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一兆年の夜 第百十話 時間旅行 天才南野ヒツ市の閃き(倒)

 午後八時五十二分十八秒。
 場所は標高成人体型百六十七中央密林地帯。
 かつては何かが建てられた跡があった。だが、六十以上の年より前に何者かが既に建物ごと焼いた為に今では何も残らない。御丁寧に火では燃えない部分は何かの工事器具で粉砕されており、何も残らない。
 ガン流豆は其処で時間旅行機を使用して今度こそ元の時代に戻るべく試し始める……「待て、銀河連合が要因だと主張するなら奴等が来るまで待つのも科学者の務めじゃないーイか!」前にヒツ市がそう声を掛ける。
 実は此処へ来る迄に三名は銀河連合との戦いに備えて準備をしていた。時には狼煙を上げて仲間達に知らせる為の準備も。だが、用意出来たのは自作製電磁望遠砲二つと修理器具一式に医療用具一式のみ--心許ない状態の上に大軍が押し寄せれば瞬く間に鎮圧される装備である。
(此れだけで乗り切ろうと考える私達も如何かとは思うーウ。だが、時間旅行機には天王子が主動力としイーて備わる以上は何かしら、此処ら一帯を吹き飛ばす一撃は期待出来る。最も私達は無事では済まないーイからな……私達みたイーな何時死んでも構わない生命で良かった。え、ファウ俊がってエーイ? 彼が建築を進めるあれは別に生きーイている内に完成しないと既に諦めているしな。要するにファウ俊が死んだ後は現場監督の好きーイなように建築して良いという遺言書を工事開始前からやっていたそうだ。
 今はまあ、時間旅行機の稼働よりも先に済ませたーイ言葉がある。まだまだ未練たらしいのが老いぼれという物だアアー)
 三名は最後の討論を始める。議題はやはり時間旅行について。三者三様に主張を変えないが、少し異なる。其れはガン流豆は銀河連合と対なる一般生命にも秘めたる動力を持つのではないかという意見。此れは銀河連合を動力源に出来るなら対に成る自分達一般生命にも其れが果たせるのではないかという話だ。だが、同時に其れは一般生命を依り銀河連合の色に近付けかねない暴れた論理である。其の事を自覚しつつも敢えて勇んでゆくガン流豆だった。
 一方でファウ俊は中性微子の存在を主張するが、其の中で中性微子は当初としては死粒子と名付けられる程の見えない粒子だった。其の死粒子は更にお日様の放出現象……即ち、波動にも関連するそうであった。其の為に時間旅行の足助けとして近年では中性微子と呼ばれた粒子が関係しているのではないかと意見を述べる。
 最後にヒツ市は次のように主張する。此れは思考の中で説明する。
(確か私の主張する自発的対称性の破れは其の後に彼の質量を齎す粒子を発見しーイた……思い出したけど、名前は確かロディコチーター族で此処にイー最近登山予定のチータン・ヒッススで彼の名前から其れはヒッスス粒子と呼ばれるそうだ。まあだから何って聞かれたら此の様に言うねえーイ……其の質量を与えるヒッスス粒子の存在が寄り時間旅行に必要な波動を齎すとすれバばー、答えは自ずと見えて来る。まああくまでヒッスス粒子は補助機関に過ぎないーイ。嘗て信じられたえっと……忘れたけど、あれも元は電波と同じく補助機関に過ぎないーイ。だが、ヒッスス粒子は本来質量を持たない筈の我々に重みを齎してくれたアアー。時間旅行に重みを齎す可能性は如何して出来ないと主張出来るかアアー!)
 三名の討論は時間を忘れる程に迄激しく成る。逆に其れは物音に気付くまで恐るべき存在を気取れないのと同じだった--見上げたヒツ市が其れを見て……大声で叫ぶまで回避出来たかどうかさえわからない程に!
 回避した三名は恐怖する--其れは指揮官型……装備が如何とかそうゆう段階を超えた先に居る銀河連合!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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