して顔より下を隠さないなんて奴の支配下に入りましたって告白しているようなもんだろ?」
「貴様、侮辱しているようだが……俺は奴よりも更に強大な存在に気付いて此の宇宙では不本意ながら此の姿をしている!」
 ……教えろ、其の正体は--デュアンは敢えてワイズマンに土下座をした!
 土下座をするデュアンに向かってワイズマンが取った行動は……後頭部に右足を乗せながらデュアンを地面にキスをさせるという屈辱的な行為だった。
「ワイズマン様と呼べ、デュアン。フフフフ、数多の屈辱はこんな物ではないぞ。貴様との因縁は長いし、何度俺が倒された事か。数多のワイズマンの憎しみは此れ位では済まん。大小の便を掛けるだけでは済まない。いっそ貴様の大好物である格付帳を目の前で破り捨てたい位だよ」
 そりゃあ……耐えられない物だな--格付師であるデュアンにとって今迄記して来た格付帳が目の前で破り捨てられる事は精神に堪える程の代物。
「さあ、呼べ……でないと貴様の大ファンだった『魔法戦士ウェーブスライダー』の最新刊である九十八巻を目の前で破り捨てるぞ!」
 魔法戦士ウェーブスライダー……其れは俺が孤児院に居た時から愛読するマジックヒーロー漫画。主人公のウェーブがある時、謎の妖精スライダーと出会う事で超人的な魔法使いと成って立ちはだかる悪の魔法賢者達を打ち砕くという王道魔法戦士漫画。原作者はシャワルン・マゼーラモア、脚本家は『ディアゴ・カーセロ』、原画家は五十一巻以降は『アリーシェ・ミルキーヌ』。其れ以前については後程、語るとしよう。
「ははあ、其れは俺が好きな王道魔法使い漫画だ……如何か教えを乞いたい、ワイズマン様!」
 チイ、わざとらしい奴め……だが許そう--悪と言えども契約は守る悪魔同様に其れ以上の屈辱を与えない話のわかるワイズマンだった。
 其れからワイズマンはデュアンに語った。あの光の主は……「あれがファイナルディザスターの成れの果てだ」
「成れの果てだって?」
「ウルトラバースデイの因果逆転が逆に仇を産んじまった。お前が良く知るあの神才が倒してしまった」
「倒されただって……デイヴェスと同格のあいつが!」
「破壊の宴を復活させるのが逆にファイナルディザスターを因果に挟む結果を産んだ。其の因果を『第六天魔王波旬』は裸踊りスペシャルに与えた訳だ……勿論、システムとしてな」
 『第六天魔王波旬』……だって--デュアンにとって其れは因縁深い名前である。
 第六天魔王波旬……其れは仏教に於ける他化自在天の絶対存在を表す。だが、俺にとっては故郷である惑星ディーを滅茶苦茶にしたデイズ人の『マーラ・ストームブリード』を指す。彼女は生まれ以っての悪意を宿ったまま生まれ、賢者ディーを超越する魔力と天才的な頭脳は瞬く間に第三次魔導大戦のきっかけに成る依り強力な魔導砲を開発するに至る。彼女は其れを振るってディーを地上の地獄へと様変わりさせた。理由か? 俺は直接奴と遣り合って聞いた事がある。其れについては青魔法の章で詳細に語るから如何ぞ。
(だが、あいつは魔科学世界版『N次元エネルギー』に依る暴走で三つに分かれ、一つは他化自在天に閉じ込まれ、一つは俺が直接葬り、もう一つは最も弱い状態で『ネバーランド』に転移した筈だが? 四つ目なんてなかったぞ。此れは一体如何ゆう事だ?) 
 デュアンの疑問に答えるようにワイズマンは次のように語り始める。
「波旬の四つ目はない……お前はそう考えているだろう?」
「其れで心を読んだつもりか、ワイズマン」
「あれだけ屈辱を与えられて忘れた頃に無礼な口を利けるなあ」
「俺の事はいいから話せよ、波旬があんな裸芸人の手を貸せる位に動き回れる理由を」
「良いだろう、教えてやる。因果を操るのが何も『ウルトラバースデイ』だけじゃない。『動き出す山』は貴様に倒された波旬の残骸をこっそり拾って来たんだ!」
 何だって……いきなり新手の全生命体の敵が登場するのかよ--『動き出す山』とはさっき作者が思い付いた全生命体の敵である。
(俺達は九十九体しか居ない。だが、全生命体の敵はほぼ無限に存在するからな。だが、そいつの存在は初めて聞いた。流石に其処迄俺は知らん!
 だが……あらゆる総合的な断片を無理矢理接合させてこう説明してやるか!)
 動き出す山……其れは山が動くという意味を越えた全生命体の敵。世の真理の一つに巨大過ぎて動いているように思えない事物が幾らでもある。そんな中で巨大過ぎて動きさえも察知させない存在こそが動き出す山。そう、スタイリー・デイヴェスクラスのサイズを誇り、更には『車輪の大地』にも匹敵する組織運営を可能とする極めて判別が難しいのが此の動き出す山。動き出した頃には既に手遅れ……という話は聞くだろう? 其れと同じように此奴は動き出した頃には既に事を終える事が多い。故に因果捜査に関しては『ウルトラバースデイ』に匹敵する。極めて厄介な全生命体の敵。さて、今回追加された全生命体の敵は動き出す山だけではない。『プグーグ』と激闘を繰り広げたというどっかのパチンカス炎上系ヨウツバーとよく似た全生命体の敵である『ファイアーリングツバター』やどっかで見た事がある国民的な亀の大王である『カメーイ』、其れと此れも又どっかで見た事がある活舌の悪い美少年の『スターチャージング』等々、此れからも全生命体の敵は追加されてゆく模様。作者が本気を出せば最高神の数さえ上回る65535体もの全生命体の敵だって夢では……あるな。其処へ至る迄に想像力は尽きるだろうな。
「まさかそいつが俺達が気付かない間に波旬を拾ったというのか!」
「まあな、そして--」
 如何もオオ、『炎上ヒーラー』だよおおん--真っ二つは避けるものの、背後からの神殺しのチェーンソーを浴びてデュアンは意識を失う!
「フン、俺がお前を見逃す訳がないだろうが」
「オイオイ、ワイズマンよお。俺はお前の為に本気で救いたいって思うんだ。如何よ、此れからパチパチしようぜ」
 結構だ、俺はパチンコという物が存在を消したい位嫌いだ--そう言ってワイズマンは姿を消した。
「はあ、駄目だねえ。まあ良い。『プグーグ』にリベンジしたいと思って動き出す山に従って不意打ちを仕掛けて見たら引っ掛かったのは大物のデュアン・マイッダーかよ。まあ良い、ちょうど鯨も拾って来た所だし……早速行こうぜ、裸踊りスペシャルちゃんよお!」
 モチの論さ、我が友『炎上ヒーラー』君--裸踊りスペシャルは兎も角、『プグーグ』の事を良く知る此の全生命体の敵は一体!



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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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