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試作品 お金様 最後に書くだけ書く試作品(5/5)

 如何も昔は為に成る事を言ってたグルメ哲学者も今ではパヨパヨチーンの一員か……知的で冷静な見方が出来ると思ったのにある書籍でモリカケに関してパヨパヨチーンみたいな事を言ってて「あ、完全に取り込まれたな」と思ったdarkvernuです。
 民主主義の危険性は大いに賛同するけど、だからってエゴに振り回されたら本末転倒だろうぜ……グルメ哲学者さんよお。と別段如何でも良い失望を語った所で少しだけお金様を進めるかあ。

 と其の前に制限時間は三百分で一題当たり最大百分。開始時刻は午後零時。
 最初の議題は何か? 其れは某世界的大手動画サイト日本支局の局長がパネルを出して紹介してくれた。ま、知っている話ではある。だが、こいつに関して如何やって意見を出せば良いのかを俺は知らない。
「では最初は『お金様は此の世に存在しない事を証明せよ』と」出たよ、悪魔の証明。「ところで此れを本気で議論するのですか?」
「そ、そうですわ。サイボーグが家計簿学園の獣医学部--」
「Rさん、意見を出すなら挙手して所属と名前をお願いします!」当然のように注意をするφ。
 だが、悪魔の証明に対して如何やって意見を出せば良いのだ? 余りにも卑怯な議題に他成らない。大体、無い事の証明なんて絶対にやってはいけない事は数学界だけじゃなく世の中の常識だろうが。俺達が此れに手を出せずに一本を取るのがビットマスタークラウンの狙いなのか? だとすればもう一つの方も厄介極まるなあ。さて、誰が挙手を……したな。
「では所属と名前をお願いします」
「ビットマスタークラウンの√だ。お金様が存在しない事は即ち、此の世に神は存在しないとアダム・スミスに突き付ける暴論よ。即ち、俺が言いたいのはお金様の存在は確定する。依ってお金様と資本主義及び競争原理は密接に関係する!」
 無茶苦茶な暴論で攻めて来たぞ。然も暴論を議題に出しておきながら暴論で暴論を論破するのは余りにも卑怯極まりない。こんなの如何やって……あ、挙手する人間がもう一人出たな。
「反論を申しますなあ」
「では所属と名前をお願いします」
「マネーバスターズのSSだ。お金様とはスミスが誕生する前よりも前に起きた産業革命に依って明確化された資本主義より前から支那にある商王朝にて初めて興ったとみるのが歴史的に正しい筈ですな」
「老いたな、SS。お金様と資本主義は違うと主張したいのか!」
「違いますなあ。お金様とは物々交換から貨幣を通じた交換に切り替わる迄はお金様不在の時代でしょうな。貨幣が無いという事はマルクスが主張する資本論のような状態が続き、物の価値を感覚だけで判断する非競争経済が続いていた事を意味する。だからってお金様が居たとしても当時は共産主義に近い専制主義の時代ですな。競争原理と密接に繋がる関係は認められない」
 所々に穴はありそうだが、其れに集中出来ない程に外野が五月蠅い。どっかの生主を激怒させたお笑いコンビみたいな奴等でも混じっているのではないかって思っても仕方ない状態に成りつつある。無論、俺がな。そんな俺達を気遣って司会進行のφは外野を注意した。
「では他に何か意見はありますか……如何ぞ、所属と名前をお願いします」
「俺の意見としては--」
「Gさん、所属と名前をお願いします」強行するGを制止するφ。
「はあ、最初に名乗っただろうが。何でわざわざ--」
「ルールですので厳守するように」其れでも我の強いGはルールに従おうとしないだろう。
 俺の予想は当たり、Gは強行しようとする。其処でφは懐よりある札をGの机に突き刺す……「何だと!」『イエローカード』を!
「Gさん、此れはルールなのです。イエローカード即ち……二枚集まると退場して貰いますよ」レッドカードはサッカー同様一発退場。
 然も補足すると只のイエローカードではない。一枚突き刺す毎に半時間は黙秘する義務を迫られる。其れを破ると即退場。
「タイマーが鳴る迄発言を控えて貰おう……おっと所属と名前をお願いします」
「ビットマスタークラウンのOです。其のイエローカードの基準と--」
「最初の議題は『お金様は此の世に存在しない事を証明せよ』です……無関係な話は控えるように」φは厳しい--故に容赦をしない!
「えっとでは……お金様は存在しないと証明出来ない」
「其の理由を述べて下さい」
「そ、其れは、えっと、其の、あのなあ、存在しないのだよ。君はわかるだろう」
「自分は司会進行です。なので其れについて答える事は致しませんので御了承を!」
「そ、其れは……えっと」
「マネーバスターズのC´だ。助け舟を出してやろうか、O」C´が挙手した!
「ではお答え下さい!」
「其れはなあ、此の丸く太ったおっさんの存在こそがお金様が未だに日本社会を支配している証拠!」だから如何した……と言われてもおかしくない意見だな。
「何だと。貴様、私を何だと思っている。話を聞く所に依ると貴様はニートだったじゃないか!」
「五月蠅いぞ、俺の弟であるCはお前に殺されたような物じゃないか!」
「勝手に死んだCを--」
「二人共、イエローカードだ!」こうやって発言権を封じる訳か--痛いな、余り喧嘩は出来ないな。
「オホン……残り六十分」
 現在発言が許されるのは俺も含めてマネーバスターズ側五人。ビットマスタークラウン側四人。だが、悪魔の証明染みた議題に対して俺達は暴論で意見を述べるしかない。誰が……居たのか、挙手する側が。
「では所属と名前をお願いします」
「ビットマスタークラウンのlogだ。抑々、悪魔の証明じゃないか?」言うな、其れを!
「ですが、一度決まった事は変えられないのです。では何処が悪魔の証明なのか教えてくれませんか?」司会進行もわかっていて尋ねるしかない辛い役職なのだ。
「そんなの決まった話だ。ない物を証明しようだなんて幾ら何でも無理も良い所だろう」
「そうですか。では他に何かありますか」此れ以上無茶振りを頼まれても困るのだが。
「いや、他に何かあるかと問われれば……そうだな。お金様って本当に居るのか?」
「いや、自分に尋ねられても困りますよ。ではどなたかlogさんに……如何ぞ、所属と名前をお願いします」
 挙手したのは「ビットマスタークラウンのRですわ。お金様は存在しますわ」只の一般人であるR。
「其の存在意義を問うているのです」
「其れはですね。憲法九条が日本の素晴らしい宝であるようにお金様も素晴らしい宝としてアジア各国に愛されていますわ!」
「いや、憲法九条云々の話は余計ではないでしょうか」
「何ですと。憲法九条の理念を無視するのですか!」
「申し訳ありませんが、此れ以上憲法九条で話を脱線するのでしたら……イエローカードを差しますよ」脅しで黙らせるφ。
「ウググ」
「マネーバスターズのJです。お金様は勿論存在します!」Jは恐らく、根拠なくそう主張するのだろう。
「其の存在理由は?」
「はい、お金様は正義の味方に必ず宿るのです!」
「だから存在する根拠を尋ねているのです」
「存在すると言ったら存在するのです。根拠も糞もありません!」力技で断定する気か--無茶を言うな、J!
「あ、そうですか」話が長く成ると感じて他の意見に話を進めるφだった。「ふう、では他に意見がある方……はい、所属と名前をお願いします!」
「ビットマスタークラウンのNです。自分の意見としましては悪魔の証明を議題に出した事を此処にお詫びします」まさか√を差し置いて詫びるなんて!
「いえいえ、今更詫びられても困りますよ」
「いえ、詫びの序に如何して其の議題を出したのかを此処に告白しますと……本件は『お金様』についてです。何故概念其の物のお金様について誰もが口にするのか? 此れには全国ネット及びネット生放送でも御覧の様に『お金様』について各々がコメントを出しております」
「成程、確かにそうですね。視聴者の皆様方から『お金様』について多大な意見が寄せられている事は事実であります。まさかですが、尋ねますよ。Nさん、貴方が所属するビットマスタークラウンが此の議題を出した狙いとは此の疑問を視聴者に問い合わせる為なのですね!」
「勿論です。悪魔の証明はいわばおまけなのです。本当の狙いは全国ネット及び世界各国に『お金様』の真の姿とは何なのかを皆様で意見を出し合う為なのです。其の膨大なるコメントの海こそ我々ビットマスタークラウンの狙い通りと成ります!」
「成程。其れで……ですか。自分は私見を述べたりしません。ですが、悪魔の証明とは其の様な狙いが込められているのですね……お、そろそろ残り時間が十分を切りました。他に誰か意見を述べる者は居ないのでしょうか?」やられたなあ--其れでない事の証明を議題に出したか……『お金様』という概念について問う為に!
 未だに俺は確固たる意見がない。一体如何すれば……って挙手--然も意外な人物が!
「では所属と名前をお願いします……残り時間は後八分ですよ!」
「ま、ま、ま、マネー、の、の、えっと……何だったっけ?」前までのような少人数じゃないからLさんが固まっている!
「マネーバスターズですよ、Lさん」
「あ、はい。ま、マネーバスターズのL、L、L、と、と、もう、申します!」何時ものLで辛い俺達。「そ、そうですね。えっと、お、『お金様』、は、みんな、の味方、です」
「残酷ですが、何故味方なのか説明して戴けないでしょうか?」
「えっとですね……そうだ。真面目に働く人に福が宿る、の、ですよ!」
「どのように服が宿るのですか……残り時間は後四分です」時間を教えないでくれ、φよ!
「はい、そ、そうですね。悪い人はお金を大切にしない傾向にあります。例えば競馬などのギャンブルに手を染めて。ですが、真面目に働く人にはお金は宿るのです。例え少量でも汗水働いた成果として降って来るのです。そ、其の為に--」
「申し訳ありませんが、時間切れです。次の議題に移りたいと思います」
 哀れ、L。其れでも最初の方は完全にNのファインプレーもあってビットマスタークラウン側に有利だ。拙いなあ、『イエローカード』に依る強制黙秘はもうとっくに過ぎた。だが、C´、G、Oはもう一枚下されれば退場するしか無くなる。今回のルールは前みたいに甘くない。口喧嘩が始まれば内容次第ではレッドカードに依る一発退場も想定される。
 果たして俺達に勝機はあるのか?


 という訳で『お金様』を進めて行きました。最終決戦に於ける追加ルールを事前に説明しなくて申し訳ない。けれども、レッドカードに相当される物でわかりやすい例を挙げれば暴力行為だからな。此れは流石に駄目だろう。つまり、乱闘事態に成ったら退場処分と成る。野球だろうとサッカーだろうと暴力で訴えないように。
 其れじゃあ試作品は此処迄だ。そろそろ一兆年の夜を始めるぞ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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