一兆年の夜 第百十四話 初めてのお使い(一)

 どうも僕の名前はタダナガラノイラルベキ……にんとく烏賊いか族の生命らしい。今日はお母さんからお使いを頼まれましたらしい。何でもえっと……忘れたらしい。そうだ、僕は烏賊族だから烏賊族だかららしい。
 うーん、忘れっぽい僕について少し紹介しておこうらしい。たこ族の生命と同じく僕は何でもらしい。じゃなかったらしい。えっとふくすう足会話という方法で水中内会話をらしい。じゃなくて水中内での意思そ通がはかれるそうだらしい。じゃなくて水中内では言葉が出ないらしい。じゃなくてえっと、その……そうだらしい。水中内では言葉を発しても上手く伝わらないらしい。だから僕は、いや僕達水中種族はみんな特定の意思そ通法をもって会話してるらしい。
 ちなみに僕は齢十にして十一日目に成るらしい。そこをよろしくお願いしますらしい。ついでだけど、言葉の最後に『らしい』が付くのは僕達烏賊族のなまりらしい。あ、言葉の最後ってごびって呼ぶのかならしい? 良くわからないらしい。
 そうゆう訳で僕はお使いに行くんだらしい。これ、初めてのお使いらしい。初めてだから上手く行くかわからないらしい。僕は初めてに何とかの、えっと……そうだらしい。これをかずまっちゃの安心出来ない何とかって言うらしい。お使い終わるまでずっと僕は『一抹』をかずまっちゃと呼んでいたらしい。本当の読み方はお母さんに教わったんだらしい。
 えっと僕が何を買うのかだけどらしい。それはルケラオスさんのゆ入若布と石板けずりと石紙三枚だってらしい。この通り、千マンドロンを渡されてお使いしてるらしい。ちなみにお使いかばんは複数足種族用の物を使っているらしい。
 そうして僕は向かったんだらしい。えっとにんとく島北側にりんせつするおかの上にあるお店にねらしい。ゆ入品はおかの上でしか売っていないらしい。出来るかな、僕にらしい?

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Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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